０才から生の音楽体験を！親子で安心して参加できる未就学児のためのクラシック・コンサート『Concert for KIDS』【特集：こども音楽フェスティバル 2025】Vol.2

世界最大級のこどものためのクラシックの祭典『こども音楽フェスティバル 2025』が、ゴールデンウィークにサントリーホールで開催！国内外の第一線で活躍する多数のアーティストを迎え、様々な年齢のこどもたちにあわせたバラエティ豊かなプログラムをお届けするこのフェスティバルは、“こころ はずむ ひびきあう”という言葉とともに、音楽に触れる感動と、音楽を分かち合う歓びをこどもたちに伝えていく。

★関連記事：『こども音楽フェスティバル 2025』公式アンバサダーの清塚信也氏からコメントが到着！記事は【こちら】

フェスティバルの公演を紹介する連載第2弾は、０才からの小さなお子さまのための公演を二つご紹介する。ピアノ、歌、弦楽器、管楽器などバラエティに富んだ楽器の音色を楽しめる『Concert for KIDS ～０才からのクラシック(R)～＜スペシャル版＞』（以下、『０才からのクラシック＜スペシャル版＞』）、そして０才からフル・オーケストラの演奏をお楽しみいただける貴重な公演『Concert for KIDS ～０才からのオーケストラ～』（以下、『０才からのオーケストラ』）だ。

満足度99％の大人気コンサート・シリーズの秘密とは？お子さま連れにとって気になるポイントをいくつかご紹介する。

我が子にはとっておきの「初めて」を体験させたいと願うのは、どの親も考えることだろう。だが、クラシック・コンサートへ出かけるのは、博物館や美術館へ子どもを連れていくのと同じくらい、あるいはそれ以上に躊躇することかもしれない。こと、静かにじっと座っていなければならない状況とあれば。

……途中でぐずってしまったら？周りに迷惑がかかるのでは？ベビーカーで行っても大丈夫？近くにおむつを交換できる場所はあるかしら。もっと大きくなってからがよいかしら。などなど……。小さな子ども連れの親は考えることがいっぱいなのだ。

1999年から全国各地で開催を重ね、そんな不安をひとつひとつ解消してアップデートしてきたのが、『Concert for KIDS』シリーズだ。

●親子に優しい時間設定

お子さまはもちろん、保護者の方からも大人気の『Concert for KIDS』シリーズは休憩なしの約１時間公演。『０才からのクラシック＜スペシャル版＞』は11時開演（公演5／2025年5月4日（日・祝））、『０才からのオーケストラ』は10時30分開演（公演8／2025年5月5日（月・祝））と、小さなお子さまのいるご家族が揃って外出しやすく、お子さまの集中力も持続しやすい午前中の開催だ。終演後にはコンサートの余韻か残るなかランチを楽しんでゆっくり帰宅、といったように無理なく休日の予定を立てられる。五月晴れのなか、アーク・カラヤン広場に設けられた屋外ステージや協賛企業による展示・体験ブースに立ち寄るのもよいだろう。

●気になる安心ポイント

『Concert for KIDS』シリーズは、０才からの小さなお子さまに楽しんでもらうことを何より大切にするコンサート。周りのお客さまも皆お子さま連れなので、泣いてしまったり、ぐずってしまったりしてもお互い様だ。コンサート中はいつでも出入りが可能なので、途中でホワイエ（ロビー）に出て気分転換もよし。抱っこされて音楽を聴いているうちに気が付いたらぐっすり寝てしまう子も……。まるで子育て広場や保育園のようなリラックスした雰囲気のなかで、上質な音楽に身をゆだねることができる。

また、ベビーカー置き場、授乳室、おむつ交換スペースが用意される。快適にご利用いただけるよう、常用の設備以外にも数を増やし、小さなお子さまを迎える準備が整えられているのも安心して来場できるポイントの１つだ。

さらに、会場には『Concert for KIDS』オリジナル・キャラクターの「そらくん」が日本全国ツアーを完走して皆に会いにやってきてくれるそうだ。白くて丸い愛らしい姿に、初めて目にするお子さまたちも駆け寄っていくだろう。はじめてのコンサートホールに緊張気味のお子さまも、ぐっと心ほぐれる瞬間になるはずだ。コンサートの来場記念にそらくんと一緒にカメラに収まれば、家族のよき思い出になるのでおススメだ。

●お子さまにこそ、本物を

安心して来場できるポイントはいくつもあるが、一番の魅力は何といってもコンテンツの充実度にある。

『０才からのクラシック＜スペシャル版＞』の魅力は、バラエティに富んだ楽器の音色を一挙に味わえる点だ。ソプラノ（歌）、ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーン、マリンバ、ピアノという9種11名のアーティストが勢ぞろい。ヴァイオリンの優しい調べやトランペットの張りのある音色に、コンサートが初めてのお子さまも惹きこまれることだろう。モーツァルト作曲「トルコ行進曲」やエルガー作曲「愛の挨拶」といった時代を超えて愛されるクラシックの名曲が、お子さまの目線に合わせた楽しく面白いお話とともに繰り広げられ、あっという間の1時間となるはずだ。

手拍子で音楽に参加したり、リズムに合わせて抱っこでゆらゆら揺られたりと、お子さまの年齢に合わせた楽しみ方ができるのも魅力の一つ。時にはアーティストがステージから降りてきて我が子の目の前で演奏してくれるかもしれない。少しこどもが飽きてきたかな？という絶妙のタイミングでこうした仕掛けが繰り広げられ、こどもたちの集中力を繋いでくれるのだ。

手拍子で音楽に参加したり、リズムに合わせて抱っこでゆらゆら揺られたりと、お子さまの年齢に合わせた楽しみ方ができるのも魅力の一つ。時にはアーティストがステージから降りてきて我が子の目の前で演奏してくれるかもしれない。少し子どもが飽きてきたかな？という絶妙のタイミングでこうした仕掛けが繰り広げられ、子どもたちの集中力を繋いでくれるのだ。

『０才からのオーケストラ』は、その名の通り０才からオーケストラの生演奏を聴くことができる貴重なコンサートだ。1911年創立、日本で最も古い歴史を持つオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団が、マエストロ・園田隆一郎とともに演奏する。モーツァルトに扮したソプラノ歌手と、オペラ『魔笛』の役柄にしたバリトン歌手のかけ合いにより、オーケストラの秘密を易しくひも解くコンサートになるだろう。まだ言葉を話さないような小さなお子さまも、オーケストラの色とりどりの音楽をからだいっぱいで受け止めてくれる様子が目に浮かぶ。

ご家族でとっておきのコンサートデビューを楽しもう。

※写真はいずれもイメージです。実際の演出内容とは異なる可能性があります。