海老名香葉子追善公演『東京の空』の開催が決定 初舞台の長濱ねるが一人で朗読に挑む

2026.2.20
ニュース
舞台

(左から)海老名香葉子さん、長濱ねる


海老名香葉子追善公演『東京の空』が、2026年3月11日(水)日本教育会館 一ツ橋ホールにて上演されることが決定し、長濱ねるが初舞台を踏むことが発表された。

落語家・初代林家三平の妻でエッセイストとして活躍する海老名香葉子さんは1945年3月、東京大空襲で家族6人を亡くし戦争孤児となった。その経験から、海老名さんは長年にわたり平和の尊さを訴え続けてきた。

この悲劇を繰り返してはならない——その強い思いから、長崎出身で被爆三世の長濱ねるが、語り部として海老名さんの体験をもとに朗読をするという企画が立ち上がった。しかし、2025年12月24日に海老名さんが亡くなり、彼女が生きている間にやりたかったという希望は叶わなかった。
海老名さんの意思を継いで、平和への思いを伝える為、1945年の東京大空襲から81年後、3月10日の翌日、2026年3月11日に公演を行うことが決定。出演者は長濱ねる一人のみ。長濱は今回が初舞台となる。

長濱ねる コメント

初めて朗読劇に参加させていただきます。混沌とした時代の中で、世界ではいまも戦争がなくならず、私たちの足元にも漠然とした不安が広がっています。だからこそ、この物語を語り継ぐことに大きな意味があると感じています。
当時を生きた人々の記憶に耳を澄ませ、一言一言を大切に朗読したいと思います。平和への祈りを胸に、誠実に努めます。

海老名さんの次男 2代・林家三平 コメント

昨年クリスマスイブ、心を込めて筆を取った私の母が天国へ⽴ちました。
生前、平和について語り続けた母、海老名香葉子。
⼦供たちにもわかりやすいように、ただ戦争を語るだけではなく、戦前の豊かな心を持った日本に暮らす下町の人々の姿。
昭和20年3月10日、空襲のために⼀夜にして、全てがなくなってしまったのです。先の⼤戦は、私たちにとっては、他人事ではありません。皆さんの、おじいさん、おばあさん、また、ヒイおじいさん、ヒイおばあさんも必ずこの戦争に関わっているのです。
今回、朗読してくださる、長濱ねるさんも、ご家族が長崎で被爆をなさったと聞いています。戦争で犠牲になるのは、最後は国民なんです。その思いを込めて、今だからこそ大切にしたい。平和の叫び。ねるさんの魂の声が天国にいる、戦没者の皆様に届く事を切に願っております。
私の母も、東京大空襲で亡くなった家族とともに、この朗読会を⾒守っていることと信じています。

公演情報

海老名香葉子追善公演『東京の空』
 
日程:2026年3月11日(水) 13:30/17:00(2ステージ)
会場:日本教育会館 一ツ橋ホール
 
原案:海老名香葉子
出演:長濱ねる
上演台本・演出:倉本朋幸 プロデューサー:田中あやせ、林家まる子
協力:一般社団法人 時忘れじの集い
 
情報
(全席指定)
前売り・当日 ⼀般:6,000円 
 
[発売開始日時]
2026年2月25日(水)12:00~

 
当日券
開演時間の40分前より、劇場受付にて販売予定でございます。完売の場合、販売はございません。
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