熊川哲也 Kバレエ・オプト第3弾『シンデレラの家』衣裳にオニツカタイガーのアイコンモデル“MEXICO 66”を採用 Kバレエダンサーによる特別ビジュアルを公開
写真: 渡邉 肇/Hajime Watanabe
熊川哲也率いるKバレエ トウキョウとBunkamuraが仕掛ける新たなダンスプロジェクト「Kバレエ・オプト」が、最新作『シンデレラの家』にて、ファッションブランド、オニツカタイガーのMEXICO 66を採用することが決定した。
創立から四半世紀、芸術監督熊川哲也の下で豪華絢爛な古典バレエの全幕作品を生み出してきたKバレエが、現代社会に潜む問題をダンス作品に昇華し世界に発信することを目標に発足した「Kバレエ・オプト」。第2弾となるプラスチック汚染をテーマにした『プラスチック』では、The Guardian、SMCP、NHK WORLDといったグローバルメディアに特集されるなど、演出面のみならず社会面でも高い評価を得た。第3弾となる本作から、新たにドイツ公立劇場で芸術監督を務めた森優貴を芸術監修に迎え、既存の枠組にとらわれないダンスの深層を探る意欲的な創作を目指す。
『シンデレラの家』は、現代詩人最果タヒ書き下ろし原案による、ヤングケアラーの少女の人間的成長・家族との葛藤を描いた「シンデレラ」現代翻案作品。その重要なシーンでもある学校のシーンで、クラスメイト達がアイコニックなシューズとして着用する。
写真: 渡邉 肇/Hajime Watanabe
本作ではガラスの靴ではなく、2種類の「靴」が登場する。1つが、シンデレラが履くレインブーツ。足元の悪いぬかるみから少女を守る一方、動きを制限する足枷でもある。その対極として位置するのが、オニツカタイガーのMEXICO 66。シンデレラが家族を忘れ学友とのつかの間の自由を楽しむ、彼女の「憧れ」の象徴としてクラスメイト達が着用する。
本作の演出家であるジュゼッペ・スポッタが自身の創作の原点ともいえるクエンティン・タランティーノ監督作品『キル・ビル』でのオニツカタイガーの先進的なイメージをこよなく愛したこと、そしてバレエダンサーがスニーカーを着用して踊るというチャレンジングな取り組みとして今回の採用が決定したという。
写真: 渡邉 肇/Hajime Watanabe
公演情報
K-BALLET Opto『シンデレラの家』
In association with PwC Japanグループ
原案:最果タヒ「シンデレラにはなれない」
企画・構成:高野泰寿
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ「シンデレラ」(編曲・作曲:クリストフ・リットマン)
演奏:和田 永 エレクトロニコス・ファンタスティコス!
衣裳デザイン:進 美影(MIKAGE SHIN)
出演:森 優貴、酒井はな、白石あゆ美、石橋奨也、岩井優花、小林美奈、杉野 慧、吉田周平 他 K-BALLET TOKYO
主催:Bunkamura / K-BALLET
特別協賛:PwC Japanグループ
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化魅力創出助成]
【 日 時 】2024年4月27日(土)15:30開演、4月28日(日)12:30/17:00開演
4月29日(月・祝)12:30/17:00開演(全5公演)
【 会 場 】東京芸術劇場 プレイハウス(東京都豊島区西池袋1丁目8-1)
【】S¥9,000 A¥7,500 B¥3,000(税込)
【一般発売】好評販売中
【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244<10:00~18:00>
公式ページ: https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/24_opto_cinderella/