神はサイコロを振らないが模索する新たな視聴体験ーー新作『EINSTEIN=ROSEN BRIDGE』が示すロックバンドの可能性を紐解く

2026.4.24
インタビュー
音楽

神はサイコロを振らない 撮影=後藤壮太郎

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「ん? この曲のボーカルの聴こえ方は不思議だな、包まれているような感じがする。これは楽器の音なんだろうか? それとも?」――神はサイコロを振らないの3rdフルアルバム『EINSTEIN=ROSEN BRIDGE』は驚きの視聴体験に満ち溢れている。収録曲は2024年3月リリースの「May」から直近の「白昼夢」までのデジタルシングル8曲と、アルバム新録曲5曲から構成。昨年の結成10年とメジャーデビュー5年という節目を経た彼らはその期間ですら、すでに随分先を見据えていたことが分かる、音楽という具体物の可能性を探っていた、その結実がこのアルバムにはある。インタビューは曲のメッセージ性より、レコーディングやミックス、マスタリングの手法寄りの内容で、これは最近の彼らの発言ではお馴染みになりつつあるが、新しい体験価値としての音楽を日本のロックの枠を超えてスケールしている最中のバンドとしては至極真っ当なことでもある。耳馴染みのないワードもどうか調べながら、神サイの今に食らいついていって欲しい。

――昨年はダブルアニバーサリーということで、2月の武道館、そしてホールツアーもありましたが、そのムードはニューアルバムにも反映しているんでしょうか。

柳田周作(Vo/Gt):そうですね。ここ1〜2年の神サイが色濃く出てるっていうか、「May」以降の曲たちが収録されている中で、「May」のレコーディングを一緒にしたエンジニアさんがいるんですけど、その方と初めてやって、そこからreproduceになった曲達と新録曲は全部一緒にレコーディングしてて、レコーディングに対する考え方がガラッと変わってきたんですね。それまではとりあえずレコーディングって、音を録って後からミックスとかで色々編集するものだという概念だったんですけど、「May」からはどれだけ録りの段階でいい音で録れるか、マイキングだったり機材選び一つからこだわり始めたところが今までと大きく違う。

――レコーディング作品というものの考え方の違いが出てきたということですかね。「May」のレコーディングは何が面白かったですか。

黒川亮介(Dr):ドラムだと、録り方として小さく録った音量を卓側の方で広げるというか、音量を稼ぐやり方だったので、今まで叩いたことのない小さい音量でレコーディングするのがまず新鮮で。でも小さい音で叩くといつもと違うニュアンスになったりするんですよ。思ってない感じになっちゃうという、そこが結構苦戦したところというか。そこから小さい音で練習するキッカケにもなったと言えば「May」かもしれないですね。

――エンジニアさんとの作業の影響はもちろん、その音像がいいと思う背景もきっとありますよね。

柳田:特に亮介のドラムのローエンドの処理を気にし始めたのが、たぶん「May」ぐらいからですかね。それまでは普通に生ドラムのキックの音がレンジでいったら一番下だったんですけど、そこよりもっと下のサブベースとか、キックのサブの感じを海外のアーティストってミックスでもたっぷり出してるんです。大げさなぐらい出してたりするんですけど、やっぱり日本の音楽ってローエンドの処理がそこまで丁寧にミックスされていないことが多いというか。環境的に爆音で聴く習慣がないからしょうがないんですけど。でも最近、ずっとウーファーありきでいろんな音楽を聴いたりライブ映像を見たりするようになってから、ローの処理次第でグルーヴがまるっと変わっちゃうというのに気づいて。「May」以降、エンジニアさんの力も借りながら、録りの段階から音作ってサブも調整してみたいなのをやったりするようになって。何が良いかというと、もうミックスする必要がないというか、端からみんなで同じ一枚絵を思い描いておけば自ずとそうなる。あとからミックスに音をエフェクトを加えてとかプラグイン重ねてどうこうってよりも、実際にドラムもベースもギターもその一枚絵を聴きながらプレイをするわけで、プレイしてる時に自分が一番気持ち良いんですよ。なおかつ曲の呼んでる音がどれだけ追求できるかな?というのをすごく模索した制作でしたね。

――海外アーティストの音像ということはリスナーとして音楽の趣向に変化もあったんですか?

柳田:そうですね。聴く音楽は10年前とはガラッと変わっていて。それこそ海外のアーティストのライブにメンバーでよく行くようになって、僕個人もBlue Noteによく行くようになって、このあいだはクリス・デイヴとピノ・パラディーノのライブに行きました。そのリズムおもしれえなとか、歌も全部リズムだなとなって。もちろん日本の音楽もカッコいいんですけど、好き嫌いせずにとりあえずいろんな音楽聴いてみようとやっと最近思えるようになって、そこから4人それぞれに武器が増えたというか。表現するために武器が増えて、まだ扱い方のわからない武器も手元にいっぱいあるんですけど、これを使いこなせればもっとこういう表現できるなというのがだんだん見えてくるようになって。

神はサイコロを振らない

――皆さんも最近の曲に影響したライブやアーティストっているんですか?

吉田喜一(Gt):それで言うと自分もCotton Clubとかよく行きますね。それとは別に1回原点に帰ってみようみたいな時期があって、そのときにちょうどtoeの両国国技館を見に行ったんですよね。あの4人は1ジャンル確立したぐらい自分の中では偉大な存在で、セットリストが進んでいく中でどんどんゲストのボーカルの方や他のミュージシャン、例えばチェロとか鍵盤とかいっぱい入ってきて、それもtoeの一つの部分を作っていることがすごく素敵だなと思って。彼らはインストバンドなので歌は少ないんですけど、それでも両国国技館というキャパシティを埋めてるという状況もバンドとしてすごくカッコいいなというところで影響をすごく受けまして。

――toe一つでジャンルみたいなところがありますもんね。

吉田:好きなバンドはいっぱいいるんですけど、改めて足を運んだことが久しぶりだなと気づいて。例えば新しい海外の好きなギタリストやミュージシャンのライブは見に行ったりするんですけど、今一度自分のルーツに還ってライブを見に行くこともなかったので、すごく大事なものを思い出しましたね。

――神サイ地殻変動ですね。黒川さんは?

黒川:海外のサウンド感というのはドラムのテックさんと話しますし、例えば「藤雨」ではアンダーソン・パークのキックの感じとかスネアのちょっと乾いた感じをリファレンスにするようになったりとか。あと「白昼夢」だと80年代のソナーというドラムセットがあって、その時の鳴りがこの曲には合うんじゃないかみたいな話をして。で、この曲はタムだけ録ったり。最初は打ち込みの音だけで行くか、となっていたんですけど、でもタムだけちょっと重ねてみたいという話になって、やってみたら良くなったり。結局ハットも刻んでキックも入れた?

柳田:キックは結局使ってないんだけど、いろいろ実験的に亮介の実際に踏んだキックの音からEQ使ったりして、サブの素材を作ってトリガーして行ったりもあったんですけど、やっぱなんて言うんですかね? 最近すごいウォンカ(※)の話とかするんですよ。生ドラム特有のサスティーンの感じを究極カットしてもいいけど、不自然な感じになるんだったら場合によってはその生バスドラムでは出ない帯域のサブの素材を使った方がいいこともあるのかなとか、そういうのも実験して。あとはレコーディングしてみないとわからないところもあったりするんですよね。ほんとそのサブのウォンカ一つだけで歌い方も変わるんですよ。これってたぶん聴いてる側にはあんまり関係ないですけど、でもめぐりめぐって関係あるというか。

※ウォンカ 音楽制作の現場で使われる用語。「独特な揺らぎ」や「酔いそうなウネリ」などを指す。

神はサイコロを振らない

――確かにグルーヴは歌に影響しますよね。桐木さんは今回のレコーディングでの変化というと?

桐木岳貢(Ba):最初の4曲は特になんか話題に上がったなあと思ったのは、「主人公感」みたいなキーワードにしていたなと思いますね。主人公感は感覚の話なんですけど、そこにちゃんと向かっていけたなみたいな。亮介と柳田が先頭立ってボーカルテイクを選ぶんですけど、音楽的に刺さったとしても、いわゆるポップというか主人公感がないと選ばない。そこも行ったり来たりしつつ、バランスの取れたレコーディングだなと思いました。それが発見というか、今までにはない曲の見方でもあって、何かを得れた感じでしたね。

――最初の4曲って、1回目はどういう曲か掴みづらいと思うんです。でもそこが挑戦的でもあるし、今、桐木さんが言ったように主人公感というかストーリー的に繋がってる印象もあるので、すごく面白いアプローチだと思います。桐木さんは聴く音楽が変わったりしてないですか?

桐木:インスト曲ですかね。バンドじゃないオーケストラ系だったり。メッセージ性のある歌より空間を作る音楽みたいなのはよく聴いてて、それも序盤の4曲には出ているんじゃないかなと思います。特に「Balloon of Shooting Star」は「空間が現れた」みたいな感覚なんですよ。音の配置にもちゃんと一個一個意味がある、それはクラシック音楽を聴いて思ったことかもしれないですね。

――そういう意味で完全に次のフェーズに入った感じがします。その上でアルバムでは毎回ではありますが、デジタルシングルが8曲収録されていて、自ずといろんな曲が混在するわけですが、アルバムとしてどうまとめていこうと?

柳田:そもそも今回のアルバム自体を別にコンセプチュアルにしなければとは……まあぶっちゃけどう並び替えても成立はするかなというところで言うと、アルバムとしてどういう色かというより、この2年で神サイが得てきたもの、成長の様がアルバムで見える感じになっていて。特に序盤に新録曲4曲を詰め込んでるのも、今の神サイの名刺代わりの曲が散りばめられてるから、勝負する姿勢は感じられるアルバムかなとは思います。

――序盤の4曲がチャレンジングなのはもちろんですが、それぞれアルバムの中で挑戦だったな、面白い曲だなと思う曲を教えてください。

桐木:ベースだったら「白昼夢」。柳田の家で録ったんですけど、生のベースにサイドチェーンっていうプラグインをかけてシンセベースみたいにするっていう。

――シンセベースかと思いました。

桐木:シンセベースなんですけど録り音は生みたいな。これは柳田と朝まで「こうじゃないこうじゃない」というのをやったんですけど挑戦的でしたね。

柳田:要はシンベでも緩やかなカーブとか描けるけど、あくまでも人間の中で流れてるグルーヴのベースにフックの頭でコンプがパチンとかかってるだけにすることで、無機質なのにすごい推進力があるっていうか、それをやりたくて。で、結局こういうカーブ1つとっても全部ウォンカの話になってくるんで、岳貢とは10時間ぐらいずっとその話をしながら何回も録り直して、いいとこを見つけて行きましたね。

神はサイコロを振らない

――Sound&Recordingマガジンさんには僭越ですけど、ずっとサンレコ系の話になってます(笑)。でも今回の挑戦はそこなんですよね。じゃあ黒川さんは?

黒川:僕は「The Abyss」ですかね。この曲はたぶん神サイで初めてスネアドラムを使わなかった曲かなと思って。柳田からデモが送られてきた時からクラップスタックというシンバルが絶対合うだろうなあというのを思ってたので、レコーディング前日に買いに行って。で、やっぱり曲にバチっとはまったなと思って、これは新たな挑戦でした。あと今回のアルバムは岳貢と別々に録った曲が多くて、それも前回とは違うなと感じますね。

――「The Abyss」に関して、これはそもそも「ラストマン」の挿入歌「The Ssyba」と同じメロディで、タイトルはアナグラムになってるんですよね。そのアイデアというのはどういうところから?

柳田:もともと先にできてたのが「The Abyss」で、それをドラマに使おうとなった中で、完全新作スペシャルドラマ『ラストマン-全盲の捜査官- FAKE/TRUTH』の内容に沿った歌詞も聴いてみたいですと言われて。元のテーマを全部ぶっ壊して作ったんで破壊と創造の神様「シヴァ」のアナグラムにしてみたんです。要はスペシャルドラマ「ラストマン」のテーマの裏と表という意味です。世の中で僕らが普段見てる情報もどれが本当でどれが嘘かというのはこの目で見てみるまでやっぱ分かんないっていうので、「シュレーディンガーの猫」じゃないけれども、生きた猫と死んだ猫両方が混在してるみたいな、コインの表と裏が両方が存在してるというのを曲のあり方としてやってみたら面白いかもなと思って、せっかく「The Abyss」から生まれた「The Ssyba」だったし。これによって楽曲での「量子もつれ」みたいなのが表現できたら面白いかなと思ってやってみたんですけど、あんま伝わんなかった(笑)。

――そうですか?(笑)私は最近の神サイというバンドがどんなことをやってるか分かる曲として筆頭で聴いて欲しいですけどね。

黒川:確かに。

神はサイコロを振らない

――吉田さんはどうですか?

吉田:どの曲もチャレンジの連続だったんですけど、「藤雨」が自分の中ではギタリストとして特別な位置づけというか。というのもギターソロがあるんですけど、ギターソロを作る前に柳田君と歌の延長線のようなギターの話をしてた中で、柳田君的にはいわゆるギターソロというイメージじゃないと話していて、自分の中ではそういう概念が結構覆ったんです。ギターが象徴的なところではあるんですけど、役割として成立してるみたいなところでアプローチの無限大の可能性をすごく感じましたね、この曲は。

柳田:言ったらギターソロって主旋律じゃないですか。もちろんギターだからこそのメロラインの動き方ってあると思うんですけど、歌って本当にフリーダムというか、物理的なところも超えられる。それで吉田に言ったのが、「歌メロのつもりでギターのフレーズ考えて」と。たまにポップスの歌メロを指で追うと普通の運指じゃない面白い動き方をしてるし、逆に単純なことを繰り返してるだけの時もある。そういうリフレインの大事さも含めて、歌メロ作るつもりでギターやってみるのもいいかもねという話はしたし、これって全ての楽器に言えることで。それぞれがそろそろシンガーソングライター的な見方をしなければならないなと思ったんですよ。全員がチェスで駒をどう動かしていったら最短ルートでキングとれるんや、みたいな感じというか。それが最近難しくもあるんですけどめっちゃ楽しいし、結局ライブの音作りにも関わってくるので、今はちょっと終わりなき旅のスタート地点に立ったみたいな感覚はありますね。

――「藤雨」は全体的には透明感があるんだけど、ギターサウンドによって主人公のささくれた気持ちが表現されている印象で面白かったです。じゃあ柳田さんにとっての挑戦の1曲は?

柳田:ちょっと序盤の4曲に触れ過ぎているところもあるので、それ以前に制作した曲に行くと、作品としてめっちゃ追い込めたなって思うのは「シルバーソルト」かなと思いますね。音的なところでもミックス的なところでも歌のテイクとしても。

――今思うとすでにシンセやSEの使い方が新しいフェーズにあったんだなと思います。

柳田:そうですね。デモできたときに「これキタで!」と、数知れずのミュージシャンに聴かせて回った気がします。

一同:ハハハ。

――追い込めたのは音作り?

柳田:ミックスですかね。この頃からすごく定位にこだわるようになって。この曲でもトレモロを多用しているんですけど、いろんなシンセの音にもトレモロかけて、なんかこう……最近ミックスもちょっとずつ勉強し始めて、すると日本の音楽のミックスって逆三角形の先端に観客がいて、一番近い距離にボーカルがいて、そのあとギター、ピアノがいてベースがいてドラムがいる。でも海外のミックスはその逆で三角形の中に聴く人がいるイメージらしいんですよ。だからあれだけ音数が少なくても包み込まれるような感じがあって、平面じゃない臨場感があるのかなと思って。それをするために最近は色んな音にいろんなプラグインをかけて、ちょっと遠くにいるとかこの辺にいるとか、ちょっとバイノーラル的な感じでボーカルも含めて配置するようにしてるんですね。それは「シルバーソルト」も色濃いし。「白昼夢」に関してはミックスで初めて神サイで真ん中にボーカルを置いてないんですよ。だからふんわり「この辺かな?」というところにボーカルがいるんです。で、コーラスはもっと広いところにいて、ベースだけじゃなくてほかのシンセとかタンバリンとかにも全部にサイドチェーンかけてたりするんで、耳の中だけ異世界にいるような、音像込み込みで曲の景色を作っていくということは「白昼夢」や「ソユーズに乗って」では意識しましたね。

――ソングライティングもそうなんだけど、今回はどう聴こえるか?その体験というところをもっと新しくして行こうと?

柳田:そうですね。ぶっちゃけいい曲は今までもけっこう出してきたという感じなんですよ。だからたぶん引き続きこれからもいい曲は作るけど、いい曲なだけではやっぱ面白くないというか、音でも楽しませたいしライブ行ったらもっと楽しい、みたいなことをやりたい。

神はサイコロを振らない

――お話を聞いてるとアルバムタイトルの『EINSTEIN=ROSEN BRIDGE』は、大雑把にいうとワームホールを指していて、「シルバーソルト」の最後の二行「解けない時間の紐が絡みついて」も全部繋がってくるし、ワームホールは今回の音作りのイメージかもしれないし。

柳田:うんうん。今回の楽曲は時間とか記憶に関して色濃い曲が多いなと思うけど、「スケッチ」が最後にあるのがすごくいいなと。これだけ音でいろいろ遊んでいくけど最終的には木の音だけで完結させるのが等身大だなっていう。

――「スケッチ」はアコギ主体ですもんね。ワームホールって音楽を指すのにも最適な比喩だと思うんですよね、全然違う場所で同じものが聴けたりするので。柳田さんの中ではどんな意味合いだったんですか?

柳田:これは今の10年経った神サイが、特にここ1年で急に面白くなってきている4人のテンション感のままでReproduceに向き合えたりして。それって過去でもあるし今でもあるし、でも未来でもあるような気もするというか、今後の礎になるようなサウンド感、サウンドメイクが出来つつあると思うんです。エンジニアさんから言われたのですが、ざっくり言えばオルタナかもしれないけど、あんまり聴いたことのないサウンド感で、「ジャンルで言うのはむずいよね」と言ってくれて。「藤雨」なんか特にそうなんですけど、それが答えな気もしてるんです。明らかに聴いたことのないサウンドがいっぱいあったりするから、このアルバムは一個時代を作りそうな予感もするというか。

――では最後に6月のアリーナ公演なんですけど、バンドの中でのこの公演の位置づけはどんなものですか?

柳田:このアルバムを皮切りに神サイが次のステージに行く感じあるんですよ。次が第三章としたら第三章の狼煙というか、旗揚げみたいなライブになるのかなと思います。今回アルバムのインタビューを通して言われて気づいたのが、前回のアルバムの時のメンバーと心意気が全然違う、みんな精神的にもたくましくなってるし、あとはすごく貪欲になってるというかもっと音楽が好きになってる感じがありますね。

――武道館の時はいい意味ではすごくシンプルで、4人しかステージいないことが象徴的でしたが、今回のアリーナはどんな計画をしてますか?

柳田:旗。

――旗(笑)。

柳田:後、最近すごく見てるのがドミニク・ファイクの2025年のロラパルーザの映像で、結構イカれたことやってて。フェスでここまで自分のステージ表現できるんだ?と思って規模違うなとなったし、一個の王国、異世界に迷い込んじゃったぐらいの空気感、でも居心地いいみたいな場所を作りたいなあ、なんて思ってました。

桐木:柳田とちょっと近いんですけど、ライブというよりいいライブ空間というか、音楽だけじゃないところでもいいとこ持って帰って頂けたらなとは思うんですけど、まだ具体案はこれからです。

黒川:岳貢の言った音楽以外の視覚とか匂いとか、五感全部使って感じれるようなライブができたらなあとは思ってます。

吉田:ライブはもちろん、見に来る方全員で楽しかったなと言ってもらえる満足度の高いものにしたいんですけど、それと同時に自分たちが今まで培ってきたものというか、意味合いを背負ってこの先の10年、20年後に繋げられるような思いを伝えることがこのバンドの使命だと思ってるんで、それはしっかり伝えたいなと思ってますね。

神はサイコロを振らない

取材・文=石角友香 撮影=後藤壮太郎

ライブ情報

神はサイコロを振らない
『Special Live for Double Anniversary Year 2026 “T.W. -Traversable Wormhole-" at Pia Arena MM』
日程:2026年6月14日(日)
会場:ぴあアリーナMM
問合:DISK GARAGE https://info.diskgarage.com
に関するお問い合わせ:イープラス
お客様サポート:http://eplus.jp/qa/ 
詳しくはこちら:https://kamisai.jp/information/detail.php?id=661

リリース情報

先行配信曲「白昼夢」
<配信リンクはこちら>
https://kamisai.lnk.to/Daydream

3rd Full Album『EINSTEIN = ROSEN BRIDGE』
2026年4月15日(水)発売
<3rd Full Album予約リンクはこちら>
https://kamisai.lnk.to/AnniversaryLive
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