D・ボウイの葬儀はなし?遺体はすでに火葬と英紙報道
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1月10日にがんのため亡くなったデヴィッド・ボウイの遺体はすでに火葬されており、告別式は本人の遺志で行われないと英紙デイリー・メールのサイトMail Onlineが伝えている。
同紙によれば、ボウイの遺体はすでに米国で友人や一族不在のままひっそりと荼毘に付されており、ボウイは家族に自分の葬儀はしないで欲しいと言い残して逝ったという。ボウイは1月10日に亡くなった後、本人の意向通りにすぐに火葬されたそうだ。
また、英紙ミラーのサイトによれば、ボウイは生前、妻や家族に自分は人知れず葬られたいと言い、音楽だけで人々に記憶されたいと繰り返し語っていたという。
「多くの点で、ボウイの生涯を思い出すために、彼の葬儀などする必要はありません。その代わりに、人々には彼の音楽が残されています。彼は大袈裟な見世物やファンファーレなしで、大騒ぎされずにただ消えたかったのです。それはいかにも彼のスタイルです。彼の遺作アルバム『★(Blackstar) 』がファンへの別れの挨拶になっていますしね」と関係者がミラー紙に証言している。
ボウイは自分の葬儀や追悼式を全く望んでいなかったようだが、来月のブリット・アワード授賞式を始めとして数多くの追悼パフォーマンスや追悼ライブがすでに予定されている。だがそうした世の中の騒ぎとは対照的に、ボウイの遺体は通夜も告別式も一切行わない直葬式で火葬されたそうで、その費用は480ポンド(約8万1000円)から630ポンド(約11万円)が相場だと英紙デイリー・メールは伝えている。
「品格と尊厳をもって逝ったアーティストに乾杯」「クール」「ただ美しいとしか言いようがない」「最後の最後まで彼は自分自身を貫き通した」「スターマン」などの読者メッセージが同紙サイトに殺到している。【UK在住/MIKAKO】