劇団鹿殺しのショルダーパッズ、カンパニー名を「2Shoulderpads」とし海外展開を本格化

2026.3.19
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「2Shoulderpads」

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2025年夏、初の海外公演を果たした劇団鹿殺しのショルダーパッズ。新たにカンパニー名を「2Shoulderpads」とし、2026年より海外展開を本格的に継続して挑戦することを発表した。

「2Shoulderpads」では劇団の枠を超えた自由な身体表現を追求する演劇団体として、海外に届けたい、日本の小劇場で生まれた演劇を追求する旅(ツアー)を続けていくとのこと。メンバーは固定せず、海外での表現に意欲的な多くの俳優の挑戦の場として開かれた活動をしていく予定。

2025年、3,800以上もの演目が期間内に上演される、世界最大の芸術祭「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」に参加、初挑戦ながら約1ヶ月・全21ステージに及ぶロングランを実施した。現地の注目を集め、初日から異例の完売を続け、全21ステージ完売を記録。連日当日券を熱望する観客が劇場に詰めかけた。さらに初参加にして、British Theatre Guide、UK Theatre Webの5つ星、最大手新聞The Scotsmanの4つ星をはじめ、スコットランドを代表する演劇メディア、レビュアーの高評価を多数獲得。 Asian art awards「Highly Commended」の受賞に加え、フリンジの中でも最も歴史ある賞のひとつで、フリンジスピリットを体現した団体に送られる「Mervyn Stutterʼs Spirit of the Fringe Award」を受賞するなど、日本からの参加初年度としては過去に例を見ない大成功をおさめた。

「2Shoulderpads」舞台写真

上演した演目は、『1 Shoulder pads -GALAXY TRAIN-  Japanese musical theatre』。劇団鹿殺しの伝統表現として、全国でのライブハウスツアー、福岡演劇フェスティバル、PLAY PARK〜日本短編舞台フェス〜、「THE GREATEST SHOW-NEN」(朝日放送、主演 Aぇ! group)と、様々な会場・媒体で上演され、その強度を高めてきた作品です。20年コロナ禍、劇団の活動を休止、再起動後初の公演では、本スタイルで劇場単独公演を敢行。23年にはついに本多劇場で上演を成功させ、そして昨年冬には駅前劇場で凱旋記念公演と銘打ち同作のUkver・Japanese verに新作を加えた、3演目同時上演を実施し、大きな反響を呼んだ。

この海外公演の大成功を受け、「日本の小劇場を世界に」という目標のもと、26年はさらに活動を広げ、イギリスの2大芸術祭に参加するとのこと。

1つ目は5月、「ブライトン・フリンジ」。世界3位の規模の芸術祭で、世界中のアーティストが集まる国際芸術祭です。25年のエディンバラ公演を観劇した同フェスティバルのプログラマーから熱いオファーを受け、ブライトンに初参戦する。

「ブライトン・フリンジ」

そして2つ目は8月、「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ2026」。開催規模、動員共に世界最大の芸術の見本市とされ、演劇だけでなくスタンダップ・コメディからサーカスまで3,800を超える演目が上演される芸術祭だ。昨年よりも大きな劇場で、3,000人動員・約1ヶ月のロングラン公演にチャレンジする。
 
そして、今プロジェクトの遂行にあたり、海外ツアー継続応援サポートシステム「PADS」を新たに発足。「2Shoulderpads」の活動を応援してくれるファンに、公式WEBストア「子鹿商店」で応援グッズや公演映像を販売、配信する。帰国後には、国内での新たな展開も予定しており、「2Shoulderpads」のさらなる挑戦に注目しよう。

2Shoulderpads 菜月チョビ 

<ご挨拶>

日本の小劇場をそのまま世界に。
2025年、劇団活動24年にして、初の海外挑戦に乗り出しました。
呼ばれてもいない海外へ空前絶後の円安の嵐の中漕ぎ出したツアーでしたが、本当に多くの皆様に応援、ご支援をいただき、当初の目標を超える大きな成果を持って帰国する事ができました。

海外向けの作品を作るのではなく、小劇場で見つけた演劇の美しさ、強さをそのままに届けることが、これほどまでに完遂できるとは予想を大きく上回る幸せな挑戦となりました。
そして、インバウンドの盛り上がりに反比例して減少する観劇人口、
経済的にも継続が難しくなる日本の演劇が元々持っていた底力、日本の感性が生み出した魅力を、そのままの形でもっともっと世界中に届けたい。世界中にこの面白さ、美しさを共有できる仲間を見つけたい。
その想いを持って、「2Shoulderpads」を立ち上げ、本格的に海外展開、ツアーを継続しようと決意しました。

刻一刻と変わる世界状況の中、継続は簡単ではありません。
物理的にも肉体的にもすぐに立ち行かなくなる可能性は大ですが、中年劇団の挑戦、小走りに走り出してみようと思います。
いかんせんいつ病気や怪我をするか分からない年頃です。
ですが、昨年のクラウドファンディングでは本当に多くのご支援をいただき、自分たちの活動に関心を持って応援をくださる方がこんなにいてくださったのか! と、本当に勇気をいただきました。
1ヶ月間、毎日石畳を歩き通せました! 本当にありがとうございました。

そんな皆様に今後の活動も並走していただけたら嬉しいと、ツアー継続サポートシステム「PADS」を作りました。
現地からのレポートや活動報告、現地の公演映像など関心と応援いただける方がいらしたら嬉しいです。

「2Shoulderpads」のフットワークを生かした広がりを通じて、いずれ劇団公演や大きな音楽劇も世界中で上演できることを目指し、頑張って参ります。
そして海外で得た視点を活かし、国内でもマイペースかつ唯一無二なクリエイションを続けて参りたいと思います。
アラフィフに差し掛からんとするメンバーの旅(ツアー)の継続をご無理のない形で見守っていただけましたら、あと一歩一歩と前に足を進められると思います。
どうぞ、応援の程、よろしくお願いします。

公演情報

ブライトン公演
2Shoulderpads 『2Shoulderpads -GALAXY TRAIN- Japanese musical theatre』
原作:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 脚本:丸尾丸一郎 英語台本・演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ、伊真吾 振付:伊藤今人、浅野康之
出演:丸尾丸一郎、菜月チョビ、橘輝、浅野康之、島田惇平、谷山知宏 
制作:高橋戦車
プロデューサー:菜月チョビ
(北村想 作「想稿銀河鉄道の夜」からの一部引用あり)
公演期間:2026年5月1日〜4日
会場:WundaBarn(SpiegelGardens )
Victoria Gardens Brighton BN1 1WN イギリス
https://www.spiegelgardens.co.uk/events/shoulderpads
 
エディンバラ公演
2Shoulderpads 『2Shoulderpads:GALAXY TRAIN』
原作:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 脚本:丸尾丸一郎 英語台本・演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ、伊真吾 振付:伊藤今人、浅野康之
出演:丸尾丸一郎、菜月チョビ、橘輝、谷山知宏 / 
島⽥惇平(Wキャスト)、伊藤奨(Wキャスト)、
浅野康之(Wキャスト) 、松浦司( Wキャスト)
制作:高橋戦車
プロデューサー:菜月チョビ
(北村想 作「想稿銀河鉄道の夜」からの一部引用あり)
公演期間:2026年8月5日〜30日
 
 
オフィス鹿
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