東京五輪まで5年、都内でカウントダウンイベント開催

2015.7.25
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イベント/レジャー


2020年東京オリンピック、パラリンピックまで丸5年となる7月24日(金)、東京都江東区のシンボルプロムナード公園「夢の広場」で、アスリートらによるカウントダウンイベントが開催。公募で選ばれた小学生約200人が参加し、陸上のメダリストたちからバトンパスのレッスンを受けた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都が主催する本イベントには、2008年北京五輪陸上男子400メートルリレー銅メダルの朝原宣治さんや高平慎士さんをはじめ、五輪で活躍した井上悟さん、齋藤仁志さん、土江寛裕さんが登場。「スポーツに興味を持ってもらい、五輪への気持ちが盛り上がってくれれば」と話す朝原さんらアスリートが5つのチームに分かれ、子どもたちにリレー競技で使われる「アンダーハンドパス」を指導した。バトンを受け渡す際の減速が最低限に抑えられる分、パスのタイミングが一瞬しかない難易度の高いテクニックだが、トップアスリートからの丁寧な説明を受け、子どもたちは笑顔で練習していた。

また、会場では、東日本大震災の復興支援を目的に青森から東京を15日間かけてリレー形式でたすきをつなぐ「未来(あした)への道 1000キロ縦断リレー」のスタート中継も行われた。青森の会場にはアンバサダーを務めるシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんが登場し、「心を一つにするよう笑顔で頑張ろう!」とエールを送った。縦断リレーには1400人以上が参加。青森県を出発後、岩手、宮城、福島の東北3県、茨城県、千葉県を経て、8月7日(金)にシンボルプロムナード公園に到着する予定だ。

イベント終盤のトークショーでは、朝原さんが北京五輪で獲得した銅メダルと、競技後に喜びのあまり宙に投げて行方不明になっていたというバトンを披露。「銅メダルを獲得した喜びで、つい(バトン)投げてしまいました。よい子のみんなは運動会で投げないでください」と話し、会場の笑いを誘っていた。【東京ウォーカー】