TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』梅原裕一郎が手塚治虫記念館を探訪!訪問レポート
-
ポスト -
シェア - 送る
間黒男役、梅原裕一郎
TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』で、主人公の間黒男役を演じた梅原裕一郎が手塚治虫記念館を探訪!
同記念館は、手塚治虫が5歳から24歳までの約20年を過ごした宝塚市にある。『リボンの騎士』の王宮をイメージしたエントランスホールを抜けて館内に入ると、そこには手塚治虫作品の歴史が分かる貴重な品が多数展示されている。『火の鳥(未来編)』に登場する生命維持装置をモチーフにした展示カプセル40本には、手塚治虫のゆかりの品や作品資料が多数展示されているほか、初版本や手塚治虫作品ほぼ全てが閲覧できる書籍コーナーなども設置。また、『ジャングル大帝』をモチーフにしたジャングルカフェや限定グッズを販売するショップも併設されている。
今回初めて記念館を訪れたという梅原裕一郎は、各コーナーごとに興味深げに展示物を見学。なかでも今回訪問した最大の目的である『ヤング ブラック・ジャック』の企画展(※2月21日まで開催)のブースでは、一つ一つの展示物を真剣に見つめていた。診察の受付に見立てたコーナーには、原作の絵コンテやアニメの脚本、台本など貴重な品が並ぶ。イラスト体験コーナーではヤンブライラストの塗り絵にも挑戦した。さらに手塚治虫記念館限定のプリクラコーナーでは、ブラック・ジャックを背景にしたプリクラを撮影し、アニメーション制作が体験出来るコーナーではイラストを実際に描いてアニメ制作にもチャレンジ。存分に手塚治虫の世界を楽しんでいた。
記念館訪問を通じて、さらに「間黒男」への想いを強くしたという梅原裕一郎に、今回の訪問の感想を聞いてみた。
――今回、『ヤング ブラック・ジャック展』を見た感想はいかがでしたか?
アフレコ現場では見ることのできないアニメの資料や脚本、馴染みのある台本など、ヤング ブラック・ジャックの世界をより深く感じることができました。手塚治虫記念館でこのような展示をして頂いて、とてもうれしかったです。また記念館自体にも前々から行ってみたいと思っていたので、実際に見ることでき感動しました。
――『ヤング ブラック・ジャック展』は「間黒男のルーツを探る」というテーマの展示ですが、梅原さんから見て、黒男のルーツはどこにあると思いますか?
手塚治虫記念をぐるりと回ってみると、間黒男のルーツは手塚治虫先生自身であると思いました。手塚先生の戦争体験や、自身が医師免許を取得していることなど、ところどころに「間黒男」を感じました。
――『ヤング ブラック・ジャック展』以外で一番惹かれた展示はどれですか?
パラパラ漫画の要領で、簡単なアニメを作ってみるコーナーです。お仕事で触れているためアニメは身近なものですが、実際に体験してみると、とてつもない労力や情熱が必要な作業なのだと痛感しました。このようなアニメに声で命を吹き込むということは、光栄なことだと感じました。
――手塚治虫記念館にこれから行く方へ向けて、梅原さん的おすすめポイントや、見どころを教えてください。
記念館に足を踏み入れると、どこを見ても手塚治虫先生の世界が広がっています。手塚先生にまつわる貴重な資料を見て先生の生きた時代を感じながら、また改めて手塚作品に触れてみると、また感じ方が変わるかも知れません。体験型のコーナーもありますので、ゆっくり時間をかけて回ってみるのもおすすめです。ぜひ一度足を運んでいただきたいです。
『ヤング ブラック・ジャック』の企画展は2月21日までの限定開催なので、是非足を運んでみて欲しい。
(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会