大橋トリオから初登場・杉本ラララまでーーFM802 DJ・飯室大吾&内田絢子が語る『Chillin’ Vibes 2026』、今年はどう楽しむ?
FM802 DJ・飯室大吾と内田絢子 写真=FM802提供
2026年10月24日(土)、大阪・万博記念公園 もみじ川芝生広場にて『Chillin’ Vibes 2026』が開催される。『Chillin’ Vibes』は「MUSIC&RELAX」をコンセプトに、自然の中でレジャーシートを広げてゆったりと豪華アーティストの音楽やこだわりのフード、アクティビティを楽しめる、ピクニックスタイルの音楽フェス。アーティストは全組、弾き語りや小編成のアコースティックVer.での出演となり、2019年の初年度以来、大人も子どもも自由に楽しめるフェスとして愛されてきた。
今年はメインステージに阿部真央、大橋トリオ、かりゆし58、GLIM SPANKY、杉本ラララ、高橋優(50音順)が出演。Welcome ActにはKonoが登場する。またサブステージには、あじま(水平線)、高木一成(Re:name)、Fluffy、blend house、the Po(50音順)が出演。今年もSPICEでは、当日MCを担当するFM802 DJ・飯室大吾と内田絢子に、『Chillin’ Vibes 2026』についての期待を語ってもらった。
『Chillin' Vibes 2025』の様子
天気も味方につけた、大満足の『Chillin’ Vibes 2025』
ーー昨年は雨も降りつつ途中で晴れて、大成功で終了しました。ハイライトシーンはありますか?
飯室:トップバッターの川崎鷹也くんのときだけ雨が降ったのは最高でしたね。持ってるなあ(笑)。
内田:逆にビッケブランカさんのときはめちゃくちゃ晴れて、ステージの30分で日焼けしたと言ってました。2番手の家入レオさんは天気が味方してくれて、曲のイメージと天気がコラボしている感じがすごく印象的やった。
飯室:レオちゃんの時にだんだん晴れてきて。天気の変わり方がドラマチックだった。ビッケはステージで日傘さして歌ってたよね。
ーービッケさんは「チルがいいか、ドーン! がいいか」とお客さんに尋ねたそうですね。
飯室:そうそう。「リクエストをその場で聞いてパソコンから曲を出してやるんです」と言ってましたね。
内田:自由度が1番高かったのはビッケさんやったかもしれないね。でもトリのスガ シカオさんもレアなセットで披露してくれて。
飯室:すごかったですね。『Chillin’ Vibes』のために作ったミニマムなバンド編成で。
内田:GLIM SPANKYは松尾レミ(Vo.Gt)さんの体調で出れなかったけど、大吾マンの提案で、皆でレミさんがいる東京の方に向かって念を送るというね(笑)。それが届いて今年のリベンジに繋がってる。
ーー高橋優さんはサウンドチェックでGLIM SPANKYと川崎鷹也さんのカバーをされて。愛がありますね。
飯室:優くんと鷹也くんはもう師弟関係みたい。
内田:お互いをステージでいじり合うのが面白かったな。あと優さんは大阪を象徴するミャクミャクをいっぱい連れてきてくれたね。
飯室:自分で買ってきてた。紙袋2つ両手に下げて。大阪関西万博の事前予約がいると知らずに会場に行って、入り口で写真だけ撮って帰ってきたと言ってましたけどね。
内田:ミャクミャクグッズを全身に身につけて、大阪関西万博を感じていたと思います。
飯室大吾
ーーそして大吾さんは、念願のうっちーさんのヨガのお手伝いができたようで。
内田:ヨガマットをくるくるしていただきまして。おかげで最後、間延びせずにちゃんと皆様にご挨拶をしてステージを降りることができました。
飯室:もうずっとやりたくて。
内田:今年もよろしくお願いいたします。
飯室:もちろんですよ。前回よりドンピシャのタイミングでやろうと思ってます。
『Chillin' Vibes 2025』の様子
ーーモルックデビューはできましたか?
飯室:意外に時間がなくてできなかったんですよ。誰か出演者でモルックにめっちゃ詳しい人おらんかな?教えてもらいたい。裏に置いといてもらったら。
内田:確かに、裏にあったら全員モルックができる。
ーー良いアイデア! ちなみに今年はバルーンアートワークショップと、レゴ職人「マスター・モデル・ビルダー」の方によるレゴブロックを使ったワークショップがあるそうです。
内田:私たちも気になる。事前予約が必要みたいだけど、子どもたちが楽しめそうだね。
『Chillin' Vibes 2025』の様子
Konoのライブと“リラックスヨガ 身体巡りバージョン”でゆったりスタート
『Chillin' Vibes 2025』の様子
ーーでは今年のタイムテーブルを見つつ、お話を聞いていきましょう。まずはWelcome Act、Konoさん。24歳の大阪のシンガーソングライターです。
飯室:Welcome Actは地元大阪の方をお呼びするコンセプトだから、若手の方と出会えるのが良いですよね。
内田:オーガニックな歌声で万博の大自然にめちゃくちゃ合うやろうなと想像してます。オープニングから皆を巻き込んでいけそうな雰囲気。
飯室:Welcome Actと言いつつも、そこからゆっくり始まっていく感じもいいですよね。
ーーそこからうっちーさんのヨガに入ります。
内田:基本はリラックスできるヨガだけど、秋へと変わりゆく良い気候なので、今年は身体に良い“巡りヨガ”な感じでやりたいなと。
飯室:身体巡りヨガ!どんなん?どんなん?
内田:皆が気持ち良く万博の空気を吸いながら、自分の身体と向き合える時間にしたいな。毎年子どもから大人まで、スタッフの方も参加してくれるので、あの雰囲気が大好き。
飯室:自然とやってしまうんよね。やっぱりラジオ体操のDNAがあるからでしょうね。
飯室大吾、内田絢子
内田:皆の表情がよくわかるから、雰囲気を見てポーズも決めてます。去年は1個「ヨガっぽいことをしよう」と思って入れたポーズが意外と皆苦しそうだったので、「これはいかん!」と思って密かに軌道修正。プラサリータ・パドッターナーサナというポーズ。
飯室:(爆笑)それ!絶対覚えられへん名前の前屈みたいなやつ!!(※編集部注:飯室は内田がこの長い名前をスラスラと言うときに必ず笑ってしまいます)
内田:そうそう、これ(立ち上がってポーズを取る)。
飯室:このポーズは昔から知ってて。骨盤で真っ直ぐ綺麗に曲げる。
ーー(ポーズをやりながら)おお、結構キツいですね。
飯室:最後はやっぱりセルフハグ?
内田:うん。セルフハグをしたときに「こんなにも身体に空気が巡ってるんだな」と感じてほしい。
飯室:俺、後ろからシャボン玉飛ばしとこかな。シンギングボウルの音とか聴きながらやると気持ち良いんちゃう?進化させていきたい。
内田:確かに。シンギングボウル、リサーチしとくわ(笑)。
リベンジのGLIM SPANKY、初登場・大注目の杉本ラララ
内田絢子
ーーヨガで緩んでからの、トップバッターはGLIM SPANKYです。
内田:何度も出演されて、誰よりも『Chillin’ Vibes』の空気をわかっている2人だから、今年のラインナップを見てオンリーワンのステージをやってくれそうだね。そして「レミさんおかえりなさい」の空気になりそう。
飯室:2人セットはレミちゃんの歌声がしっかり楽しめるから贅沢。バンドでロックに鳴らすけど、フォークやブルースみたいに2人だけで聴かせられるのが強いところ。緑の中の2人がとても良い。
内田:亀ちゃん(亀本寛貴/Gt)のギターテクも間近で見てほしいね。最新アルバム『Éclore』も自然の中で聴きたくなる楽曲があったから、セットリストに入れてくれたら嬉しいな。
ーーそして、デスメタルシンガー・杉本ラララさん。
飯室:今1番お会いしたい方!
内田:興味津々。SNSでもラララさんが出るというので「取ったよ」というリアクションがすごく届いてましたね。悪魔からの死神からの、『Chillin’ Vibes』にはどういう形で降臨してくださるのかな。
飯室:デーモン閣下がいらっしゃるので悪魔から死神路線に変更して。でも、人の良さが隠せていないという。お人柄が好きすぎる。そしてとにかく歌がすごいです。僕、車に乗ってる時にラジオから「山青し」を聴いたんですけど直接ハートに届くような歌声に感嘆しちゃって、ひとりだったんですけど「なんだこの歌すげーー!!」って叫んじゃいましたもん。歌を歌う人っていうのは、自分自身が生きてきたこと、経験したことが歌になるじゃないですか。だから、だから杉本ラララさんはまさに「歌う人」だと思う。それでいて「人生経験を歌にしてます」というのをウリにしてるんじゃなくて、「僕にとって歌うってこういうことなんです」というようなスタンスじゃないですか。好き~!
ーー(笑)。
内田:お人柄にもライブにも魅了されそうな気がするね。
デビュー20周年のかりゆし58、4年ぶりの阿部真央、
常連の高橋優、トリの大橋トリオ
『Chillin’ Vibes 2026』ラインナップ
ーー続いては、かりゆし58。
飯室:今年の夏に前川真悟(Vo.Ba)さんが息子さんと一緒に作った「セミファイナル」、めっちゃ良くない?夏のセミと高校野球のセミファイナルをかけた歌を息子さんが作って、それを元にかりゆしの曲にしたという。だから作曲クレジットに息子さんの名前が入ってるんですよ。前川さんって、言葉と歌に説得力がありますよね。そして、かりゆし58って仲間や家族を大切にされているから、ファミリーで来られる方も多い『Chillin’ Vibes』の雰囲気に合わないわけがない。
内田:かりゆしのライブは毎回ぐっとくる。「セミファイナル」も「アンマー」も聴きたいね。どんなシチュエーションでも皆が楽しめる空気にしてくださるなと思いますね。
ーー阿部真央さんは、4年ぶりの出演です。
飯室:全ての気持ちを委ねていい方じゃないですか。全部を受け止めて歌にしてくれる。
内田:常に自分軸があって、今届けたいスタイルをライブで表現される方だから、限られた時間の中にいろんな阿部真央を見せてほしいな。
飯室:もともとギター1本で歌を始められた方だから、アコースティックこそ原点。そして、お客さんとの距離感の近さもライブの演出のひとつみたいな。僕の番組にコメントをくださって、最近は電気ケトルを持ち歩いていらっしゃるんですって。体調や歌のために、あったかいものを身体に入れるよう心がけてる。
内田:すごく素敵な歳の重ね方をしておられるのが音楽からもライブからも伝わるから、今の真央さんのモードが知れるのも楽しみです。
ーー高橋優さんも常連で、今年4回目の出演です。
飯室:もうこの人がいないと『Chillin’ Vibes』は成り立たないんじゃないか。
内田:ステージでの優さんの遊び心が風物詩みたいになってるし、皆を巻き込んでくれるのがいいですよね。
飯室:今年はどんなMCをされるのか、楽しみにしてますよ。優さんのMCってウケを狙ってるのか、それとも一生懸命伝えようとしてるのが結果的に面白くなってるのか、よくわからない時があるんですけど、それもライブの楽しみになってますから。
内田:気付いたら皆が笑顔になってるよね。
飯室:毎回なってる。ほんとに不思議な人間力の人だ。
ーーそしてトリは大橋トリオさん。
飯室:『Chillin’ Vibes』に大橋トリオさんって、もう最高のトリでしょ。
内田:聴きたい曲がありすぎるね。最新曲の「Day of the green」が、万博記念公園にピッタリ。出演者発表のタイミングにリリースだったから、ちょっと期待しちゃいますね。オーガニックな空気でラストを飾ってくださったら、それはそれは贅沢な時間になりそうだね。
飯室:どんな編成でも自分の音を鳴らす方ですもんね。小さい編成でも楽団に見える。
内田:画になりそうだね。
飯室:夕方で、ステージの照明も映え始める時間帯でしょうね。
サブステージ&DJエリアで1日中音楽が鳴っている
『Chillin’ Vibes 2026』タイムテーブル
ーー今年はサブステージでもライブが行われます。最初は水平線の安東瑞登(Vo.Gt)さんと田嶋太一(Vo.Gt)さんによる「あじま」。水平線は4人組ですが、ボーカルお2人で出演です。
飯室:それで「あじま」なんや! 気になりますね。
内田:サブステージは全員が関西出身なのかな?
ーーblend houseが徳島、あじま(水平線)が京都、Fluffyが大阪、the Poと高木一成(Re:name)さんは万博記念公園のある北摂出身ですね。
内田:初めて観ても絶対に楽しめそうなラインナップ。
ーーFluffyさんは去年のWelcome Actで出られていました。
内田:いっぱい802に来てくださってるし、イベントも出てくれているし。
飯室:去年も最後までずっと楽しそうに、ライブを観てらっしゃいました。
ーーblend houseは徳島出身のシンガーソングライター・宙樹さんのソロプロジェクト。「阿波の踊り子」や「すだち」「茶,茶,茶」など、曲名も面白いです。
内田:あのリズムはそういうところからきてるんだ。サブステージはより距離が近いから、子どもたちが踊ったりしちゃうかも。
飯室:自然の中で、こういう詰め込みすぎてない感じのビートを聴くのもいいですね。
『Chillin' Vibes 2025』の様子
ーーその後はthe Poさんです。
内田:先日インタビューをさせてもらって。ほわんとした可愛らしい女の子で、イギリスの大学に進学されて、今は大阪に帰ってきていて。「Green」を初めて聴いた時にもみじ川芝広場が浮かんで、「そういう景色を想像して書いたんですか?」と訊いたらイギリスの小さな公園だったけど、あのロケーションで聴けるのが嬉しいです。
飯室:「Green」、さっき802でかかってた。ちょっと新しい感覚の方だなと思いましたね。
ーーサブステージのトリはRe:nameの高木さんです。
内田:あのキャッチーなメロディーが弾き語りスタイルで聴けるのは楽しみですね。
ーーRe:nameは『SUMMER SONIC 2026』にも出られていました。
内田:あの時とはまた違う感じでね。サブステージも今観ておくべきアーティストがたくさんいらっしゃるね。
飯室:1日中何かしら音が鳴ってるんですね。
『Chillin' Vibes 2025』の様子
ーーClosing DJが18時までありますね。フードもこだわりの大阪産のキッチンカーなどが出店します。
飯室:フードのこだわりも「Chillin’ Vibesブランド」になってる感じが良いですよね。そして皆、それぞれ観たい場所で観てる。立ち上がるもよし、座ったまま聴くもよし。親が曲に聴き入ってるときに子どもは走り回ってる。それがOKというのが素晴らしい。
内田:ふかふかのレジャーシートが配布されるのも大きいけど、皆が自由にマイペースに、リラックスして音楽を浴びている風景は毎年すごいなと思いますね。『Chillin’ Vibes』だからこそのセットリストやアレンジ、お客さんとの距離の近さがあると思います。
飯室:あと自然文化園の「コスモスフェスタ」で、満開のコスモスと色付いたコキアもご覧いただきたい。朝少し早めに来て、コスモス畑を経由すると「ソラード」という空中散歩できるボードウォークがあるので、それをズドーンと渡っていただいたら、もみじ川芝生広場にすぐ到着できます。めっちゃ楽しいですよ。鳥の目線で歩いてみよう!
『Chillin' Vibes 2025』の様子
エリアマップ
取材・文=久保田瑛理 写真=FM802提供
イベント情報
・