劇団☆新感線、最後の決定版『髑髏城の七人 LAST STAND』の上演が決定 早乙女太一が捨之介、早乙女友貴が天魔王などキャスト&公演詳細発表
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2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演 いのうえ歌舞伎 『髑髏城の七人 LAST STAND』
2026年11月14日(土)東京・新橋演舞場の初日公演を皮切りに、長野、金沢、大阪と、2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人 LAST STAND』が上演されることが決定した。
劇団☆新感線を代表する演目である『髑髏城の七人』は、七年ごとに繰り返し上演され、そのたびに様々な工夫を凝らし進化をし続けてきた。演じるキャストによって、観劇の視点や見えてくる場面や味わいが変化するという、不思議な魅力を持った作品であり、キャラクターの魅力が俳優の魅力も引き上げる多面性のある戯曲ともいえる。物語の舞台は戦国時代、織田信長亡き後の関東の地を舞台に繰り広げる、アクションあり、ロマンあり、笑いありの誰もが楽しめる、壮大なチャンバラアクション時代劇だ。
1990年の初演は、東京・池袋の噴水広場の野外特設テントにて上演。1997年は大阪の今は無き道頓堀・中座で花道を走り回り、その後の縁につながる市川染五郎(現・松本幸四郎)との出会い、また坂東三津五郎より「劇場が喜んでいる」と最高の誉め言葉をもらうなど、劇団にとって思い出深い公演となったそうだ。2004年は春の古田新太主演を“アカドクロ”、秋の市川染五郎(現・松本幸四郎)主演を“アオドクロ”と称し一年で二本上演。2011年にはキャストを一新、さらにそれまで一人二役で演じてきた配役をそれぞれのキャラクターとして登場させ、“ワカドクロ”と称し上演。2017〜18年はオランダ以外に世界で初めて東京に誕生した、客席が360度回転する特殊機構の劇場・IHIステージアラウンド東京の柿落とし公演として、キャストを変え、物語にアレンジを加え、“花鳥風月極”と公演を5つのシーズンに分け、演劇界前人未到の1年3ヶ月連続上演に挑み55万人を動員した。
『髑髏城の七人』は再演をほとんど行うことのない劇団☆新感線46年の歴史の中で、これほどまでに再演を重ねてきた作品はなく、演劇界の歴史にその名を刻む至極の名作として、劇団☆新感線が自信をもって届けることができる作品だ。
1990年の『髑髏城の七人』初演から36年、これまで11バージョン上演してきた本作を今回「LAST STAND」と題し、劇団☆新感線としては最後の再演とすることがこの度発砲された。これまでの劇団☆新感線が培ってきた様々な髑髏城の集大成と、若いキャストに託す等身大の『髑髏城の七人』を観客へ届ける。
『髑髏城の七人』の最終決定版となる本公演では、ケレン味あふれる、戦国の若者の群像活劇を創り上げる。
主演の捨之介を演じるのは、大衆演劇“劇団朱雀”で幼少期より芸事を身に着け研鑽を積み、2019年より二代目座長として劇団を率い、映画・ドラマと映像の世界でもその存在感を発揮する早乙女太一。2011年の“ワカドクロ”、2017年の“鳥髑髏”では蘭兵衛を、2017年~18年の“月髑髏”《上弦の月》では天魔王と、物語の中心人物を演じてきた早乙女太一が満を持して捨之介を演じる。
共演には、新感線初参加となるフレッシュな顔ぶれが名を連ねる。蘭兵衛には、シャープな顔立ちと独特の雰囲気を持ち、気品と繊細さを兼ね備えた演技で大河ドラマをはじめ映像作品でも存在感を示す塩野瑛久と、精悍な面差しとしなやかな身体能力を武器に、映像作品でも迫力あるアクションと確かな殺陣にも定評がある急成長中の若手実力派・藤岡真威人がダブルキャストで演じる。兵庫には、女方から立役、舞踊の評価も高く若手歌舞伎俳優としての活動に加えて、伝統芸能に留まらず現代劇や映像作品にも積極的に挑戦している片岡千之助。沙霧には、清潔感のある自然体の魅力を持ちながら、近年は舞台や映像作品で個性的な役柄からコミカルなキャラクターまで幅広い役柄を演じ、俳優として表現の幅を着実に広げている桜井日奈子。髑髏党・青嵐の咬牙には、高い身体能力と確かな表現力で数々の舞台に出演、2025年の特撮テレビドラマ『ウルトラマンオメガ』で主演を務めるなど映像作品でも活躍する近藤頌利。
さらに、常連組から久しぶり、二度目ましてまで、新感線お馴染みの俳優陣も集結。天魔王には、スピード感のある殺陣とエネルギッシュな演技で観客を魅了し、新感線にはほぼ年に一度参加する、ほぼ劇団員の早乙女友貴。観客を釘付けにした2023年の『天號星』を超える兄・太一との兄弟一騎打ちを、本作でも繰り広げる。
極楽太夫には、宝塚歌劇団退団後、最初の演劇作品として新感線初参加で主演を務めた2025年の『紅鬼物語』以来二度目の出演、圧倒的な華とダンス力を持ちながら、従来のイメージにとらわれない役に挑み続ける柚香 光。本作の最終兵器的な名物キャラクターでもある兵庫の兄の村平には、2017年~18年の“月髑髏”《下弦の月》で兵庫を演じ、舞台や映像作品で着実にキャリアを積み、爽やかな青年役からクセのある悪役、コミカルな役まで幅広く演じる実力派の木村 了が挑む。贋鉄斎には、コメディからシリアス、突き抜けたクレイジーボーイまでどんとこい、その高い演技力と存在感を2021年の新感線『月影花之丞大逆転』でも余すことなく発揮した浜中文一。狸穴二郎衛門には、本格的な時代劇を演じられる数少ない現代の剣劇俳優であり、舞台・映像作品問わず数多くの作品に出演し、2024年公開の主演映画『侍タイムスリッパ―』が大きな話題を呼んだ山口馬木也が、2018年の『メタルマクベス』disc1以来新感線に参加する。
そして、三五は河野まさと、渡京は粟根まこと、と熟練の劇団員も作品を支える。等身大の物語の世界観を表現し、究極の『髑髏城の七人 LAST STAND』が、最後の戦いの花道に向かう。
また、『髑髏城の七人 LAST STAND』関連企画として 『髑髏城の七十七人プロジェクト』が始動することも発表された。
天正十年六月。
織田信長は腹心・明智光秀の謀反で本能寺に斃れ、天下統一の野望は潰えた。
それから八年。かつての主君に代わり天下統一を目指す豊臣秀吉に、
天魔王率いる関東髑髏党が叛旗を翻す!
その拠点・髑髏城から、城の絵図面を持って逃げた沙霧を追い、鉄機兵が村を襲う。
立ち向かうのは、兵庫が率いる関八州荒武者隊。だが多勢に無勢……、
そこに捨之介と名乗る男が現れ、窮地を救う。
一同は、無界屋蘭兵衛が仕切り、極楽太夫が歌い舞う、
関東一の色里・無界の里へ。ここに沙霧が身を潜めていることに気づく捨之介。
沙霧を襲う鉄機兵を斬り倒した蘭兵衛は、捨之介の姿を見て驚く。
捨之介と蘭兵衛、そして天魔王には、信長をめぐる因縁があった。
明らかになる天魔王の野望。捨之介と蘭兵衛は天魔王を倒そうとするが、
天魔の鎧をまとう天魔王には歯が立たない。
牢人・狸穴二郎衛門の助太刀で危機を脱した捨之介は、無界の里を守るため、
秀吉よりも先に天魔王を倒すことを決意。天魔の鎧を斬れる刀を求め、刀鍛冶の贋鉄斎のもとへ。
だが蘭兵衛は、捨之介の帰りを待たず、ある決意を胸に天魔王のもとへ向かう。
再び絡み合った縁(えにし)。譲れぬ明日を懸け、男たちは関東荒野で火花を散らす——!
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