初の異世界転生、奄美大島との繋がり、今のReoNaが詰まった 「Lv.1 職業:人間」を大いに語る
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ReoNa 撮影:大塚正明
ReoNaの最新シングル 「Lv.1 職業:人間」。TVアニメ『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』(以下重騎士)のエンディング主題歌だが、実に切れ味のある楽曲に仕上がっている。カップリングも含めて非常に情報量の多いこの一枚をどう読み解くのか?話を聞く中で、このハイコンテクストなシングルを貫く芯が見えてきた、必見のロングインタビューをお届けする。
■チーム全体に「変にブレーキかけなくていいんじゃない?」という空気はあった
―― 「Lv.1 職業:人間」はTVアニメ『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』のエンディング主題歌ですが、よく考えたらReoNaさんは転生モノのアニメの曲を、今回初めて担当されているんですよね。
そうなんです。”転生して新しい生を受け、全く別の人物として前世の知識を持ちながら歩み出す”という作品を担当するのは、本当に初めてです。
――改めてこの”異世界転生モノ”である今作の印象をお聞きできれば。
もともとコミカライズされたものを、お話をいただく前から読んでいたんです。タイトルに入っている通り、ちゃんと主人公のエルマが知識で無双してくれる作品だな、だというのが最初の作品イメージでした。転生モノを見ると、今までの知識を持って、何歳のころまで巻き戻してやり直したら、人生ってどれくらい変化するんだろう? って考えることがあって。
――強くてニューゲーム感というか。
きっと想像したことある人は多いと思うんです。自分の今の知識を持ってあの人になれたらとかこうなれたらとか、こういう世界に行けたら、みたいな。そういう誰しもがきっと想像したことがある夢の世界、それを見せてくれるのが、異世界転生と呼ばれる作品たちなのかなと思います。
――改めて今回の曲のテーマや制作過程の流れなどもお聞きしたいです。
楽曲の成り立ちとしては、作詞作曲の毛蟹(LIVE LAB.)さんから、ほぼ完成形に近い状態で届いたのがスタートでした。聴いてみて、これはどうやって歌おう……っていうのが最初の感想で。メロの独特の歌い分け感、掛け合い感も、毛蟹さんの中でだいぶ完成された状態でデモが届いたので、そこを紐解いて、まずはじゃあ一回私が歌ったらどうなるんだろう? というところがスタートでした。
――実際歌ってみていかがでしたか? 掛け合いはいくつも歌って重ねていると思うんですが。
普通なら切らないような細かいところ、2文字ずつとかを例えるならReoNa【A】、ReoNa【B】に分けて、入れ替わり立ち替わりで歌っています。MVを見ていただいたら、曲の歌い分けが視覚的にも表現されているのがわかると思います。
――楽曲としてはニューウェーブ・ポップを彷彿とさせる楽曲ですし、テンポも速くはない。まさにエンディング的な要素を含んでいると思ったんです。
そう思います。
――余韻がたっぷりある一曲に仕上がっていると思うのですが、そこに乗る歌詞も独特な雰囲気です。
何者かになりたい、強くなりたい、でも、ちょっとだけ弱いままでもいいから。という、今までReoNaが紡いできたもののエッセンスを残しつつ、異世界転生という世界観とゲーム知識を織り込んで、作品へのリスペクトや、遊び心を煮詰めた思いが歌詞に詰まっていると思います。
――すごく面白いと思ったのは、比較的愚痴っているような内容の歌詞なのに、サビで転調したら、ちょっと投げやり気味な部分もありつつ、比較的前向きなメッセージで終わっているのが印象的だったんです。
そうかもしれないです。お歌自体も、ビジュアル面も含めて、「踏み出すんなら、ちゃんと踏み出そうよ!」みたいな意識で作った一曲かもしれないです。チーム全体に「変にブレーキかけなくていいんじゃない?」みたいな空気感はありました。
――タイトルも作品をしっかり著していると思うんですが、このタイトルは誰が?
毛蟹さんです。
――どこを切り取ってもキャッチーですし、このインタビューが出るタイミングでは「ReoNa Live Tour 2026 “De:TOUR -動脈-”」でもう披露されていると思いますが、ライブも面白そうですね。
はい、ライブでどうしよう? というのを一回置いておいて、今考えられるベストを! と言って制作しました。
――結構今までの楽曲では、ライブを想定したレコーディングもあったんですね。
結構あると思います。「ライブでどう歌おう?」というのを意識していることが多いので。どうしても何か届く相手がいるっていうことを強く想像したときに、想像しやすいのはライブなんです。それはレコーディングからすごく意識するんですけど、この楽曲に関しては、それが後からついてきた感じです。「一旦走ろう!作っちゃおう!」みたいな。
■ReoNa、という存在のベーシックスタイル、それが変わる可能性
――MVのお話も聞かせてください。今回はロングヘアーになった姿も披露されています。
制作の過程で、基本的に私が2人いるみたいな歌い分けになっているので、そういう2つの存在をどう表現しようという話になって。以前私がエクステをつけて、髪の毛をロングにしたことがありまして。その写真を見返して、これだ! ってなったんです。
――ReoNaさんって、多分、ハイトーンカラーのボブで編み込みがあって、ライダースを着て、ワンピースを着て、足元はマーチンを履いて。というアイコニックなスタイルが定着していますもんね。
私のベーシックスタイルがこの8年で皆さんの中にはインプットされたのかな、とは思っているのですが、ここまで大きく自分の見た目を崩したのは今回初めてだったので。そこはさっきも話した通り、どうせやるんだったら振り切って楽しもう、という感じでした。
――ライブに行くと、ReoNaさんの見た目に寄せたファンの人もたくさん見るんです。ReoNaさんのルックに憧れている人もかなりいるというのは感じてはいるので、ここでそれをグッと崩してくるのは面白かったです。
私は結構、ライダースを着ると、これからライブだ、歌うぞ! みたいな意識に変わったりするんです、スイッチと言うかな。でも髪色、髪型とかっていうところに関しては、普段から自分の一部なので。
――そうですよね。
でもいつか本当に変わる未来もあるかもしれない。突然真っ黒のロングになっている可能性もあるかも(笑)。
――でも本当に要素が多いMVですよね。ロングヘアー、メガネ、日本刀、そして赤ちゃん、そしてダンス。
羅列したらすごいことになりますよね。
――ダンスもすごく可愛いです。
ダンスもかなりコレオグラファーさんや監督さんとやりとりさせてもらいました。歌詞を意識して振り付けを考えていただいている中で、「強くなりたいや」などのメッセージを体で表現していこうとなったんですけど、結構難航して。みんなで考えている中で出てきたのが猫パンチでした。振り付けに関しても悩んだりとか、迷ったりしていたんですけど、ここでも「やるんだったら踏み込んで走ろう」ってなりました。
――これまであんまり見せない表情も見せてくれています。本当にあまりブレーキを踏んでいないんだなと思いました。
髪がロングで、サングラスしていることによって、私自身も気ままに振る舞いやすかったっていうのはあるかもしれないです。
――シンプルにカオスではあるし、シュールでもありますよね。
お歌と作品と、8年間アーティストとして走ってきて、これを受け取ってくれるであろう「あなた」への信頼があると信じられたからやれたのはあります。
――同じ期間に「Amore」があったからブレーキもかけずに行った、というか。
デビュー当初から自分のテーマになっていた、愛情とか、人と関わる営みの中で育まれる思い。傷つくことや喪失への痛みのような思いをまっすぐ見つめた「Amore」があるからこそ、「Lv.1 職業:人間」では同じ人間を描くとしても、全く別の側面を踏み込んで描こうと思えたのはあります。
■「敗走」収録の理由、そして「Annacoto」との繋がり
――カップリングのお話も聞きたいです。まずは「敗走」です。
これはライブに来てくださっている方は知っているかもしれないんですけど、実はもう去年からセットリストに入れさせてもらっている、ボカロP・傘村トータさんによるKAITOのボカロオリジナル曲で、すでに世の中にある歌なんです。
――そうですね。
私も「逃げて逢おうね」というテーマを持って道のりを歩んできた中で、傘村トータさんの「敗走」という曲に出会ったんです。「逃げて逢おうね」って、どういうことなんだろうって思ったときに、もうすでにこんなに素敵な歌がこの世にあるんだなって。そのReoNaが伝えたい思いを、ちゃんと傘村トータさんの楽曲に乗せて紡がせていただきたいと思って。まずはアルバム『HEART』のツアーからセットリストに入れさせてもらっています。
――ライブでもかなり印象的に歌われていましたよね。
はい、一緒にツアーを走って、そして『シマユイあまみ』という奄美大島での凱旋ライブでもお届けさせてもらいました。この「敗走」をもちろんライブでお届けするのも大切なんだけど、やっぱり音源としても、こんな素敵な楽曲をカバーさせてもらっているというのをお届けしたいということで、このタイミングで音源をリリースしようというところに至りました。
――『シマユイあまみ』のときも、現地の生配信で海外勢が「これは何の曲だ?」ってざわめいていましたからね。「聴いたことがないぞ、新曲か?」って言って、日本の皆さんが拙い英語で説明するっていうターンがありましたから。
ネット上でも「結の精神」があったというのはすごく嬉しいです。
――なんかReoNa感がある一曲だとは思っていました。ReoNaさんと傘村トータさんとの関係値ももちろんあると思うんですが、二人の信頼関係を感じました。
本当にありがたいです。傘村トータさんのとても大切な曲だと知っているので。そんな歌を今回カバーさせてもらっただけじゃなく、音源として出させてもらえるっていうのは、傘村トータさんから思いを預かったという気持ちです。
――そこの重さは仲の良さとは関係なく感じている?
関係なく感じています。傘村トータさんは、ここまで赤裸々に自分の弱いところとか心の内側とかを、正直に言葉にできるかな?と思うくらい、己を削って言葉を出す方だと思っていて。きっとこの言葉を生み出すのに痛みも苦しみもあっただろうな、という言葉を生み出して、信じて託してくれる人なので、やっぱり応えたいと思うし、責任を持って届けたいなと思うんです。そうして生まれたお歌は本当に素敵なので、きっとこの歌、お歌を必要としてくれる人がいるはずだって、私は信じています。
――そして「アンナコト with Annacoto」です。これは何も知らない人が聴いたら「えっ?」ってなると思います。曲の成り立ちを聞かせてください。
これはしっかりと前段からお話しします。まず「Annacoto」というのが、私のふるさと・奄美大島で活動している現役高校生たちの団体なんです。彼女、彼らは学校が終わったら集まって、奄美でイベントを開催したり、長期休みに島の小学生たちに宿題を教えたりとか、学校を飛び出して、自分たちが島に恩返しできることはないかとか。学校とはまた別のネットワークで、自分の居場所を作りたい、持ちたいっていう、本当に高校生たちによる、島の高校生たちのための団体をやっている子たちです。
そんな子たちと『シマユイあまみ』をきっかけに出会わせてもらって、何か一緒にできることがないかなっていう話をしたときに、一緒にご飯を食べて喋ってみたいとか、一緒に海に入りたいとか、白い服を着てカレーうどんを食べたいとか、たわいもない話の中の一つに、実は卒業した先輩が、メロディーだけ作ってまだ完成していない「Annacoto」のテーマソングがあって、それを一緒に完成させたいって言ってもらったんです。
それだったらチームReoNaも力になれるかもしれないぞ、と。そんな素敵なものが残っているんだったら、ぜひ一緒に形にしましょうってなって、先輩の残したメロディーと譜面を預かって、一緒に作詞を始めるというところからスタートしたんです。
――本当の意味での共同作業ですね。
その中で、本当に彼女たち、彼らの活動の中の思い出や、「Annacoto」ってどういう理念で活動しているのかを聞いていったんですが、奄美大島っていう場所の特性上「島立ち」と呼ばれるんですが、高校を卒業した3月から、みんな進学、就職で島を離れることがほとんどなんです。
島を旅立っていく人たちにとって、奄美では当たり前だったことが、島を出たら当たり前じゃなくなったりして、くじけそうになったときに「あんなことあったな」とか、「こんなことあったな」とか思い出して、心の支えになる杖のような思い出を作りたいっていうのが、「Annacoto」の活動理念だと。
――素敵ですね。
私すごくその言葉に共感できたんです。思い出が人を生かす瞬間ってきっとあるなと思っていて、これから島を離れていく先輩や、いつか島を出ていくであろう自分たち、逆に先に島を離れた私だからこそ、寄り添えるものや、一緒に生み出せるものがあるんじゃないかなと思ったんです。
『シマユイあまみ』が、まさにその島立ち前、最後に「Annacoto」の現3年生のメンバーの子たちが活動をするタイミングだったので、3年生のメンバーに内緒でお歌を完成させて。これから島を旅立つ先輩たちに、サプライズで披露しようという話になったんです。そこで出来たのが、「Annacoto」のみんなだけが歌っているバージョンなんです。
――収録のバージョンとは別なんですね。
はい。せっかく島の後輩たちがそういう思いを持って、私も共鳴することがたくさんあるこのお歌、せっかくだったらいろいろな人に届いてほしいと思ったんです。もしかしたら、このお歌に出会ったことによって、島の高校生になる子とかが「Annacoto」に入りたいと思うかもしれないし。島に限定されずに、何か旅立ちをしなきゃいけないタイミングや、何か旅立って心細い気持ちになる瞬間に「あんなことあったよな」って振り返りたくなる瞬間って、きっと島人だけじゃなく、いろんな人にもあると思っていて。だからこそ、彼女たちの歌声、言葉とともに、ReoNaのお歌を一緒にお届けさせていただけたらという思いで出来たのが、今作の「アンナコト with Annacoto」なんです。
■今出会えて、一緒に歌えて良かった
――なんかでも、このシングルのカップリングに入れるって結構な冒険だと思うんですよ。よく決断したな、というのは正直思いました。今の説明がないと「ああ、なるほど」って思えないかも知れない。すごくハイコンテクストなものを持ってきたと思ったんです。
私も高校生のときは、すごく手探りで自分の居場所を探し歩いていたし。その中できっと、いっぱい間違っていたこともあっただろうし、間違ってなかったこともあったから、今ここにいられると思いますし。手探りで、自分の生き方や、生きやすい場所を作ろうとする彼女たちの姿っていうのが、失われてほしくないなと思ったんです。この子たちが卒業しても、また来年高校生になった子が「Annacoto」をやってくれたら嬉しい。そんな思いを乗せて、このカップリングに入れさせてもらいました。島の先輩っていう側面もありますし(笑)。
――ReoNaさんは過去に、中学、高校時代は絶望の中にあった、とは仰ってました。今の「Annacoto」の子たちと同じくらいの年齢ということですもんね。
そうですね。高校生の頃の自分って、本当に大人でも子供でもない年だったと思うんです。目いっぱい背伸びしていたけど、結局子供だし。でも誰かの庇護下に完全に入って生きられるほど子供でもないし。義務教育っていうものからも外れて、アルバイトとかで働いて、自分でお金を稼ぐっていう手段が取り始められる年でもあるし。でも成人でもなければ、自分一人の力で人生を決め込めるほどの力がある年でもない。ある種、何でもできるけど何にもできない年齢っていう思いがありました。
――勝手に『シマユイあまみ』の時に「ReoNaさん、ちょっとお姉ちゃんとして頑張っているな」と思っていました。今思い返すと、青春を取り戻していたのかもしれない。
ああ、でもそうかもしれないです。こういうことしてほしかったな、を人にしたいと思うし、こういうことしたかったな、を人にさせてあげたいと思う。私がしてほしかったこと、今ならちょっとやってあげられるから、やっちゃおう! っていうのは自分の中であったかも。
――まさに青春を取り戻す。
でも、これは私が何かをしてあげるっていう話じゃなくて、私が彼女たちからしてもらってることでもあるんです。だって彼女たちの3年間って、本人たちからしたらすごい長い時間かもしれないけど、私たちと生きてる時間の長さが絶対的に違っていて。その中でたった1曲の残されたメロディーを信頼して託してくれて、形にしようとするなんて、普通私たちだってできない。
――そうですよね、関係性がないとできない。
そういう意味では、私は先輩として何かしてあげられることも勿論あるけど、それと同時に、彼女たちのかけがえのない青春の一かけらに混ぜてもらっているっていう感覚です。
アンナコト with Annacoto -Documentary Lyric Video-
――そう聞くと、やっぱり入れる意味がありますよね。ReoNaさんの先輩としての思いというか、侠気的な感覚というか。
チームReoNaの侠気はふんだんに盛り込まれていますね。いろんな人の協力がないと成り立たないものでした。
――なかなかレーベルも「入れましょう」って言わないですよ、これは。
そうだと思います。本当にありがたいと思っています。私にはあまり無かった、こんなキラキラした青春を曲として閉じ込めて、しかも出させて頂けることはSACRA MUSICに感謝しかないです。
――そういう意味では、「絶望系アニソンシンガー」ReoNaさんだからこその、ずっと埋まらない心のピースが、パズル1ピース分くらい埋まったかもしれませんね。
そういうことなのかもしれませんね。
――奄美でReoNaさんが「Annacoto」の子たちを見る目は優しかったですよ。
大人になってしまいましたね。でも本当に私、あの子たちの年齢の時って、一番生き方を探してたし、一番死のうとしてた時期だから……私は一足先に島を出て、東京に来て、傷ついたこといっぱいあったし。今日を、明日を生きる小さな理由を探して、なんとか命をつないでいた自分がいるから。彼女たちが島立ちして、傷ついてしまったとき、ほんの少しでも、島を思い出すための杖としてこのお歌があってくれたらいいなって思っています。正直、願うことしかできないんですけど。
――素直な疑問として、15歳の頃のReoNaさんが、島に戻ったとして、あの子たちと友達になれたと思いますか?
どうだろう…なれないんじゃないかな……眩しくて近寄れない。私、結構最近まで制服着てる人を見ると後ろめたい気持ちになっていましたから。デビュー当初なんか、制服着て歩いてる子が自分と地続きすぎるから。後ろめたさや羨ましさの劣等感があって。だから、今出会えてよかったと思います。今の私で出会えて、一緒に歌えてよかった。このお歌が、受取ってくれた誰かの心の支えになる杖になれたら。
■まだReoNaは変身を残していそうだ、と思えるシングルになった
――最後に初回生産限定版アニメ盤に収録される「上をちょっとだけ向いて歩こう」についても聞かせてください。非常にいい曲ですよね。シングルカットしてもいいんじゃないかなと思うくらい。
私もそう思います。
――気になるのは、作詞作曲のハヤシケイ(LIVE LAB.)さんと共に、編曲としてPan(LIVE LAB.)さんがクレジットされていることです。Panさんが加わることで、メロディーの華やかさみたいなものを感じたんです。
色に例えたら、彩度は上がるなという気はします。私はこのお歌は(神崎)エルザの「Girls Don’t Cry」がなかったら作れていない曲だと思っています。
――「Girls Don’t Cry」ですか。ちょっと驚きですが、確かにあの少しドライな空気感は通じる部分があるかも知れませんね。
エルザが委ねてくれた、ライブでちょっとポップに楽しめるお歌というものが、少し影響しているというか。「ReoNaにもそういう歌があっていいんじゃない?」というのはこの曲ができるきっかけのひとつだったかもしれないです。
――この曲にも三線が入っていますし、ReoNaさんのアイデンティティがふんだんに散りばめられている一枚なんですが、表題曲が攻めた曲、というのは面白いですね。
私にとってCDを出させてもらうというのは、手紙でもあり、日記でもあり、その瞬間瞬間をちゃんとタイムカプセルみたいに閉じ込めておく、というものなので。そういう意味では今のReoNaがぎゅっと詰まったシングルにはなっているのかなと思います。
――それこそ「上をちょっとだけ向いて歩こう」は「Girls Don’t Cry」との繋がりで神崎エルザとの関係性、「敗走」は傘村トータさんとの関係性。そして「Annacoto」のみんなとの関係性。いろんな関係性が詰め込まれていますね。
本当にこのシングルは、私がお届けしているものの中でも、どう受け取ってもらえるだろう?とワクワクすることがいっぱいあって。このお歌でReoNaに出会ってくれた人もいるはずですし。そういう意味では、本当に入り口も広げてくれる。ReoNaの入り口もたぶん広げてくれるお歌になるし、まだまだReoNaは変身を残してそうだ、と歌っている私にも思わせてくれるシングルだなと思っています。
――異世界転生と奄美の高校生が一つになるなんて誰も想像できませんよ。
そうですよね、でも私は島で高校生活を送っていないので。ある意味、この一枚は私にとっての異世界転生だったのかもしれないです(笑)。
インタビュー・文=加東岳史 撮影=大塚正明
リリース情報
ReoNa 13thシングル「Lv.1 職業:人間」
Disc 1(CD)
1.Lv.1 職業:人間
2.敗走
3.アンナコト with Annacoto
4.Lv.1 職業:人間 -Instrumental-
5.敗走 -Instrumental-
6.アンナコト with Annacoto -Instrumental-
Disc 2(BD)
1.Lv.1 職業:人間 -Music Video-
2.アンナコト with Annacoto -Documentary Lyric Video-
ReoNa ONE-MAN Concert 2027 “ハロー、アンハッピー” at ぴあアリーナ MM
受付期間:8月25日(火)10:00~8月30日(日)23:59
▼通常盤(CD) 1,650円(税込) VVCL-2957
Disc1(CD)
1.Lv.1 職業:人間
2.敗走
3.アンナコト with Annacoto
4.Lv.1 職業:人間 -Instrumental-
5.敗走 -Instrumental-
6.アンナコト with Annacoto -Instrumental-
▼期間生産限定盤(CD+BD)2,200円(税込) VVCL-2958~2959
TVアニメ『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』描き下ろしイラスト三報背BOX仕様
1.Lv.1 職業:人間
2.敗走
3.上をちょっとだけ向いて歩こう
4.Lv.1 職業:人間 -TV ver.-
5.Lv.1 職業:人間 -Instrumental-
6.敗走 -Instrumental-
7.上をちょっとだけ向いて歩こう -Instrumental-
TVアニメ『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』ノンクレジットED映像
ツアー情報
『ReoNa Concert Tour 2026 “De:TOUR -静脈-”』
10/03(土) 千葉・浦安市文化会館 大ホール
10/04(日) 千葉・浦安市文化会館 大ホール
10/20(火) 福岡・福岡国際会議場
10/24(土) 兵庫・神戸国際会館
10/29(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
11/23(月・祝) 宮城・トークネットホール仙台(仙台市民会館)大ホール
12/05(土) 愛知・Nittera日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
12/10(木) 北海道・札幌市教育文化会館 大ホール
ライブ情報
『ReoNa ONE-MAN Concert 2027 「ハロー、アンハッピー」 atぴあアリーナMM』
03/06(土)神奈川・ぴあアリーナMM
『ReoNa ONE-MAN Concert 2027「ハロー、アンハッピー」atぴあアリーナMM ~逃げて逢おうね~』
03/07(日)神奈川・ぴあアリーナMM
『ReoNa ONE-MAN Concert 2027「ハロー、アンハッピー」atぴあアリーナMM ~やっぱり人が好き~』
お申込み https://eplus.jp/reona/