上坂すみれ、灼熱のお台場で600人の同志諸君に水ぶち撒ける
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上坂すみれ「煩悩のキャンプファイヤー」の様子。
本日7月26日、上坂すみれのフリーライブ「煩悩のキャンプファイヤー」が東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場で開催された。
このイベントは上坂のニューシングル「Inner Urge」が7月22日にリリースされたことに伴い行われたもの。最高気温35℃を記録する真夏日となった今日のフェスティバル広場には600人の彼女のファン、通称“同志諸君”が詰めかけた。
オープニングSE「予感02」が爆音で流れる中、ステージに登場した上坂は「フェスティバル広場にお集まりの皆さま、ズドラーストヴィチェ!」と元気よく挨拶するも、直後には「暑いのは大丈夫ですか?」との問いに大歓声で応える同志に向かって「ウソ吐けよ!」と笑顔でシャウト。しかし「『煩悩のキャンプファイヤー』始まり、始まり!」と、オープニングナンバー「七つの海よりキミの海」を威勢よくパフォーマンスして広場一帯の熱気をさらに上昇させていく。
「『暑い、暑い』と言いながらその小さな柵の中に集まって、君たちはマゾヒストかい?」とまたも同志を煽った彼女は、以前ヴィーナスフォートでイタリアンを食べるも、隣席で外資系企業の社員とおぼしき2人が打ち合わせをしていていたたまれなかったことがある、と“リア充の街・お台場”での思い出をボヤき混じりに振り返ると「メッチャ汗が出てきたから次の曲にいきましょう」とヘヴィメタルテイストの「閻魔大王に訊いてごらん」をドロップ。同志諸君と「煩悩 焦燥 捨て去りなさい 本能 上等 一切合切」と大シンガロングを繰り広げ、矢継ぎ早に投下した「げんし、女子は、たいようだった。」ではギターソロの最中ステージ袖にハケ、水鉄砲を片手に復帰するや観覧エリア目がけてその水鉄砲を乱射した。
これに600人が大歓声を上げると上坂はその後のMC中に改めてステージを降り、水鉄砲を撃ちまくりつつ観覧エリアを一周。普段自身がステージドリンクを口にするたび同志から聞かれるフレーズ「お水おいしい?」を彼らに尋ね返し「今日はなんとしても水鉄砲で水をかけたかったので大満足です!」と満面の笑みを見せていた。
そしてあまりの暑さに自らも水をかぶり「もうやることもやったし、解散です!」と続けた上坂が怒号のような「えーっ!?」の声を浴びたところでフリーライブは最終盤に。「『ヨクセイ』の中には『セイヨク』が潜んでる」と彼女が「Inner Urge」を高らかに歌い上げ、彼女と同志諸君のスローガン「生産!」「団結!」「反抑圧!」を三唱して無事エンディングを迎えた。その後スローガン三唱中、上坂はまたも観覧エリアに突撃。「生産!」「団結!」「反抑圧!」を連呼しながら“無差別発砲”を繰り広げたのち、ロシア語で“万歳”を意味する「Ура!」を唱和してステージをあとにした。
なお音楽ナタリーでは現在、シングル「Inner Urge」のリリースを記念して上坂のロングインタビューを公開している。
上坂すみれ「煩悩のキャンプファイヤー」
2015年7月26日 ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場 セットリスト
01. 七つの海よりキミの海
02. 閻魔大王に訊いてごらん
03. げんし、女子は、たいようだった。
04. Inner Urge