大竹しのぶ、宮沢りえら出演のDISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』 破滅を予感させる公演ビジュアルが解禁
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Bunkamura Production 2025/DISCOVER WORLD THEATRE vol.15 『リア王』公演ビジュアル
2025年10~11月、東京・大阪にて上演される、Bunkamura Production 2025/DISCOVER WORLD THEATRE vol.1『リア王』。この度、公演ビジュアルが公開された。
Bunkamuraが日本と海外のクリエイターの共同作業のもと、優れた海外戯曲を今日的な視点で上演する企画に取り組んできたDISCOVER WORLD THEATREシリーズ。本シリーズの第15弾として、シアターコクーン前芸術監督・蜷川幸雄の生誕90年を迎えることを記念し、“NINAGAWA MEMORIAL"と題し、『ハムレット』『マクベス』『オセロー』と並ぶシェイクスピア四大悲劇のひとつである『リア王』を上演する。
上演台本・演出はフィリップ・ブリーンが務め、これまで日本で上演されてきた戯曲を一新させ、現代的で新鮮な再翻訳版としておくる。
タイトルロールのリア王を演じるのは、大竹しのぶ。ブリーンが満を持して挑むことができる最高の作品であると、絶大な信頼を寄せる大竹にこの役を託し、男性の王・リアという難役を務める。共演には、大竹と同じくブリーン演出経験のある宮沢りえ、さらに成田 凌、生田絵梨花、鈴鹿央士、横田栄司、安藤玉恵、勝村政信、山崎 一と、これ以上ない大胆かつ豪華なキャストが結集した。
そして今回、物語の世界観が表現されたビジュアルが完成。荒野を彷徨って失墜していく大竹演じるリア王の姿と、その行く末を見つめるリアの家族や家臣たちの姿を描いており、破滅を予感させる不穏で張り詰めた雰囲気を感じさせる。家族は断絶、信頼も崩壊、権威や誇りも音を立てて崩れていく……。老いた王がすべてを失い、狂気の淵を彷徨いながら人間の「光」と「闇」を見出す究極の人間ドラマに期待しよう。