鳥取発『赤毛のアン』が日本初・生演奏の全幕バレエとして上演決定、C席は小学生以下無料「子どもの目標のひとつに」

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2024.7.2

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10月12日(土)、13日(日)にとりぎん文化会館 梨花ホールにて、新作バレエ『赤毛のアン』が上演される。

「挑戦」と「出会い」をテーマに、アンの成長と彼女がもたらす人と人とのつながりが描かれた作品で、世界中の老若男女に愛されてきた長編小説『赤毛のアン』。原作ルーシー・モード・モンゴメリ生誕150年となる2024年に、鳥取県文化振興財団がオリジナルのプロデュース公演として制作、上演する。おしゃべりで想像力豊かなアンをセリフが無いバレエで表現する新たな試みで、日本で初めて生演奏の全幕バレエとなる。

演出・振付にバーミンガム・ロイヤルバレエ団で長く活躍してきた振付家の山本康介を迎える。指揮・音楽監督は、鳥取県出身で国内外のバレエ公演やオーケストラとの共演で活躍の場を拡げている井田勝大。バレエ界を牽引するスタッフを揃え、プロダンサーと地元出演者83名で作る創作舞台を鳥取から全国へ発信し、2025年以降に他の劇場での上演を目標に掲げる。

はイープラスにて販売中。「日々バレエの稽古に取り組んでいる子どもたちにとって目標のひとつとなるような舞台作品として制作」するとの思いから4歳から入場可能で、C席限定で小学生以下が無料(要整理券)。詳しくはHPをチェックしよう。

公演情報

新作バレエ『赤毛のアン』全3幕
日時:
10月12日(土)開場 15:15 開演 16:00 終演 18:00
10月13日(日)開場 13:15 開演 14:00 終演 16:00
※途中休憩あり ※対象 4 歳以上
会場:とりぎん文化会館 梨花ホール[鳥取県鳥取市尚徳町 101-5]
 
制作:
振付・演出 山本 康介
指揮・音楽監督 井田 勝大 (鳥取県出身/指揮者)
台本 森川剛(鳥取県在住/劇作家)
作曲・編曲 葛西 竜之介
衣裳デザイン 武田 久美子
衣裳製作 工房いーち
ヘアメイク 星野 安子
照明デザイン 足立 恒
舞台監督 狩俣 康徳
制作協力 日本バレエ協会、KEDIA Music Create
宣伝・楽曲協力 日本アニメーション
事業コーディネーター プレジール・レター
後援 カナダ大使館、カナダ観光局、プリンス・エドワード島州政府観光局
企画制作:鳥取県文化振興財団
 
<ストーリー>
「神さま、どうして私はこんなふうに生まれてきたの?」
底抜けに明るいアンだって、何度この問いの前で泣き叫び、大声で怒り、ふとんの中にうずくまってじっと夜が明けるのを待ったことか。そんなアンをいつも側で見守っているマシュウとマリラ。そしてプリンスエドワード島の大自然。
アン・シャーリー。わずか4歳で両親を亡くし、たらい回しにされたあげく、1897年春、11歳のとき、カナダ東部にあるプリンスエドワード島・アボンリー村のグリーンゲイブルズと呼ばれる家に間違って連れて来られる。アンはそこに住むマシュウ・カスバートとマリラ兄妹の心を動かし、ついにいっしょに暮らすことになる。
ずば抜けた想像力と行動力を持つアンは、学校で人気者のギルバート・ブライスと大ゲンカしたり、「心の友」と呼び合うダイアナ・バリーとひょんなことで絶交するはめになったり、いつも揉め事が絶えない。でもそのたびに周囲とのつながりを深め、アンも成長していく。
冬となり、学校ではクリスマス・コンサートの大イベントが開かれる。アンは練習に夢中になるあまり、マシュウの異変に気がつかない。床に倒れるマシュウ。しかりつけるマリラ。アンはコンサートに出演できるのか?
 
※対象4歳以上(3歳以下入場不可)
※C 席限定で小学生以下無料整理券、他の席種は有料(U22 料金)
※無料整理券は鳥取県文化振興財団プレイガイドでの取り扱い
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