ハンブレッダーズ『RUSH BALL 2025』クイックレポートーークラスで一番の日陰者たちが日向で歌ってくれたこと
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ハンブレッダーズ 撮影=渡邉一生
『RUSH BALL 2025』ハンブレッダーズ
ピースサインを掲げるムツムロ アキラ(Vo.Gt)。<愛と平和を歌っても 相変わらずな世界で 変わらず愛と平和を歌うのが僕の戦いさ>と歌うだけで全てが伝わってくる1曲目「BGMになるなよ」。タイトルからしても単なる後ろで流れるだけの音楽になりたくないという強い意志を感じる。ムツムロとでらし(Ba.Cho)は向き合って弾き合い、ukicaster(Gt/以下、uki)はステップに立ってギターを弾き、木島(Dr)は鋭いドラムを叩き込む。ムツムロいわく教室で一番日陰者だった4人が死ぬほど日向に立っているとのことだが、或る意味そんなドリームはあるだろうか。それに日陰者の気持ちがわかる日向者ならば、「ビリビリさせに来ました!」とアッパーな流れから「⚡️」を歌われても信用信頼ができる。ムツムロが歌わず、でらし・木島・ukiだけが歌うパートもあったが、フロントマンをメンバーが支える姿は、まさしくバンドそのものであった。
どのイベントでもムツムロは必ず観客に語り掛けるが、ハンブレッダーズのライブにルールは無く、体を揺らしているだけでも良いし、目だけ踊っていても良い。「好きなようにダンス」という言葉からの「DANCING IN THE ROOM」も粋であった。どこにも行けなくたって部屋でレコードをかけるだけで踊ることになる……、つまりハンブレッダーズの音楽を心から楽しんで聴いていれば、それだけで踊っていることになる。音楽の自由さを改めて感じる。涼しげなギターフレーズも心地良い。
ムツムロは、前3人は日向だが、木島だけ日陰なので、メンバー内で温度差があるなんていうジョークを飛ばしながら、「常識の範疇」へ。リズミカルなナンバーであり、ukiの泣きのギターがたまらない。
「初めて出たフェスで思い入れのあるフェス」
そう『RUSH BALL』について語るムツムロ。ロックイベントというものを知って、次第に自分たちもフェスをやりたくなり、10月19日(日)に大阪城ホールで自主企画のフェス『GALAXY PARK』を開催するとも明かす。コロナ禍で初めてライブをしたのも『RUSH BALL』と語る。バンドが何たるかを勝手に教わったと話して、「グーチョキパーで何作ろうの精神」と宣言。そこからの「グー」→「ピース」の流れは、ハンブレッダーズが聴く者みんなに届けたいこと全てがわかったはずだ。頭から同じ様なことをずっと書いているが、ハンブレッダーズは猛暑の35分という厳しく短い環境でも、ありったけをぶつけにきている。
「みんな音楽って何でできたか知ってる? 神様が作ってくれた魔法なんです」
そのムツムロの言葉が全て。紛れもなくロックバンドたるライブであった。
取材・文=鈴木淳史 撮影=渡邉一生
(『RUSH BALL 2025』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
セットリスト
1. BGMになるなよ
2. ⚡️
3. DANCING IN THE ROOM
4. 常識の範疇
5. 名前
6. グー
7. ピース
イベント情報
<前売>8月30日(土)23:59まで受付中
・1DAY/キッズ
・料金:中学生以上 ¥9,000-/KIDS(小学生) ¥4,000-
・WEB販売:各日当日0:00〜各公演当日19:30まで
→イープラス(スマチケ/RUSH BALLアプリ for iOS)での購入
→イープラス(スマチケ/RUSH BALLアプリ for Android)での購入
・窓口販売:各日当日9:30〜各公演当日19:30まで→会場 入退場ゲート付近の窓口にお越しください。
※WEB販売では電子
※窓口販売でもクレカ等キャッシュレスでのお支払いが可能です。
<シャトルバス>
・料金:¥1,000-
・WEB販売のみ:各日当日0:00〜各公演当日22:00まで
→https://eplus.jp/rb2025-bus/
・発券方法:電子
※シーパスパーク、会場での販売はございません。
<駐車券>
・金額:¥3,000-
・販売方法:入庫時に¥3,000-をお支払いください。(現金のみ)
※キャッシュレスの受付はございませんのでご注意ください。