アンジュルム、BUDDiiS、≒JOY、CLASS SEVEN、EXILE SHOKICHI、BALLISTIK BOYZと祝宴ーーFM大阪開局55周年記念イベント『RADIO WONDERLAND』で作り出した音楽のワンダーランド
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2026年2月13日(金)大阪城ホールにて、『FM OSAKA 55th anniversary RADIO WONDERLAND』が行われた。2025年4月1日に開局55周年を迎えたFM大阪。以来1年間にわたり、さまざまなイベントや企画で55周年イヤーをお祝いしてきた。そんな1年を締めくくるのが、2月13日(金)〜15日(日)の3日間に行われた『LIVE SDD』を含む特別なプログラムだ。本記事では、初日に開催されたスペシャルなオムニバスライブ『RADIO WONDERLAND』の模様をレポートする。出演者はアンジュルム、BUDDiiS、≒JOY、CLASS SEVEN、EXILE SHOKICHI、BALLISTIK BOYZという、今をときめくアーティストたち。それぞれが魅力あふれるパフォーマンスで会場を熱く盛り上げたのはもちろん、グループ同士、ファン同士の垣根を越えた交流でひとつになった、素晴らしき夜となった。
『FM OSAKA 55th anniversary RADIO WONDERLAND』2026.2.13(FRI)@大阪城ホール
大阪城ホールに足を踏み入れると、ステージに組まれたセットが目に飛び込んでくる。ステージ奥に設置されたワイドビジョンには濃紺の空と巨大な地球が浮かび、上から吊られた星とストリングカーテンがきらめき、客席から見ると、まるで宇宙ステーションから地球を眺めているようだった。
定刻になり、ステージ両サイドのビジョンにオープニングムービーが流れる。FM大阪本社がある湊町リバープレイスの逆八角錐がUFOになって宇宙空間に飛び出し、そこから音符が弾け出す。ラジオの電波に乗って、世界中、宇宙中に音楽が届いていく。やがて出演アーティストが1組ずつ紹介されると、客席には色とりどりのペンライトが輝き、大歓声が沸き上がった。そしてFM大阪 DJでMCを務める下埜正太が登場。イベントの概要を説明し、「そうです、ここは宇宙です。地球があんなに遠くにいってしまいました。どうか音楽のワンダーランド、一緒に楽しんでください。ぜひ新しいアーティストに出会ってください。それでは始めて参りましょう!」と開幕宣言した。
CLASS SEVEN
トップバッターをつとめたのは、2024年11月結成、2025年7月に配信デビューを果たしたTOBE所属の7人組グループ・CLASS SEVEN。彼らは1月からFM大阪で『CLASS SEVEN SDD CONNECT(毎週土曜日24:55~25:00)』を担当している。
ステージが青い光に包まれると、これまた鮮やかなブルーの衣装に身を包んだ大東立樹、髙野秀侑、高田憐、近藤大海、横田大雅、星慧音、中澤漣が華麗に整列した。大東が「FM大阪55周年おめでとうございます!」、横田が「皆さん声聞かせてください! 今日はみんな来てくれてほんまおおきに!」と叫んでギアを上げ、デビューシングル「miss you」を披露。爽やかな歌声、洗練された立ち姿にしなやかな身のこなし。衣装の色とステージセットがリンクして、まるで星のプリンスのようだ。
続いては雰囲気を変えて、インストのトラックにのせてクールなダンスをバッチリキメて、表現の幅の広さを提示した。鳴り止まぬ歓声と初めて立った大阪城ホールの舞台に、感無量といった様子で目を輝かせるメンバー。初々しい挨拶もフレッシュでたまらない。そしてピアノバラード「White Love」を透明感たっぷりに響かせた。指の先まで美しく丁寧なパフォーマンスでグループの真価を発揮した7人は、晴れやかな表情を浮かべてステージを後にした。
BALLISTIK BOYZ
2番手はBALLISTIK BOYZ。EXILE TRIBE初、メンバー7人全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップ、アクロバットをこなすダンス&ボーカルグループだ。2025年には初のアリーナライブ、アジアツアーを完遂、圧倒的な実力を世界に示す彼らは、パワフルな「CRASH」からライブをスタートした。日髙竜太が「楽しんでいこうぜ! Let’s go!」と叫び、海沼流星、奥田力也、松井利樹が力強くラップを叩き込み、加納嘉将、深堀未来、砂田将宏、日髙のボーカル陣がハリのある歌声を解き放つ。
続けてアッパーな「We never die」「Ding Ding Dong」で思い切りブチ上げると、MCタイムでは1人ずつ自己紹介。大阪出身の砂田と奥田はFM大阪の55周年を祝し、BUDDiiSメンバーとの仲の良さにも言及。バディ(BUDDiiSのファンネーム)たちもフランクに巻き込んで、後半戦へ。日髙は「長そうで短い人生を、全力で後悔のないように楽しんでいこうという曲。皆さんと共有している時間、一緒に楽しんでいこう!」と伝え、「Stardust Forever」をポップかつクールにパフォーマンス。「360°」を披露した後は「男子ー! 女子ー!」のコール&レスポンスでさらにひとつに。最後は夢へと挑戦する姿を身体性高く表現した「Drop Dead feat. TRINITY」で、漢らしく締め括った。
BUDDiiS
2月11日にメジャーデビューしたばかりのBUDDiiSは、MORRIEとSHOOT不在の7人でステージに立つ。輝くオーラを纏い登場したFUMINORI、KEVIN、SEIYA、YUMA、SHOW、TAKUYA、FUMIYAは、早速「Ütopia」で会場をカラフルに彩っていく。セリフパートでリーダーのFUMINORIがたこ焼きポーズをしながら「めっちゃ好きやで♡」とキメると会場は興奮状態に。さらにイントロから悲鳴が上がった「Gotcha」、目まぐるしくフォーメーションを変えるダンスで躍動した「RUN」をプレイ。
MCでは個性爆発の自己紹介で盛り上げ、客席との距離を近づける。バディと客席のレスポンスの良さに「激アツ!」と大喜びのメンバーは、絶好調でタオル回しとシンガロングをレクチャー。後方席までしっかりと掌握して披露された「BUD」では、タオルの代わりにペンライトを回す人も。グッドバイブスが会場全体を包み込むと、昨年のグループ結成日にリリースされた「Dear」に続けて、2月11日にリリースされたばかりのメジャー1stアルバム『THIS IS BUDDiiS』のリード曲「#KISSYOU」でとびきり華やかに染め上げた。メンバーが心底楽しんでいることが伝わってくる最高のステージで、ピースフルな空間を醸成した。
≒JOY
折り返しで登場したのは、2022年に指原莉乃のプロデュースで誕生したアイドルグループ ≒JOYだ。逢田珠里依、天野香乃愛、市原愛弓、江角怜音、大信田美月、大西葵、小澤愛実、髙橋舞、藤沢莉子、村山結香、山田杏佳、山野愛月からなり、3月13日(金)には東京・日本武道館で≒JOY 4周年コンサート『≒JOY 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』を開催した。SEが流れると、早くもコールとシンガロングが発生。壮大なオープニングから聴こえてきたのは「体育館ディスコ」。完璧な可愛さをふりまく姿に、すっかり釘付けになってしまう。
江角が「みんなでいくよー!」と叫び、甘酸っぱい恋心を歌った「ブルーハワイレモン」を爽やかに披露。跳ねるダンスがとてもキュートで、歌声と共にハッピーオーラが広がっていく。さらに「ピーチティーとピーチパイ」、ピュアなときめきを描いたラブソング「初恋シンデレラ」と、息つく間もなく駆け抜ける。「皆さん盛り上がってますかー! 今日は大阪城ホールに立つことができて、私たちもとっても嬉しいです!」(江角)と満面の笑顔を咲かせ、ラストは2月18日(水)リリースで天野がセンターをつとめる初恋の瞬間を歌った片想いソング「電話番号教えて!」を愛嬌たっぷりに歌唱した。フレッシュで可憐でキュートな魅力を存分に発揮し、オーディエンスを虜にした≒JOYだった。
EXILE SHOKICHI
トリ前は、FM大阪開局50周年でアニバーサリージングルも制作したEXILE SHOKICHIが堂々のパフォーマンス。DJと共にステージに立つと、ソロ曲「Underdog」を疾走感たっぷりに投下。この日は全アーティストのファンが垣根なく、どのアーティストの時間も全力で楽しんでいたのが印象的だった。SHOKICHIも嬉しそうに客席を見つめてコミュニケーションを取る。EXILEの「VICTORY」、「Choo Choo TRAIN」と特大ヒットチューンで牽引すると、EXILE THE SECONDのブチ上げソング「Going Crazy」では「騒げ〜!」と右へ左へぐるぐる踊らせ、大きくプチョヘンザ! 圧巻のキャリアメドレーで会場の熱量を急上昇させた。
しかもここで、LDHファン垂涎のサプライズ! 後進のプロデューサーとしての顔も持つSHOKICHIが手がけた、BALLISTIK BOYZのデビュー曲「テンハネ -1000%-」を、本人たちと初コラボレーション! これにはファンも狂喜乱舞。後輩に花を持たせるSHOKICHIだが、サビは一緒に歌唱して、LDHファミリーの絆とイズムの継承をありありと見せつけた。SHOKICHIは「応援のエネルギーがアーティストの力になってると思います。みんなにリスペクトです」と観客に敬意を表し、再びソロで「The One」を熱唱。キャリアに裏打ちされたステージはさすがの一言だった。
アンジュルム
トリは、ちょうどこの日にハロー!プロジェクトの全楽曲がサブスク解禁になり、話題をさらっていたアンジュルム。あたたまった会場にSEが流れると、客席の熱量がまた一段階上昇したのが感じ取れた。伊勢鈴蘭、為永幸音、橋迫鈴、川名凜、松本わかな、平山遊季、下井谷幸穂、後藤花、長野桃羽の9人が2列でスタンバイし、ライブは「プリズンブレイカー」で勢いよく幕を開けた。疾走感のあるサウンドに乗せて、それぞれのソロパートをバッチリキメてゆくメンバー。アウトロの後藤・平山をはじめ、メンバー渾身のフェイクは大迫力で、気合いが伝わってくるようだ。
さらにアッパーチューン「RED LINE」をクールに歌って観客を魅了する。伊勢が「こんばんはー! 楽しんでますかー!」と挨拶して始まったMCでは、楽屋の差し入れが豪華なことや、共演者のライブが素敵なことを楽しそうに言い合う場面も。そして「ブチ上げセトリでいきたいと思います!」(伊勢)との宣言通り、後半戦もエネルギッシュな「トラブルメーカー」、コールで一体感を増した「私、ちょいとカワイイ裏番長」、元気でポップなナンバー「愛すべきべき Human Life」と、畳み掛けるようにライブアンセムを連投。客席の熱をMAXに引き上げると、ラストチューン「友よ」でエモーショナルに駆け抜けた。シンプルに元気をもらえる、はつらつとしたステージ。客席からは歓声と拍手が鳴り止まなかった。
6組のパフォーマンスの後は、公開収録を実施。EXILE SHOKICHI、砂田(BALLISTIK BOYZ)、FUMINORI(BUDDiiS)、大東(CLASS SEVEN)を招いた男性チームと、伊勢&為永(アンジュルム)、天野&江角(≒JOY)を招いた女性チームにわけて、下埜の司会でトークを展開した。大阪城ホールにまつわるSHOKICHIと砂田の感動エピソードが明かされたり、グループ同士の絆が深まっていったりと、和気藹々とした至福の時間だった。
そしていよいよエンディング。最後はこの日だけのスペシャルパフォーマンス! まずはアンジュルムのメンバーがステージにカムバックし、「46億年LOVE」を「55周年バージョン」で思い切りパワフルに飛ばしていく。曲の後半では、CLASS SEVEN、BALLISTIK BOYZ、BUDDiiS、≒JOYもジョインし、全員でダンスコラボ。実に華やかなフィナーレで大団円を迎えたのだった。6者6様の魅力があふれた城ホールは、まさに音楽のワンダーランド。この先も忘れ難いほどに楽しい一夜となった。
取材・文=久保田瑛理 写真=FM大阪 提供
セットリスト
2026年2月13日(金)@大阪城ホール
CLASS SEVEN
M1.miss you
M2.White Love
M1.CRASH
M2.We never die
M3.Ding Ding Dong
M4.Stardust Forever
M5.360°
M6.Drop Dead feat. TRINITY
BUDDiiS
M1.Ütopia
M2.Gotcha
M3.RUN
M4.BUD
M5.Dear
M6.#KISSYOU
≒JOY
M1.体育館ディスコ
M2.ブルーハワイレモン
M3.ピーチティーとピーチパイ
M4.初恋シンデレラ
M5.電話番号教えて!
EXILE SHOKICHI
M1.Underdog
M2.VICTORY
M3.Choo Choo TRAIN
M4.Going Crazy
M5.テンハネ -1000%-
M6.The One
アンジュルム
M1.プリズンブレイカー
M2.RED LINE
M3.トラブルメーカー
M4.私、ちょいとカワイイ裏番長
M5.愛すべきべき Human Life
M6.友よ
フィナーレ
46億年LOVE