舞台『キングダムII -継承-』熱き稽古場を総力レポート~三浦宏規・高野洸ら豪華キャストが語る“継承”への覚悟と、限界を突破するハイスピード殺陣の衝撃

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舞台『キングダムII -継承-』公開稽古・全メインキャスト会見より

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連載20周年、累計発行部数1億2000万部を突破する国民的大人気コミックの舞台化第2弾、舞台『キングダムII -継承-』が今夏、ついに幕を開ける。本番を目前に控えた都内某所の稽古場にて、全メインキャストが勢揃いした囲み取材と、一部シーンの公開稽古が行われた。

ステージに並んだキャスト陣は、全員がお揃いのキングダムTシャツを着用して登場。チームワークの良さが一目で伝わる、和やかな空気のなかで記者会見がスタートした。

SPICEでは、進化を遂げたカンパニーの様子と、肉体の限界を超えるかのような圧倒的迫力に満ちた稽古場の熱量をお届けする。

■ 豪華キャスト集結、お揃いのTシャツで語る絆

三浦宏規

会見の冒頭、前作から続投となる信(しん)役の三浦宏規は、「新しく加わった素晴らしいキャストの皆さんとともに、とんでもないクライマックスに向かっています。前作を観た方もそうでない方も、新しい『キングダム』の世界を楽しんでほしい」とユーモアを交えつつ自信を覗かせる。同じく信役のWキャストを務める高野洸も「本番に向けてみんなの気合が本当に入っている瞬間。それぞれの思い、そして前作から培ってきたものを“継承”して戦場に立っています」と、今作のサブタイトルでもある言葉に強い決意を込めた。

高野洸

今作から羌瘣(きょうかい)役としてカンパニーに加わった山本千尋は、「10年前に『キングダム』連載10周年特別動画で羌瘣役に抜擢していただいて以来、またこうして舞台で彼女に出会えたことは本当に夢のよう。毎日が勉強であり、皆さんの圧倒的な実力に刺激をいただく幸せな日々です」と、並々ならぬ役への愛と感謝を語る。

また、前作に引き続き大将軍・王騎(おうき)を演じる山口祐一郎は、「命がけでやっています。若い皆さんの凄まじいエネルギーに引っ張られ、稽古場ではいつも圧倒されています」と、温かい笑顔のなかにも座長たちへの深いリスペクトを滲ませた。そんな山口と長年日本のミュージカル界の最前線で共演を重ね、王騎の副官・騰(とう)を演じる石川禅は「とにかく大変!びっくりするくらい大変です!」と頭を抱えながらも、「これだけの素晴らしいキャスティング、そして本気でぶつかり合う皆さんの熱量に鼓舞されています」とコメント。

王騎の因縁の相手である摎(きょう)役の大塚千弘は、「実は山口祐一郎さんとはこれまでに何度も共演させていただいていますが、私が初めてお会いしたときはまだ高校生。そのときに私の父と同い年だと知り、山口さんに『お父さんと呼んでいいですか?』と聞いた思い出があります(笑)。今回、こうしてまた最高の相手役として共演させていただけるのが本当に幸せです」と、稽古場での微笑ましいエピソードを披露した。

それに対して山口が「その『お父さん』は、今はもうすべての仕事を引退して隠居しているよ、と教えられました(笑)」と返し、稽古場スタート初日の心温まるやりとりを明かして会場を沸かせる一幕も。

和気あいあいとしたトークのなかでも、キャスト陣が一様に口にしていたのが、生身の肉体がぶつかり合う舞台だからこその「過酷さ」だ。龐煖(ほうけん)役の章平が「武器が本当に重い。本番までにしっかりと体力を仕上げていかなければいけない」とストイックな表情を見せれば、同じく龐煖を演じる東啓介も「この過酷な戦場を全員で生き抜くために、互いに高め合っている」と語るなど、それぞれが己の限界を更新しながら稽古に励む、熱きカンパニーの現在地が克明に語られた。

■ 肉体の限界へ挑む、ハイスピード演劇の衝撃

会見が終了すると、いよいよ期待の公開稽古へと移る。 『ダンス オブ ヴァンパイア』などスケールの大きな作品を数多く手掛ける山田和也による「場所が目まぐるしく変わる、ハイスピード演劇」の演出。劇中の戦闘シーンが始まると、その言葉の本当の意味を肌で思い知らされることとなった。

繰り広げられるのは、文字通り「活字や漫画のコマがそのまま立体化されたかのような」超高速の殺陣。信たちが手にする巨大な剣や矛が空気を切り裂く風切り音が、見ているこちらの耳元までリアルに鳴り響く。役者たちの足を踏み鳴らす振動、飛び散る汗、そして途切れることのない荒い息遣い。すべてが「生」のエネルギーとして客席へとダイレクトに突き刺さってくる。

前作に続き、KOHTA YAMAMOTOの音楽が深澤恵梨香の編曲による生演奏(公開稽古では音源で実施)と融合し、ライブ・エンターテインメントならではのグルーヴ感で客席を巻き込んでいく。

■ 観客を圧倒する、本物の戦場さながらの迫力

圧巻だったのは、会見のユーモラスな掛け合いを完全に忘れさせるほどの、本物の戦場かと見まごうばかりの戦闘シーンの緊迫感だ。今回は、漫画『キングダム』でも圧倒的かつ唯一無二のエピソードである、大将軍・王騎が戦いの中で壮絶な死を遂げる物語が描かれる。

(左から)山口祐一郎、石川禅

アンサンブルを含めた出演者たちが、四方八方から縦横無尽に飛び交い、ぶつかり合う。一歩間違えれば大怪我に繋がりかねない超高難度のパフォーマンスが、凄まじいスピード感のなかで、ミリ単位の緻密さで重ねられていく。

東啓介

章平

また、今作からの新キャストとして、王騎の宿敵であり“武神”と恐れられる龐煖役に東啓介と章平がWキャストで参戦。稽古場でも圧倒的な威圧感と重厚な殺陣を見せつけ、物語の緊張感を極限まで高めている。さらに、秦国の武人・蒙武役に渡辺大と飯作雄太郎がダブルキャストで登場するほか、謎の剣士・カイネ役に森莉那、尾到役に篠崎大悟の出演が決定。初演で嬴政・漂役を演じた小関裕太と牧島輝が「声の出演」で嬴政役としてカンパニーに帰ってくるなど、今作の布陣も完璧だ。

あまりの迫力とスピードに、「これを開幕から千穐楽まで、誰一人怪我なく駆け抜けることができるのだろうか」と、観客であるこちらが本気で心配になってしまうほどのヒリヒリとした緊張感が、稽古場全体を完全に支配していた。

■ キングダムの熱量を劇場で体感せよ!

個々のキャラクターが持つピュアな情熱や、国を背負う者たちの重厚なドラマが見事に融合し、演劇としてこれ以上ないレベルへと昇華されている舞台『キングダムII -継承-』。

原作のファンはもちろんのこと、前作を観ていない人であっても、幕が上がった瞬間にその圧倒的な地響きのような熱量に巻き込まれ、もれなくこの世界観の虜になるはずだ。

舞台『キングダムII -継承-』PV


劇場という名の壮大な戦場で、キャスト陣が文字通り命を削って紡ぎ出す最高のストーリー。この夏、絶対に体験すべき極上のエンターテインメントを、ぜひその目で目撃してほしい。

舞台『キングダムII -継承-』公開稽古・全メインキャスト会見より

公演情報

舞台『キングダムⅡ-継承-』
 
【上演概要】
2026年8月9日(日)~9月13日(日)  【東京】東京建物Brillia HALL
2026年9月21日(月)~29日(火) 【大阪】新歌舞伎座
2026年10月6日(火)~13日(火) 【福岡】博多座
 
<e+貸切公演>
日程:2026年8月15日(土)開演:18:00~
日程:2026年9月11日(金)開演:13:00~
会場:東京建物 Brillia HALL

貸切公演のは【こちら】から
 
【キャスト】
信 三浦宏規/高野 洸
羌瘣 山本千尋
龐煖 東 啓介/章平
 
河了貂 華 優希
尾平 元木聖也
蒙毅 竹内將人
羌象 清水葉月
蒙武 渡辺 大 ※東京・大阪公演のみ/飯作雄太郎 ※大阪・福岡公演のみ
 
摎 大塚千弘
騰 石川 禅
王騎 山口祐一郎
 
嬴政(声) 小関裕太/牧島 輝
 
カイネ 森 莉那
尾到 篠崎大悟
 
飯作雄太郎 内海一弥 奥脇大樹 鹿糠友和 木村和磨 粂川暁典 佐々木駿也 
佐藤義夫 寒川祥吾 竹廣隼人 兆平 東川泰千 ドルジ勇大 中内天摩 
長嶋拓也 中野高志 中村音心 藤田 晴 本多剛幸 湊 竜也 森山大志
 
【スタッフ】
原作 「キングダム」原 泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
脚本 笠浦静花
演出 山田和也
音楽 KOHTA YAMAMOTO
 
音楽監督・編曲・オーケストレーション  深澤恵梨香
美術 松井るみ
照明 高見和義
音響 山本浩一
映像 栗山聡之
衣裳 中原幸子
ヘアメイク 宮内宏明
アクション 諸鍛冶裕太
 
演出助手 小貫流星
舞台監督 北條 孝/佐藤 豪
 
脚本監修 藤沢文翁
 
キーボードコンダクター・稽古ピアノ 長濱 司
オーケストラ 東宝ミュージック
 
制作  松本崚汰
プロデューサー  尾木晴佳/田中利尚/鵜野悠大郎
 
製作 東宝

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