松竹大谷図書館、歌舞伎座11月『仮名手本忠臣蔵』、12月『忠僕元助』の上演を記念して組上燈籠「忠臣蔵討入」組上完成形を展示
組上燈籠絵「忠臣蔵討入」
演劇・映画の専門図書館である松竹大谷図書館では、活動内容や貴重な所蔵資料を広く知ってもらうため、多彩な特別展示を企画している。2026年2月からは、歌舞伎座1階ロビーにおいて、歌舞伎座の上演演目にちなんだ当館所蔵資料の組上燈籠展示を開催している。
11月の通し狂言『仮名手本忠臣蔵』、12月の赤穂義士外伝の内『忠僕元助』上演を記念し、組上燈籠「忠臣蔵討入」組上完成形を展示。この組上は、十一段目にあたる四十七士が吉良邸に討入る場面で、炭部屋に隠れていた上野介を引き出し、本懐を遂げる。
組上燈籠絵「忠臣蔵討入」組上完成形
「忠臣蔵討入組上五枚続」(部分) 出版:大正2(1913)年 このような浮世絵を切って組み立ててあそびます
組上燈籠絵『石橋』
「組上燈籠絵」は、江戸時代の浮世絵「おもちゃ絵」のひとつで、絵柄のパーツを切り出して立体に組み立てる伝統的なペーパークラフト。松竹大谷図書館では、このような歌舞伎にまつわる「組上燈籠絵」を160点余り所蔵し、デジタルアーカイブで公開している。
文庫本カバー「忠臣蔵討入」300円
また、松竹大谷図書館では所蔵資料を身近に感じてもらいたいとの想いから、資料をデザインに活用したさまざまなオリジナルグッズを販売。文庫本カバー「忠臣蔵討入」は、当館のほか歌舞伎座1階お土産処木挽町でも発売中。
さらに、この度、江戸時代のペーパークラフト「組上燈籠絵」を気軽に楽しんでもらうため、令和7年度中央区文化推進事業助成金を活用してリデザインした「現代版ワークショップキット」を開発。これに伴い、11月15日(日)に開催される「中央区まるごとミュージアム2026」にて、本キットを使用した特別イベントを行う。
『石橋』ワークショップキット(部分)
イベントは二部構成となっており、第一部では浮世絵研究家の長井裕子を講師に迎えた講演会、第二部では組上燈籠絵「石橋(しゃっきょう)」を実際に組み上げる体験型ワークショップを開催する。現在、参加申込者の受付もしている。
展示情報
・開催期間:
2026年12月2日(水)~25日(金)歌舞伎座「十二月大歌舞伎」公演期間中
・開催場所:歌舞伎座 1 階上手側ロビー ショーケース
※切符をお持ちの方のみご覧いただけます
日時:11月15日(日) 【講演会】13:00~14:00 【ワークショップ】 14:00~15:00
会場:教育センター 視聴覚ホール(中央区明石町12-1)
定員:100 名(定員を超えた場合は抽選となります)
材料費:1,000 円/名 ※当日現金払い
申込フォーム:https://forms.gle/XtdrW8M5pw3mdP9M8