歌舞伎座『七月大歌舞伎』昼の部より新歌舞伎十八番『船弁慶』『紅葉狩』の特別ビジュアルを公開

ニュース
舞台
2025.5.4
歌舞伎座『七月大歌舞伎』昼の部特別ビジュアル

歌舞伎座『七月大歌舞伎』昼の部特別ビジュアル

画像を全て表示(2件)

7月に東京・歌舞伎座で上演される『七月大歌舞伎』昼の部より、『船弁慶』と『紅葉狩』の特別ビジュアルが公開された。

2025年は、松竹創業百三十周年の節目として、歌舞伎座では1月より意欲的な公演が行われている。7月歌舞伎座『七月大歌舞伎』昼の部では、新歌舞伎十八番より『大森彦七(おおもりひこしち)』、『船弁慶(ふなべんけい)』、『高時(たかとき)』、『紅葉狩(もみじがり)』の4演目が一挙に上演される。

新歌舞伎十八番とは、江戸から明治にかけて活躍した名優・九世市川團十郎が、父・七世團十郎が制定した「歌舞伎十八番」に続き、新たに家の芸を集めて制定したもの。今回は、当代市川團十郎が、2007年の博多座『二月花形歌舞伎』以来 18 年ぶりに『船弁慶』静御前/新中納言平知盛の霊を、2006年の歌舞伎座『十二月大歌舞伎』以来 19 年ぶりに『紅葉狩』更科姫実は戸隠山の鬼女を勤める。

十三代目市川團十郎白猿

十三代目市川團十郎白猿

公開された特別ビジュアルでは、『船弁慶』の平知盛の霊と『紅葉狩』の戸隠山の鬼女が見つめ合うように配され、2作品の後シテの迫力を一枚に凝縮。平家を滅ぼされた怨みを抱く平知盛の霊、美しい姫から本性をあらわす鬼女の横顔が描かれている。

公演情報

歌舞伎座 松竹創業百三十周年「七月大歌舞伎」
日程:2025年7月5日(土)~26日(土) ※休演7月11日(金)・18日(金)
会場:歌舞伎座(東京都中央区銀座4-12-15)
 
演目:
【昼の部】『大森彦七』、『船弁慶』、『高時』、『紅葉狩』
 
2025年6月14日(土)一般前売発売予定
 
※詳しい内容については、歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人(かぶきびと)」や松竹演劇部公式SNSにて随時発表。
 
公式サイト https://www.kabuki-bito.jp/
シェア / 保存先を選択