温度で味が変わる!? 中田英寿の企画が体感できる「日本酒ラボ」開催

2016.1.14
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1月13日(水)から15日(金)の3日間、東京・赤坂の草月会館にて、リーズナブルな値段で日本酒の飲み比べができる「日本酒ラボ supported by e仕事」が開催。会場には、新澤醸造(宮城県大崎市)の杉原健太郎専務取締役もスタッフとして参加し、日本酒の魅力をPRする。

この企画は、元サッカー日本代表の中田英寿氏と日研トータルソーシング社が立ち上げた「モノづくりニッポン e仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクトによるもので、これまでに、伝統工芸や日本酒を通じ、国内外で日本のモノづくりについて情報を発信してきた。第3弾となる今回は、日本全国250カ所以上の酒蔵を訪問した中田氏発案のもと、“ワインセラー”ならぬ「日本酒セラー開発プロジェクト」に決定。その一環として、日本酒に対して、いかに温度管理が重要であるかをより知ってもらえたらという中田氏の思いから、それぞれ異なる温度で管理された日本酒をテイスティングして味の変化を楽しめる「日本酒ラボ」が企画された。

無料で試飲ができる銘柄は「東洋美人」と「伯楽星」の2種類で、それぞれに“火入れ”と“生”の状態を用意。さらに“火入れ”と“生”をそれぞれ「-5〜5度で保存されたもの」と「常温」の異なる保存状態で試飲することができる。つまり「東洋美人」で4パターン、「伯楽星」で4パターンのテイスティングが可能だ。

“火入れ”は、フレッシュ感がなくなり、老香(ひねか)という熟成香が加わることでナッツのような味わいに。対して“生”も、フレッシュ感がなくなることで甘酸っぱさが強まり、生老香という特有の熟成香が加わるため、“火入れ”とは違った日本酒の表情が楽しめる。

また、試飲の利用者にだけ、1杯300円で先の2種類に「十四代」、「初亀」、「美丈夫」、「磯自慢」、「飛露喜」、「松の司」、「黒龍」、「義侠」、「醴泉」、「明鏡止水」を加えた全12銘柄も提供!

青山一丁目駅からすぐ、19時から22時までと遅めの時間帯なのも嬉しい限り。温度管理で日本酒の味がどう変わるのかを体験できる「日本酒ラボ」で、日本酒の新しい世界を知ろう。【東京ウォーカー】