ツアー優勝者など選ばれし30人だけが出場できる最終戦 『ゴルフ日本シリーズJTカップ』は12/4開幕
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『第62回ゴルフ日本シリーズJTカップ』が12月4日(木)~7日(日)、東京よみうりカントリークラブ(東京都)で開催される。
1963年にスタートして60年以上の歴史を誇るこの大会は、選ばれし者たちが頂点を目指す歴史と伝統のメジャー大会にして男子ツアーの最終決戦。今年も手に汗握るドラマの展開が期待される。優勝賞金4000万円/賞金総額1億3000万円と国内随一のビッグトーナメントだ。
出場できるのは30名で、次の優先順位で決まる。
①前回大会の優勝者
②本年度ジャパンゴルフツアートーナメント優勝者(アマチュアを含む)
③本年度ジャパンゴルフツアー賞金ランキング上位20位(カシオワールドオープン終了時)までの者
④本年度の米PGAツアーまたは欧州ツアー優勝者
⑤オフィシャルワールドゴルフランキング100位(ダンロップフェニックストーナメント終了時)までで、上記①から④までの該当者を除くツアーメンバー上位3名
⑥上記①から⑤までで30名に満たない場合、本年度ジャパンゴルフツアー賞金ランキング(カシオワールドオープン終了時)21位以下より繰り上げる
前回優勝のショーン・ノリス
まさに、「選ばれし者たち」の決戦の舞台で、11月21日現在、前回大会の優勝者のショーン・ノリス(南アフリカ)を筆頭に、開幕戦の『東建ホームメイトカップ』で優勝した生源寺龍憲など本年度ジャパンゴルフツアートーナメント優勝者19名が、出場有資格選手リスト入りを決めている。
■出場有資格選手(11月21日現在)
S・ノリス
生源寺龍憲
小西たかのり
浅地洋佑
金子駆大
清水大成
阿久津未来也
蟬川泰果
池村寛世
比嘉一貴
小平 智
小斉平優和
長野泰雅
金谷拓実
勝俣 陵
下家秀琉
片岡尚之
佐藤大平
杉浦悠太
賞金ランキングトップに立った金子駆大
今年の大会で期待したいのは金子駆大。5月15~18日開催の『関西オープンゴルフ選手権競技』でツアー初優勝を飾ると、11月13~16日に行われたビッグトーナメント『三井住友VISA太平洋マスターズ』で2勝目をマーク。優勝賞金4000万円を獲得し、生源寺龍憲を抜いて賞金ランキング1位に浮上している。
金子の2勝は、ともにドラマチックだった。『関西オープン』ではH・W・リューと首位に並んで迎えた最終日、トップと2打差で迎えた16番で8メートルのイーグル、17番で7メートルのバーディを奪い、単独首位に再浮上した。最終18番では難しいバンカーからの第3打をピンそば1メートルにつけてパー。通算15アンダーでの初優勝に泣いた。
そして『三井住友VISA太平洋マスターズ』では、「今週は勝ちに行く」と母・久美さんらに宣言して出場。するとパー70での大会最少スコアを4打更新する17アンダーで、2位に6打差をつける圧勝劇を演じた。
『ゴルフ日本シリーズJTカップ』は、これまで幾多のドラマを生んできた。昨年の大会では金谷拓実が逆転賞金王となった。決定打となったのは17番で10メートルを沈めたイーグル。3位となって賞金1000万円を獲得し、288万円差で追っていた平田憲聖に対し516万円差をつけて逆転した。金谷は「平田選手のおかげでみんな頑張れた」とライバルを称えながら、賞金王となった喜びを噛みしめた。
■前売り券(各日1日券)
12月4日(木)・5日(金) 各日 3,500円(税込)
12月6日(土)・7日(日) 各日 5,500円(税込)
※各開催日前日の23:59まで発売