今井文也「純文学と音楽、わちゃわちゃとした太宰と檀の掛け合いを楽しんで」 朗読劇『桜桃探偵舎』第二弾ビジュアル撮影レポ&インタビュー
-
ポスト -
シェア - 送る
今井文也
日本史に残る大事件に、太宰治と檀一雄が挑む物語を生演奏で綴る朗読劇『桜桃探偵舎 天沼心中 太宰治と檀一雄の事件簿2』が2026年4月18日(土)・19日(日)に日経ホールで上演される。3月初旬に行われた宰治役で出演する今井文也のビジュアル撮影の様子をレポートするとともに、今井のインタビューをお届けする。
本作は、太宰治や檀一雄ら文豪たちをモチーフにしたオリジナルストーリーの生演奏朗読劇。2025年5月に上演された前作では、戦後の日本で起きた難事件に文豪や実在の人物が解決していく物語を展開したが、今作はその13年前が舞台。若き太宰と檀が二・二六事件に挑む。今井は、前作に続き、太宰を演じる。
衣裳に着替えてスタジオに登場した今井。前作では、ゴールドを基調とした和服姿だった太宰だが、今回は学生服風のジャケットに袴、ピンクの着物を羽織るというスタイルだ。鮮やかなピンクが黒の学生服、そして白バックのスタジオに映える。
この日は、4パターンの撮影が行われた。撮影は、メイクを細かくチェックしながら、椅子に座ったカットからスタート。カメラマンからの「ここからここまでの幅の中で動いてください」といった指示や、スタッフからの「キャラに寄せて撮影をするというよりは、写真集のようなポーズをして大丈夫です」という説明を受けて、今井は表情や手の位置、顔の角度などを変えて次々とポーズを取っていく。
撮影の合間には、ヘアカラーについての話題で盛り上がるなど、現場は終始、和やかなムードが漂っており、チームワークの良さも感じられた。
全身のカットの次にバストアップを撮影し終えたところで、セットチェンジが行われた。背景はそのままで、ライトの当て方を変えることで雰囲気も変わる。
次は、「水の中で眠っているようなイメージ」のカット。今井は目をつむり、穏やかな表情を浮かべる。撮影後に編集することを見据えての撮影のため、今井は首を傾けたり、手の位置を変えたりしながら、最適を探していた。
続く4カット目は再びライトをチェンジして、俯瞰からの撮影だ。このカットは「朝焼けっぽいイメージでアートする」ことが説明された。カメラから目線を外し、朝焼けを浴びて眩しさを表す今井。顔に添えられる手の角度にも意識を払いながら、丁寧に撮影が行われた。
その後は、動画撮影も実施。今井は、慣れた様子で撮影に応じると、着物について「ピンク派とオレンジ派で分かれています」などと冗談も交えながら軽快なトークを繰り広げた。
物語をイメージして撮影したカットがどのような仕上がりになるのか。そして、今回は太宰と檀がどのように事件を解決していくのか。期待して待ちたい。
>インタビューは次のページへ