スティーヴン・タイラーがWMEと全面契約。ビルボード独占入手情報
スティーヴン・タイラーが米大手エージェンシーのWMEと全面契約したことが明らかになった。米ビルボードが独占入手した。タイラーはこれまでCAAと契約しており、エアロスミスのツアーに関しては引き続き、Paradigm Talent Agencyが代理人を務める。
スティーヴン・タイラーがリード・ボーカルを務めるエアロスミスはアメリカで最も売れるロック・バンドとなり、全世界でのトータルセールスは1億5,000万枚以上を記録。彼自身は人気オーディションTV番組『アメリカン・アイドル』のシーズン10および11にて、審査員の資格を得ている。また、「ドリーム・オン」、「ウォーク・ディス・ウェイ」、「クライン」、「ミス・ア・シング」などのヒット曲を生んでいるほか、「ピンク」、「クレイジー」、「リヴィング・オン・ジ・エッジ」、「ジェイニーズ・ガット・ア・ガン」では【グラミー賞】ベスト・ロック・パフォーマンス部門を受賞している。
また、昨年11月にはその「ジェイニーズ・ガット~」にちなんでタイラーは“ジェイニーズ基金”を設立した。同基金では、性的虐待を受けた子供たち(特に少女)をケアするためのプログラムに資金提供するため、Youth Villagesと協力するという。
エアロスミスで15枚のスタジオ・アルバムをリリースしてきたタイラーは、今年中に初のソロ・アルバムをリリースする予定だ。まだタイトル未定の同作は、カントリー・レーベルであるDot Records/Big Machineよりリリースされ、Eric PaslayとLindsey Leeの共作による昨年のシングル「Love is Your Name」や、Nathan Barlowe、Levi Hummon、Jon Vellと共作した今年1月の「Red, White and You」などを収録する。
なお、スティーヴン・タイラーのマネージメントは、引き続きMaverick社のRebecca Lambrecht WarfieldとLarry Rudolphが務める。