三宅健・馬場ふみか・西村まさ彦で描く、愛と平和の物語 奏劇 vol.5『ミュージック・ダイアリー』の上演が決定

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(左から)三宅健、馬場ふみか、西村まさ彦

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2027年2月19日(金)~3月1日(月)東京・よみうり大手町ホールにて、奏劇 vol.5『ミュージック・ダイアリー』を上演されることが決定した。

数々の映画音楽を手がけてきた岩代太郎が、新たな創作の可能性を追求すべく発案した「奏劇」。2025年に上演され、好評を博した『ミュージック・ダイアリー』。多くの再演を望む声に応え、2027年、奏劇vol.5として再び上演する。

本作は、戦争によって離れ離れになった男女が音楽に言葉を託し、互いの想いを綴った“ミュージック・ダイアリー”を交わしながら、愛と平和を求める姿を描いた音楽舞台劇。

2025年公演 奏劇vol.4 『ミュージック・ダイアリー』より

世界のどこかで、今もなお続く戦争。敵対する国に生まれながらも愛し合う二人は、抗うことのできない大きな運命に翻弄されていく。『ロミオとジュリエット』や『ウエスト・サイド・ストーリー』など、時代を超えて描かれてきた、愛する想いだけでは乗り越えられない悲劇。それは決して物語の中だけの出来事ではなく、今この瞬間も、世界のどこかで起きている現実です。戦争によって奪われる家族の命、未来ある若者たちの命、そして生まれたばかりの幼い命。そうした悲劇に触れるたび、平和の尊さを改めて痛感させられる。

『ミュージック・ダイアリー』は、こうした現実に慣れることなく、平和への願いを持ち続けることの大切さを、音楽と言葉の力を通して伝えていく。言葉を音楽というメッセージに乗せ、離れていても決して失われることのない愛と希望を描き出す。

2025年公演 奏劇vol.4 『ミュージック・ダイアリー』より

舞台に登場するのは、3人の俳優と2人のピアニスト、そして数々のピアノ。音楽大学で作曲を教え、自身も優れたピアニストでありながら戦争に巻き込まれていくミカエル・ハインズを演じるのは、2022年、2025年に続き、今回が「奏劇」3回目の出演となる三宅健。同じ音楽大学でピアノを教えるミカエルの恋人で、戦争によって互いの祖国が敵対関係となり、引き離されてしまうナザレンコ・ローラを馬場ふみかが演じる。そして、愛する想いを胸に、SNSを通じて音楽に言葉を託し合う二人の心情に寄り添いながら、物語を導き、深みを与えるストーリーテラー・久遠泰平をはじめ、多彩な役柄を演じ分けるのは西村まさ彦。

2025年公演 奏劇vol.4 『ミュージック・ダイアリー』より

さらに、本作の重要な役割を担うのが、演奏者として登場する二人のピアニスト。二台のピアノ・スタインウェイは、“ミュージック・ダイアリー”を奏でる、もう一人のミカエルとローラともいえる存在。“奏劇”の企画者でもある作曲家・岩代太郎が書き下ろした楽曲の数々は、2025年公演で絶賛を博し、多くのリクエストを受けて2027年公演に合わせたサウンドトラックの発売も予定されている。

2025年公演 奏劇vol.4 『ミュージック・ダイアリー』より

演出を手掛けるのは、世界を舞台に活躍するダンサー・首藤康之。また、脚本を担当するのは、新作ミュージカルのニューヨーク公演や映画のコミカライズ化の原作を手掛けるなど、国内外に活躍の場を広げる須貝英。言葉と音楽が密接に絡み合う本作を、2025年公演で創り上げたキャスト・クリエイターたちが再び集結し、作品に新たな息吹を吹き込む。

クリエイターコメント

【原案/作曲】 岩代太郎 
「戦争」は、たった一発の銃弾から始まる。
「音楽」は、たった一音の響きから始まる。
人の心は全ての源であり、「殺めたい」と思うのも心であり、「奏でたい」と思うのも心である。
そんな想いを込めて、本作の企画をスタートさせた。
「音楽」は時として、人の心を惑わし、国威発揚の為にも利用されてきた。
だが私は、そんな「音楽」を創りたくもないし、奏でたくもない。そもそも「音楽」としては認めない。
世界を見渡せば、「殺戮」と「音楽」が溢れている。
人間とは無慈悲な生き物なのだろうか。
人間とは慈愛に満ちた生き物なのだろうか。
その様を、「Music Diary 2027」で再び体感して欲しいと願う。

【演出】 首藤康之
奏劇vol.5「ミュージック・ダイアリー」が同キャストで再演されることに心が躍っています!
いつも美しく力強い触発を受ける岩代さんの音楽に助けられながら、再演とはいえ、作品の核や本質をより良い形でみなさまにお届けできるよう、素晴らしい出演者、スタッフと共に稽古して参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

【脚本】 須貝 英
前回公演では魅力的な座組に参加させていただけて大変光栄でした。企画・原案、そして作曲の岩代太郎さんの情熱に、演出の首藤康之さんの理知的なまなざし、三宅健さん、馬場ふみかさん、西村まさ彦さんという個性的で色気溢れるキャスト陣が加わった強力な作品が、再演でさらにたくさんの方に届くことを喜ばしく思います。
現在進行形で揺らぐ世界だからこそ、愛をストレートに訴える作品があるべきだと感じます。今回も是非ご堪能ください。

キャストコメント

■三宅健
『ミュージック・ダイアリー』は、音楽と言葉、俳優の身体、そして舞台空間が一体となって物語を立ち上げる「奏劇」です。今回、舞台上には2台のスタインウェイがあり、そこから生まれる生の音と、僕たち俳優の声や身体が呼応していく。時には言葉以上に、音や沈黙、舞台に流れる時間そのものが、登場人物の感情を語ってくれる瞬間があります。そこが、この作品ならではの面白さだと思っています。描かれるのは、戦争によって引き裂かれながらも、音楽という“日記”を通して心を繋ぎ続けた二人の物語です。
初演の時、僕は「愛することは、憎しみよりもはるかに力強い」と話しました。再びこの作品と向き合う今、その言葉を以前よりも深く感じています。
言葉が届かなくても、音楽なら届くかもしれない。
会えなくても、誰かを想い続けることはできる。
2台のピアノから生まれる音を全身で感じながら、僕たちがそこにどんな言葉を重ね、どんな時間を生み出せるのか。音楽と言葉が劇場という空間で出会った時にしか生まれないものを、ぜひ体感していただきたいです。

■馬場ふみか
最初お話をいただいた時はとても嬉しかったのですが、リーディングが初めてだったので不安もありました。ただ新しいことに挑戦出来るということに、非常にワクワクもして臨みました。リーディングとピアノが折り重なる「奏劇」でしか体感できない豊かな時間がとても魅力的に感じられました。再演が決まり、とても嬉しく思っています。
私が演じるローラは、“愛を信じる強さ”のある女性です。
平和に対する祈り、自由の大切さなど、改めて考えさせられる作品だと思います。ぜひ劇場に足を運んでくださる皆様に、ミカエルとローラ、ふたりの人生からなにかを感じ取っていただけたら嬉しいです。

■西村まさ彦
最初お話をいただいた時はまず、「なぜ僕に?」と思いました。リーディング劇への出演経験はありますが、僕としては目の前のことに向き合うだけと言いますか、お客様に楽しんでもらえるよう、精一杯務めているだけですから。ただ岩代太郎さんが作曲されたピアノの演奏を聴きながら、リーディングすることが出来る。そこには言葉で言い表せないくらいの喜びがございます。今回も僕は講談師の久遠泰平を演じます。

公演情報

奏劇 vol.5『ミュージック・ダイアリー』
 
日程 2027年2月19日(金)~3月1日(月)
会場 よみうり大手町ホール
※開場は開演の30分前となります。
※未就学児入場不可。※はお一人様一枚必要です。
 
原案/作曲 岩代太郎
原案 山田能龍
演出 首藤康之
脚本 須貝  英
スタッフ 美術:久保田悠人 /衣裳:ゴウダアツコ /照明:倉本泰史 /音響:佐藤日出夫 /舞台監督:中村公一
 
出演 三宅 健 馬場ふみか 西村まさ彦
 
ピアノ 榊原 大 広田圭美 岩代太郎
 
料金 10,500円(全席指定税込)
 
一般発売日 2027年1月9日(土)
 
主催 ぴあ tsp
制作 tsp
 
 
お問合せ
【に関して】 ぴあ https://w.pia.jp/a/d-contact/ 
【公演に関して】 tsp Inc. contact@tspnet.co.jp
 
【あらすじ】
講談師、久遠泰平 (西村まさ彦)から語られるのは、涙の恋物語。

始まりは、東ヨーロッパ、12月。
「ミール音楽院」という音楽大学に、優れたピアノ奏者で作曲家としても類稀なる才能を持つ、ミカエル (三宅健)という青年教授がいた。
同じ大学に隣国から通いながらピアノの教鞭を取る、ローラ(馬場ふみか)と、相思相愛であった。

クリスマスに、ローラへ愛を告げるミカエル。そして彼女を想う愛の曲を弾いて聴かせた。
その調べに聴き惚れたローラだったが、ミカエルは手を止めて、「さぁ、この続きは君が作るんだよ」ミカエルはローラに曲の続きを作って欲しいと言う。
『交換日記』ならぬ『交換音楽日記/ミュージック・ダイアリー』を交わそうと。
そして2人のミュージック・ダイアリーは、スタートした。
ところが、ミカエルの生まれた国が、翌年2月──ローラの祖国へ向けた軍事侵攻を開始し、二国間で戦争が勃発する。
市街地にも容赦ない軍事攻撃が仕掛けられ、被害者には罪なき子供もたくさん出てしまう。
世界中から批判を浴びる中、国内では「この戦争は正しい」と支持する声が上がる。
ミカエルの尊敬する教授すらも、戦争を支持する。
しかしミカエルは「戦争は芸術の対極にある愚行だ。僕は断固反対します」と、戦争に異を唱える。
だが教授からは、思想は自由だが、この国で音楽家として大成したいなら、慎重に行動すべきだ、と、叱責を受け、失望と共に途方に暮れてしまう。
敵国出身のローラは、国外退去命令が出されてしまう。
離れ離れになっても2人はSNSを通じて、ミュージック・ダイアリーを続けた。
戦争を反対し続けるミカエルは、捕えられ、軍に強制入隊させられてしまう。

激しい戦争の中、クリスマスが近づいた日、ついに両国が休戦に合意した。
たった24時間だが、クリスマス休戦と称し、それぞれの捕虜が交換、解放される運びとなった。
SNS上で二人は「私たちが初めて愛し合った聖なる日に、国境にある小さな橋で会いましょう」と落ち合う場所を伝え合い、約束した。

休戦前夜、クリスマス・イブ。
ミカエルがローラと落ち合う橋を目指している。ミカエルは物陰に身を潜めながら、ローラの面影を思い浮かべていた。
翌日の早朝、クリスマス休戦の訪れをけたたましいサイレンが告げる。
ミカエルは国境を目指した。ローラも目的地へと歩み始めていた。
そして二人の視界に、朽ちた小さな橋が現れた。
そんな橋の真ん中にも、目には見えない国境線が横切っているのだ。
ミカエルとローラは同時に、走り始めた。会える!やっと会える!不思議と涙が溢れてくる!
そして2人を待ち受けていた運命とは…。
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