才能煌めく新人の演奏とオペラの豪華２本立てで贈る『成人の日コンサート』　2025年はウエンツ瑛士がオペラ『ラ・ボエーム』に語り手として登場

2025年1月13日（月・祝）サントリーホールにて『第36回 成人の日コンサート2025』が開催される。

36回目となる2025年は、第1部は昨年の日本音楽コンクール優勝者・水野琴音（ヴァイオリン）がソリストとして登場、園田隆一郎（指揮）、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とともにサン=サーンス《序奏とロンド・カプリチオーソ》を演奏する。

第2部は、19世紀パリのカルチエ・ラタンを舞台に、詩人ロドルフォとお針子ミミの純愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いたプッチーニの青春オペラ『ラ・ボエーム』。プッチーニの名曲「冷たい手を」「私の名はミミ」「私が街を歩けば」などが全編にわたり流れ、ロマンティックな物語を紡ぎ出す。『成人の日コンサート』では、田尾下哲の洗練された演出で演奏会形式にハイライトを上演する他では見られないオリジナル企画で届ける。

出演は、透明感を湛えた優雅な美声ソプラノ・砂川涼子、卓越したパフォーマンスと華やかな存在感で聴衆を魅了するソプラノ・冨平安希子、リリコ・スピトンの美声で注目を集める次世代を担うテノール・宮里直樹、幅広い世代から支持のある若き俊英バリトン・池内響など、実力派キャストに加え、英国留学でミュージカル本場を体験し、昨今は芸能活動のみならず、クラシックコンサートのナレーションの仕事にも幅を広げて活躍中のウエンツ瑛士が語り手として物語を進行する。