世代を超えて愛されてきた感動作が四半世紀ぶりの”再演” ミュージカル『あんず~心の扉をあけて~』上演が決定
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2025年8月20日(水)~22日(金)にタクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびホール)にて、ミュージカル『あんず〜心の扉をあけて〜』が上演されることが決定した。
ミュージカル『あんず〜心の扉をあけて〜』は、2000年に小椋佳氏主宰の「アルゴミュージカル」で制作されたオリジナルミュージカル。20年以上にわたり国産ミュージカルを発表してきた「アルゴミュージカル」(2008年活動終了)のレパートリーの中でも多くの人々に愛された名作を、このたび、”アルゴ卒業生”である西川大貴が演出を務める特別なトリビュート企画として上演する。
初演版の魅力はそのままに、脚本・作詞の高橋亜子、作曲の甲斐正人が作品をアップデートし、新曲も追加。演出の西川大貴をはじめ、音楽監督・編曲の桑原まこ/桑原あい、振付の吉元美里衣など、魅力的なクリエイター陣により四半世紀ぶりの"再演版"として蘇る。
タイトルロールのあんずと、彼女の友人、遥香と周子の3人組を演じるのは、『あんず』初演時に子役として参加しており、その後もミュージカル『レ・ミゼラブル』コゼット役など主要キャストを演じてきた清水彩花、ミュージカル『SIX』日本キャストとして熱狂的ブームを生んだ皆本麻帆、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』でラプンツェルの歌唱を担当した小此木麻里。
子ども時代のあんずや仲間たちの兄貴分・哲也役には、演出も担当する西川大貴と、現在『キンキー・ブーツ』に出演中の聖司朗がWキャストで出演。そして哲也の恋人で、作品の鍵を握る真弓役は、NHK連続テレビ小説「おむすび」への出演も記憶に新しい田村芽実が務める。
子ども時代のあんずと兄・翔太をはじめとする子役は、公募によるオーディションから12人の実力者たちが選出。オーディションの様子は公式サイトに掲載されている。
上演決定にあたり、企画・演出・出演の西川大貴よりコメントが到着した。
企画・演出・出演(Wキャスト) 西川大貴 コメント
西川大貴です。
遂に公演の全貌を発表できました…!物語も音楽も最高で、人のぬくもりを感じられる作品です。
今年はこの "アルゴミュージカル トリビュート『あんず~心の扉をあけて~』" に全コミットしてきました。
なぜなのか…その想いは公式サイトに書き倒しましたので読んでいただけると嬉しいです…!!!!
ここではカンパニー について語ります。
まずは大人キャスト。僕が全幅の信頼を置く俳優しかいません!そしてここがこだわりなんですが、全員、「子どもとの演劇作り」に縁があるメンバーです。
清水彩花さん。彼女はアルゴミュージカル『あんず』の2000年公演に子役として出演していました。今回は、大人になったあんず役として当時と同じメロディラインを歌います。胸熱です。そんな清水さんと、あんずの親友役を演じる皆本麻帆さん、小此木麻里さんは、『アニー』2001年公演の同期生です。そして実は私、西川大貴も同期生です。エモすぎです。僕とWキャストの聖司朗さんとは『ビリー・エリオット』で共演しており、彼はなんと海外で表現教育の現場経験があります。そして田村芽実さん。彼女はアルゴミュージカルを観て育ったそうで 、自身で子どもたちの観劇招待を企画するなど、幅広い視点で演劇をみている稀有な俳優です。
クリエイター・スタッフ陣も最強です。僕が様々な現場で出会い「一緒に作品づくりをしたい!」と思っていた方々、そしていつかご一緒したいと願っていて今回初めて声を掛けさせていただいた方など。ミュージカルに限らず、様々なフィールドの最前線で活躍する方々が 集結してくださいました!
『あんず〜心の扉をあけて〜』は、子どもたちとの作品作りになります。
今回目指すのは、プロとして真剣に向かい合い、大人にも子どもにも楽しんでいただける 「良い作品」 を作ること。
集まってくれた子どもキャストも、最高のメンバーです。本当にみんな、役にピッタリ!オーディションではそこに一番こだわってキャスティングをしました。8月下旬の本番に向けて、今月からガツガツ稽古を進めています!ご期待ください!
最後に。僕はこの『あんず』という作品が本当に大好きで、いつかやれたら…と思っていました。本と音楽が良すぎて、一人で読んだり歌ったりしながら何度泣いたことか。多くの方にとって、かけがえない想い出の作品になると信じています。
お一人でも、ご家族でも、恋人同士でも。大人も子どもも。みなさん、劇場でお待ちしております。