ホラン千秋が「恋したくなる解放感!」と絶賛する『バーン・ザ・フロア』今春いよいよ開幕!
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『バーン・ザ・フロア NEW HORIZON』スペシャルサポーターのホラン千秋
世界最高峰のダンサーらが一堂に会するイギリス初のノンストップ・ダンスエンタテインメント「バーン・ザ・フロア」。9度目の来日公演『NEW HORIZON』は舞台・楽曲・衣装すべてを刷新、”新たな挑戦”をテーマにさらなる進化を遂げた注目の最新作だ。一足先に上海公演を視察したスペシャルサポーターのホラン千秋に現地での熱狂と興奮、そして本作の見所を訊いた。
■「生で観るとこんなにも感情を揺さぶられるのかと感動した!」(ホラン)
ーー来日公演がいよいよ4月に開幕します。
楽しみですね。私は昨年10月の上海公演で初めてバーン・ザ・フロアを観たのですが、何で今まで観なかったんだろうと悔やまれるほど凄い迫力でしたし、とにかく楽しかったです。ダンサー1人ひとりのキャラクターも個性があって魅力的。どの瞬間も見逃せないし、見逃したらもったいない! メンバーの皆さんは「日本公演ではよりパワーアップした内容でお届けする」と話していたので、期待に応えてくれるのを楽しみにしています。
ーー音楽やお祭り好きで知られるホラン千秋さんは、スペシャルサポーターにもぴったり。
ありがとうございます。私は生の舞台が大好きなので、あのライブ感がたまりません。お客さんの反応によって毎回良い意味で仕上がりが変わってくるし、会場との一体感が楽しめる。しかも今回は世界最高峰のダンスの祭典にお力添えできると聞いて、すごく嬉しかったです。
ーー最新作『NEW HORIZON』は”新しい挑戦”がテーマです。
初めての方でも構えることなく作品の世界に入っていけるし、最後には晴れやかな気持ちにさせてくれます。ちょっと嫌なことがあったという人は気分がスカッとするし、ダンス好きな方は世界レベルのパフォーマンスに圧倒されると思いますよ!
ーー印象的な場面や曲など。
クリスティーナ・アギレラが出演した映画『バーレスク』の曲を使ったナンバーは、すごくカッコいいです。また別の場面ではジャズの名曲が流れたり、全体的に耳馴染みのある曲は多いと思います。この曲にダンスをつけるとこんな世界になるんだという驚きもありますし、曲を知っているとダンサーさんと心が繋がったような感覚になるんです(笑)。1組の男女が踊るコンテンポラリーダンスも印象的でしたね。気持ちがそのまま動きになったような振付が切なくて、神秘的な世界に引き込まれました。
ーー感情や、物語が見えたんですね。
きっとこの二人は一緒になりたくても、なれなかったんだろうな…と、自分で勝手に想像力を膨らませられるんです。もちろん、別のストーリーを思い描いた方もいるだろうし、そういうところも楽しいですよね。また表情が素敵なんです。寂しげだったり、辛そうに見えたり…。生で「バーン・ザ・フロア」を観るとこんなにも感情を揺さぶられるのかと、感動しました。
■「タンゴやジャズ、ダンス教室に通いたくなる。私も社交ダンスを始めたい!」(ホラン)
ーー上海公演の客層や会場の雰囲気はいかがでしたか?
私の隣席は子ども連れの家族、カップルもいれば、子どもからシニア世代まで。台詞が全くない舞台なので言葉の壁もありませんし、国境を越えてどんな世代の方が観ても純粋に楽しめる作品だと思います。最初は観客もダンサーさんからの盛り上げに対して、「いいのかな?」と様子見な感じでしたが、最後は全員が笑顔でノリノリに。自分を解放するってこういうことなんだなと、私も解放されていきました。ここまで清々しく「楽しかったー!」と言える舞台ってなかなかない。観客も観るだけでなく、エネルギーを発散できますよ(笑)。
ーー踊ってもいいんですか?
一緒に踊りましょう!という場面もありますし、座っていても自然とリズムを刻んでいたり。ジャズやタンゴなど本当にいろんなジャンルのダンスを披露してくれるので、見終わった後にダンス教室に通いたくなる人も多いんじゃないでしょうか。
ーー先日同じくサポーターの武井壮さんにお話を伺った際も、ボールルームダンスの教室に興味があると仰られていました。
外国だと学生時代からプロムなどのダンスパーティーがあるので、ボールルームダンスはわりと身近ですよね。以前、アメリカの大学に留学した際に私もフォーマルダンスパーティーに参加しました。みなさん普通にワルツとかをさらっと踊れたりする。そんな上品なたしなみがあるのは素敵だなと、私も結構昔から社交ダンスをやりたい気持ちはあるんです。日本公演を機に始めてるかも!?
■「男らしくて華がある、男性ダンサーの強く逞しい肉体美に目が覚めます(笑)!」(ホラン)
ーー武井壮さんいわく「女性陣はみんな恋したくなる!」とも。そんな胸キュンポイントが?
まず男性陣が、すごく良い身体の持ち主なんですよ。その上、喜びや悲しみ、愛情表現が豊かで、大胆で強引なんだけれどもジェントルマン、みたいな! ペアになって踊る場面では「私もあんな風に扱われた~い」という願望で胸キュン必至(笑)。こんなに男らしくて華のある方々に出会いたいって、本気で恋したくなりますよ。
ーーそれは、観る前には想像もつかなかったような体験だったのでは?
そうなんですよ。観る前はただショーを楽しむものなんだろうなと思っていたんですけど。ダンスであの色気で、あの強引さはたまらんな、と(笑)。意外なポイントでした。解放もされるし、いろんなものが感化されて、私も休みの日に家にこもって2次元や海外ドラマに恋してる場合じゃないなと思うぐらい、生身の人間の力強さや逞しさを感じられるので、目が覚めます!
ーー(笑)。生身のパワーはたしかに、ライブでしか味わえません。
ダンスってこんなにも人間の肉体を美しく魅せるんだなと。造形美はもちろん、女性を抱き抱えたときに盛り上がる男性の二の腕の感じとか、女性は背中がパックリと開いたドレスから覗く一切無駄のないきめ細やかな筋肉のラインとか…そんなところまで見ちゃいます。肉体が持つパワーと美しさという点は無視できないショーですね。汗でシャツが張り付いてる感じとか最高なんですよ(笑)。
『バーン・ザ・フロア NEW HORIZON』スペシャルサポーターのホラン千秋
ーーいち推しのボーイ&ガールは?
女性はコンテンポラリーダンスを踊っていた金髪のミーガン。とってもチャーミングでカンパニーのマドンナ的存在。男性は背が高くて瞳もくりっとしているラテン系のパスクワレ。でもこの二人は私が推さなくてもみなさん目で追っちゃうと思います。それくらい存在感があるので。
ーー『NEW HORIZON』は希望に満ちたタイトルが、新年度の気分にぴったりです。
そうですね。明るい気持ちで春を迎えた方もいれば、受験や就職でうまくいかなかったという方も、この作品を観ればクヨクヨしている場合じゃないと、嫌な気持ちを吹き飛ばしてくれるはずです。新たな気持ちでスタートを切るこの4月、勢いがつくと思います。
ーー観る前からワクワクしてきました!
衣装も色とりどりで、場面が変わると同じダンサーさんとは思えないほど雰囲気も変わる。目まぐるしくシーンが展開して決して飽きさせないんです。気づいたら「もう終わっちゃうの?」と思うぐらい引き込まれます。あの高揚感をみなさんにも味わっていただきたいですね。「明日も頑張ろう」と、日々の活力を得られる舞台なので、日本ではなかなか出会えないジェントルマン含め(笑)、非日常が楽しめると思います。
『バーン・ザ・フロア NEW HORIZON』スペシャルサポーターのホラン千秋
撮影・インタビュー・文=石橋法子
日本公演公式HP(PC・携帯)http://www.ktv.jp/btf