ピアニスト・ニュウニュウのソロ・リサイタル ゲストにCocomi、上野耕平の出演が決定

2024年10月13日（日）・14日（月・祝）浜離宮朝日ホールにて開催される、ピアニスト・ニュウニュウのソロ・リサイタルのゲストアーティストが発表となった。13日（日）にはフルート奏者のCocomi、14日（月・祝）にはサックス奏者の上野耕平がそれぞれ出演する。

6歳でコンサートデビュー、11歳で初来日しサントリーホールでの公演を果たして以来、日本を含む世界各地で20年以上にわたり第一線にて活躍を続けているニュウニュウ。演奏活動のみならず、作曲家、プロデューサーとしても歩みはじめ、2024年6月にはイープラスとのエージェント契約締結を発表。その際のSPICEインタビューでは、多様性のある活動ができるアーティストとして、若い才能の発掘や子どものための活動など、次世代に継ぐ活動をしていきたいと展望を述べている。

今回のリサイタルも、同インタビューの際に温めていると明かした企画のひとつ。2023年にリリースした最新アルバム『Lifetime』の楽曲を中心に構成されるもので、ニュウニュウいわく「20年間のキャリアでも最も気に入ってるプログラム」。伝統的なピアノ曲だけでなく、オペラ、協奏曲、賛美歌、ミュージカルなど全世界15名の作曲家によるポピュラーな曲目を演奏し、喜び、怒り、哀れ、楽しみなど人生における感情や旅路を表現する。

13日（日）のゲストCocomiとは縁も深く、これまでCocomiがリリースした２作のアルバムやデビュー・コンサート等で共演を重ねている。リサイタルでは、ロルフ・ラヴランド「ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン」（Niu Niuによるフルートとピアノ編）など2曲を演奏予定。一方、14日（月・祝）のゲスト上野耕平とは今回が初共演。ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」より第18変奏をニュウニュウが上野との共演のためにアレンジし、初披露する。

【10/13（日）ゲスト】Cocomi（フルート）

3歳からヴァイオリン、11歳にフルートを始める。
桐朋学園大学音楽学部 カレッジ・ディプロマ・コースを修了。現在同大学ソリストディプロマコースに在籍中。フルートを泉真由氏、NHK交響楽団首席フルート奏者である神田寛明氏に師事。
2022年4月デビュー・アルバム『de l’amour』をリリース。ラン・ラン、デイヴィッド・ギャレットなど世界的アーティストとの共演を経て、2023年11月には2ndアルバム『Mélancolie』をリリース。同月、東京・紀尾井ホールで自身2度目となるリサイタルを成功裏に終える。

【10/14（月・祝）ゲスト】上野耕平（サクソフォン）

東京藝術大学器楽科卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第１位・特別大賞（史上最年少）。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位。NHK-FM「×（かける）クラシック」の司会やテレビ「題名のない音楽会」「妄想トレイン」など、メディアへの出演も多い。17年度第28回出光音楽賞、18年第9回岩谷時子賞奨励賞受賞。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。音楽以外にも鉄道と車を愛し、深く追求し続けている。
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