様々な視点から横浜の風景を描く『横浜市民ギャラリーコレクション展2016 風景-それぞれのまなざし』開催

2016.2.27
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アート

森兵五 《風景》 1987年 油彩、キャンバス 91.0×65.7cm

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2016年3月4日(金)~3月20日(日)の期間、横浜市民ギャラリーにて『横浜市民ギャラリーコレクション展2016 風景-それぞれのまなざし』が開催される。

“横浜”を核に多くの作品を収蔵してきた横浜市民ギャラリーが、年に一度開催する『コレクション展』。2016年は、“風景”をキーワードに、1940年代から1990年代に制作された作品およそ70点が展示される。展示内容は“具象”“幻想”“印象”“日常”の4つの章により構成され、風景表現の多様な展開と共に、“さまざまな時代の、さまざまなアーティストがとらえた、さまざまな風景”を堪能することができる。

また、アンクルトリスの生みの親として知られる柳原良平が1978年の『ヨコハマ漫画フェスティバル』に出品した全8作品も特別展示される。30代半ばから昨年亡くなるまでの約50年に渡り横浜に住み、たくさんの風景を描いた柳原良平。横浜を愛した彼が描いた風景とはどんな景色なのか、注目だ。ぜひ足を運び、自身の目で確かめてほしい。
 

柳原良平 《新港埠頭赤煉瓦倉庫》 1978年 ポスターカラー、紙 72.2×102.5cm


 
イベント情報
『横浜市民ギャラリーコレクション展2016 風景-それぞれのまなざし』

日時:2016年3月4日(金)~3月20日(日) ※会期中無休
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:横浜市民ギャラリー展示室1・B1
入場料:無料

 

関連イベント
『クロストーク「風景を撮る」』

土田ヒロミ 《砂を数える》 1981年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.8×42.7cm



本展に出品している「砂を数える」シリーズをはじめ、「ヒロシマ」「BERLIN」「フクシマ」など、継続的に風景を撮り続けている写真家、土田ヒロミ。明治大学教授で写真批評家の倉石信乃と“風景を撮る”をテーマにクロストークを繰り広げるイベント。

出演:土田ヒロミ(写真家)、倉石信乃(明治大学教授)

日時:3月5日(土)14:00~15:30
会場:横浜市民ギャラリー4階アトリエ
参加無料、申込不要
『横浜市民ギャラリー展覧会カタログ市』
 

会期中、展示室の受付にて、横浜市民ギャラリー開設時から2000 年代にかけておこなわれた展覧会のカタログを販売。
現在では手に入り難い、希少な資料を購入できるチャンス。
※本展終了後、横浜市民ギャラリーでは過去の展覧会カタログの販売は行わない。
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