キ上の空論『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む。』上演が決定 中島庸介「今、僕ができる最高傑作」(コメントあり)

2024.4.16
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キ上の空論 獣三作 二作め 『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む。』

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2024年5月9日(木)~19日(日)シアタートップスにて、キ上の空論 獣三作 二作め『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む。』が上演されることが決定した。

2013年に中島庸介が旗揚げした「キ上の空論」。2023年には10周年を迎えた演劇ユニット「キ上の空論」は何気ない会話の中にある毒と傷、滑稽な人々の生活を描いてきた。

「獣三作」とは、タイトルにそれぞれ『けもの/ケモノ/獣』をいれ、三作品の『獣』をテーマにした全く違った物語を描くもの。一作め『けもののおとこ(紀伊國屋ホール)』を皮切りに、二作め『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む(シアタートップス)』、三作め『緑園にて祈るその子が獣(本多劇場)』と展開を予定。今回はその二作めで、医療機関を介さずに精子提供を行う『孕ませ(はらませ)男』と、第三者に寝取られる事で愛を確認し合う夫婦の、現在とこれまでを描いた物語。

上演決定にあたり、中島庸介のコメントが到着した。

キ上の空論 中島庸介

本企画は「獣三作」と銘打ち、三作それぞれ違うアプローチで「獣」を描くものです。一作め「けもののおとこ(紀伊國屋ホール)」を皮切りに、二作めをシアタートップスにて。三作めを本多劇場で上演します。本作「除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む。」はその2作めで、医療機関を介さずに精子提供を行う“孕ませ(はらませ)男”と、第三者に寝取られる事で愛を確認し合う夫婦の、現在とこれまでを描いた物語です。 タブーを切り捨てるのはなんか違うだろうと思い、目を背けたくなるようなシーンも決心して描きました。一言で言えば精子提供の話です。登場するのは妊娠させたい人と妊娠したい人。ただセックスがしたい人。傍観だけして意見を言うだけの人。みんな身勝手な人達だし、個人的には大嫌いな人達なんだけど、どこか愛おしく思ってしまうんですよね。内容が内容だけに中途半端はやっちゃいけないと思ったので、全身全霊で取り組んでくれる俳優達にオファーしました。今、僕ができる最高傑作だと思っています。どうか観て頂きたいです。

ストーリー

医療機関を介さずに精子提供を行う『孕ませ(はらませ)男』と、第三者に寝取られる事で愛を確認し合う夫婦の、現在とこれまでを描いた物語。
正木円治(まさきえんじ)は、“寝取られ”の性癖を持つ夫婦やカップルとSNSで出会い、公認で依頼者のパートナーとセックスをする活動をしている。 ある日、円治は星野夫婦から、精子提供という名の“孕ませ”の依頼を受ける。悩む円治だったが、認知はしないことを約束し依頼を引き受ける。 そんな中、別の女性からも同じく“孕ませ”の相談が…
昔、引きこもりだった円治と、星野夫婦の性愛を軸にして、生きづらい世の中を描いた《人と人と人》の話。

公演情報

キ上の空論 獣三作 二作め
『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む。』
 
【日程】2024年5月9日(木)~19日(日)
【劇場】シアタートップス
【料金】前売6,000円 / 当日6,500円(全席指定・税込)
U-25割4,000円(税込) ※25歳以下対象、要身分証明提示/各回限定10席

 
【出演】
藤原祐規
松原怜香 田名瀬偉年 板場充樹 小町実乃梨
山口快士 小野塚渉悟 平野紗貴 家入健都
南出めぐみ
藍澤慶子
 
【スタッフ】
作演出 中島庸介(キ上の空論)
音楽 堀山俊紀(ikihsot)
舞台美術 愛知康子
音響 水野裕
照明 若原靖
衣裳 梶山ゆめ乃
演出助手 保坂麻美子(キ上の空論)、小日向雪
舞台監督 住知三郎
宣伝美術 藤尾勘太郎
舞台写真 保坂萌
映像撮影 川上ルイベ
制作 三國谷花
制作協力 鳥谷規
協力 avenir'e/アミュレート/ikihsot/END es PRODUCE
猿博打/Cheeky/プレミアムエンターテインメント

プロデューサー 中島庸介(キ上の空論)
企画・主催 キ上の空論
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