最高のGiftで彩る、シリーズ最終章『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』が開幕、星谷役の三井淳平「青春の追体験ができて幸せだった」

14:30
レポート
舞台
アニメ/ゲーム

『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』 撮影=潮田茗

画像を全て表示(19件)

新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE- ゲネプロ
2026.02.20(FRI)品川プリンスホテル ステラボール

『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』が2026年2月21日(土)、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて開幕した。初日前にゲネプロ公演が行われ、シリーズ最終章を華やかに彩る熱のこもったステージが上演された。本番前に行われた囲み取材と併せてお伝えする。

オリジナルミュージカルアニメ『スタミュ』を原作に、ミュージカルスターを夢見て奮闘する男子学生たちの青春模様が描かれてきた“スタミュミュ”シリーズ。今作では晴れてミュージカル学科2年へと進級した主人公・星谷悠太(三井淳平)たちが、かつて自分たちを指導してくれた先輩たちとの共演を目指すストーリーが展開される。

星谷たちが通う音楽芸能分野の名門・綾薙学園ミュージカル学科では、前年度の卒業生たちによる『卒業記念公演』が毎年夏に開催されている。メインキャストはかつての指導者である前・華桜会メンバー。2年生はスタッフとしてサポートするほか、オーディションで選ばれた生徒は特別に『育成枠』として出演することができる。

『育成枠オーディション』に挑む星谷や那雪透(田口司)、月皇海斗(司波光星)、天花寺翔(宮内伊織)、空閑愁(松井健太)ら“team鳳”。入学以来、良きライバルとして高め合ってきた辰己琉唯(牧田一成)、申渡栄吾(小椋涼介)、戌峰誠士郎(佐藤たかみち)、虎石和泉(藤岡勇成)、卯川晶(新谷聖司)ら“team柊”と『育成枠』に該当する5役を競い合うことに。さらに、ミュージカル界の若き2大プリンスと名高い月皇遥斗(井阪郁巳)と魚住朝喜(速川大弥)が特別コーチに就任。厳しくも愛のある稽古の場面は、息をのむ緊張感が走るほど。

輝かしいステージでスポットライトを浴びることができるのは、選ばれた役者のみ。役への理解を深めていきながらも、各々がミュージカル俳優を目指す上での課題と向き合っていく。与えられた才能、身体能力、メンタル……星谷たちが必死にもがき苦しみながらも、自分なりの答えを導き出していく姿は、まっすぐに心を打たれた。

前・華桜会の柊翼(丸山龍星)、暁鏡司(北澤優駿)、楪=クリスチアン=リオン(大隅勇太)、漣朔也(徳田皓己)、そして鳳樹(吉原雅斗)と共演できるまたとないチャンス。オーディションの結果、星谷はある重責を背負うことになった。プレッシャーに悩みながらも、team鳳のメンバーから“大切なもの”を託されることでステージに上がるための強さと意味を手にしていく。

随所に盛り込まれるミュージカルナンバーは、これまでに披露した名曲はもちろん、今回待望の初披露となる楽曲も。今作初登場となる遥斗と魚住のデュエットは、作中随一の実力者にふさわしい重厚感が。5人揃った元・華桜会ならではの抜群の存在感も健在。“スター・オブ・スター”らしい洗練されたパフォーマンスのteam柊、そしてteam鳳のがむしゃらで目の離せない歌声とダンスは強烈に心を惹きつける。

歌劇場をモチーフとしながら、回転式のセットが目まぐるしい日々を転換していく。劇中劇「Shadow & Lights」の場面など、アニメでは描かれていなかった新たなシーンもふんだんに盛り込まれているので原作ファンにとっても新鮮な発見があるだろう。

やがて、星谷たちはいよいよ『卒業記念公演』のステージへ。そしてついに、星谷がミュージカル俳優の道を踏み出すきっかけとなった『憧れの高校生』の正体を知ることに……!?  夢を追いかける高校生たちの、まぶしい青春の日々もついに最終章。宝物のような輝きがぎゅっと詰まった約2時間50分のステージは、ぜひ劇場で体感してほしい。

ゲネプロ公演前には囲み会見が開かれた。三井淳平(星谷悠太役)、田口司(那雪透役)、司波光星(月皇海斗役)、宮内伊織(天花寺翔役)、松井健太(空閑愁役)、吉原雅斗(鳳樹役)、井阪郁巳(月皇遥斗役)が登壇し、意気込みを語った。

――本作の見どころは?

三井:『卒業記念公演』がテーマということで、本編に加えて(劇中劇の)「Shadow & Lights」という演目もお客様に初めて披露します! お芝居をしている僕たちの姿を、新しい一面をお見せできるのではないでしょうか。

田口:僕自身の見どころとしては、卯川くんと歌う「ユメツボミ」とその前のシーン。小学校から芸能活動をしていた僕も昔は那雪くんと同じ悩みを抱えていました。その頃の自分とリンクさせながら、那雪の心情を繊細に表現していきたいです。

司波:見どころはなんといっても兄さんの登場です。シリーズで初めてとなる、月皇兄弟の絡みをお届けします。また、シリーズを通して描かれてきた海斗くんの壁を今作で乗り越えるところも。先輩たちと作り上げる『卒業記念公演』の感動をお届けします。

宮内:天花寺としては、歌舞伎座のシーン。自分を「プロの役者」と表現している天花寺が実際に板の上に立つ姿を、星谷たち同級生に見せられる場面です。そこで披露する「花道 ∞ Go All Out!!」は最高にかぶく曲なので、盛大にかぶいていきます!

松井:クールであったり無口であったりする空閑のキャラクターのなかでも一番大事にしていたのが、根っこにある熱さや内に秘めているもの。積み上げてきたものが最終章にはセリフとしても反映されているので、集大成として存分にお見せしていきたいです。

吉原:今作では、実質的にいろんなキャラクターと絡めるところが自分的には熱いポイント。ずっと皆の先輩として居ましたが、鳳樹自身の先輩が出てきて後輩になる姿も。今までは結構、独りぼっちでいることが多かったんですが、今回はちむとり(team鳳)の皆とも「Gift ~カーテンコール~」を6人としておそろいの衣裳でパフォーマンスできますし、元・華桜会の5人として披露する場面もあります。とても楽しいです!

井阪:魚住がめっちゃ頑張ってくれています。魚住にぜひ注目していただきつつ、そうすると自然と遥斗さんにも注目していただけるはず! アンシエントがついにシリーズ初登場ということで、ぜひ楽しみにしていてください。

左から井阪郁巳、司波光星、田口司、三井淳平、宮内伊織、松井健太、吉原雅斗

―― “新スタミュミュ”が始動した2023年から携わってきたキャストの皆さんは、シリーズ最終章を迎えるにあたってどんなお気持ちですか。

三井:およそ3年近く、星谷たちが綾薙学園で過ごすのと同じくらいの期間を、この作品で過ごすことができました。自分たちの実体験を通して過ごせたことが何より嬉しいし、このメンバーでこの場にいられることをすごく幸せに感じています。

松井:うん、決して綺麗ごとだけじゃなかった。時にうまくいかないこともあったし。だからこそお届けできる物語があるんじゃないかな。

三井:そうだね。裏では、本当に高校生みたいな過ごし方をするメンバーが多いので。言うときは言うし、くだらないことで笑うときは笑うし……青春の追体験ができたみたいで、幸せだったな。

田口:team鳳で最初に携わったのは、たしかMV撮影だったよね? そこから考えると、結構長い時間一緒にいた。あっという間に時間が過ぎていったなという体感です。寂しさもあるんですけど、とにかく今は公演にまっすぐ、真摯に向き合って。悔いの残らないように出し切って、最後に千秋楽は笑顔で迎えたいです。

司波:楽しいことはもちろん、本当につらいこともあって……そんなとき、メンバーたちが一緒に乗り越えてくれた。僕個人としての成長を皆さんが支えてくださった感謝を、今作では特に感じていて。ファンの皆様にも感謝の気持ちをもって、最後まで笑顔で、感動をお届けできるように精一杯頑張りたいです。

宮内:信じられないくらいあっという間だったのが、正直な気持ち。最初は皆とのお芝居を成立させるのが、すごく大変で。試行錯誤していたときに鳳先輩、team鳳の皆がたくさん協力してくれて、お芝居以外のところでもたくさんコミュニケーションをとってくれたおかげでシーンを作っていくことができました。今作でお芝居のなかでのコミュニケーションをお互いに楽しんで、良いシーンを一つ一つ作っていくことができたら、最初の頃に苦労していた自分たちのファイナルにふさわしいんじゃないかと。

松井:僕にとって『スタミュ』は帰る場所でした。ありがたいことに数か月に一回、集まる場所があって。そのたびに、他のところで学んだことをここに生かそうという思いでやってきました。思い返すと、最初って本当に何もできなかった。以前パフォーマンスした曲をもう一度やると前よりできるようになっていることもあって、回を重ねるごとに成長していけた。それでもまだ届かない壁がある。吉原さんの歌も圧倒的だし、さらに追いかけたい背中がある。本当に素敵な作品に出会えました。

吉原:ありがとうございます。この作品は、先輩としての自分を成長させてくれました。皆が苦戦していたところがうまくいくと無茶苦茶嬉しいし、うまくいかなかったところは「自分が言ってあげられることは何かあるかな」と思う。本番が始まってもそういう日々が続くと思うけれど、もうすでに愛おしく思い始めている。一つ一つ大事にしたいです。

左から井阪郁巳、司波光星、田口司、三井淳平、宮内伊織、松井健太、吉原雅斗

――待望の初登場となる、アンシエントとしては?

井阪:もったいないです! 最終章とうたっておりますが、皆さんのお声があればまた何かできるかも……せっかく、フィッティングしたのに……!

三井:フィッティングの話!?

井阪:皆さんの思いを背負っての登場ですので、楽しみにしてくださっている皆さんの期待に応えることが一番。吉谷(晃太朗/演出家)さんからは「(シリーズ通して)ずっと出ていたかのように、アンシエントは自由にのびのびやってほしい」と言われているので、初っ端からかまします。最高を超えていきましょう。

一同:おー!

――開幕に向けて、ご挨拶をお願いします。

三井:待望されているお客様がたくさんいらっしゃると思いますので、そのすべての方に作品が届けられますように。そして、僕らの最終公演を笑顔で終えられるように、切実に願っています。『スタミュ』という作品は、とっても愛の大きい作品。僕たちの気持ちがお芝居や歌にのって最高のGiftになるような、そんな体験をしていただきたいです。一公演も手を抜かず、全キャストが全力でお届けしますので、ぜひ劇場まで足を運んでいただきたいです。ぜひ、お待ちしております!

東京公演は3月1日(日)まで。大阪公演は3月6日(金)~3月8日(日)、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。

取材・文・撮影=潮田茗

公演情報

『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』
【 日程 】
<東京公演>2026年2月21日(土)〜3月1日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
<大阪公演>2026年3月6日(金)〜3月8日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
※アフターイベント詳細は公式HPをご確認ください。
東京:≪平日≫S席 ¥12,000(税込)A席 ¥10,500(税込) ≪土日祝≫S席 ¥13,000(税込)A席 ¥11,500(税込)
サイドシート(共通):7500円(税込)
大阪:全席共通 ¥12,000(税込)
【出演者】
星谷悠太役 三井淳平
那雪透役 田口司
月皇海斗役 司波光星
天花寺翔役 宮内伊織
空閑愁役 松井健太
 
辰己琉唯役 牧田一成
申渡栄吾役 小椋涼介
戌峰誠士郎役 佐藤たかみち
虎石和泉役 藤岡勇成
卯川晶役 新谷聖司
 
柊翼役 丸山龍星
鳳樹役 吉原雅斗
暁鏡司役 北澤優駿
楪=クリスチアン=リオン役 大隅勇太
漣朔也役 徳田皓己
 
月皇遥斗役 井阪郁巳
魚住朝喜役 速川大弥
 
アンサンブル
竹井弘樹、伊東征哉、丸山武蔵、遠山義弥、田上来、西條怜哉
 
原作:ひなた凛
脚本:ハラダサヤカ
演出:吉谷晃太朗
振付:ただこ
主催:新ミュージカル「スタミュ」製作委員会
【公式サイト】 https://star-mumu.com/
【公式X(Twitter)】 https://twitter.com/star_mumu 
(#スタミュミュ)
【権利表記】 ©新ミュージカル「スタミュ」製作委員会
  • イープラス
  • スタミュ
  • 最高のGiftで彩る、シリーズ最終章『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』が開幕、星谷役の三井淳平「青春の追体験ができて幸せだった」