劇団鹿殺し15周年、玉城裕規・鳥越裕貴・谷山知宏(花組芝居)そして堂島孝平が客演
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劇団鹿殺し15周年記念・怒パンク時代劇「名なしの侍」
“ブレイク目前”との呼び声も高い「劇団鹿殺し」が活動を始めてから、今年(2016年)で結成15周年を迎える。その記念公演として、怒パンク時代劇『名なしの侍』が発表された。同公演は、劇団史上最大キャスト数、最大ミュージシャン数、最大スタッフ数で臨み、観客総動員数10,000人に挑む。出演には、おなじみの劇団員のほかに、玉城裕規・鳥越裕貴・谷山知宏(花組芝居)・堂島孝平ら充実の客演陣を取り揃える。
この公演において、「“生バンドwith吹奏楽”ד時代劇”=“怒パンク時代劇”」という独自の音楽劇を確立させる、と劇団は意気込む。その実現のために、過去10年余かけて作り上げてきた劇団鹿殺しの音楽スタイル、すなわち俳優が楽器を演奏し、物語を音で紡ぐスタイルを、今回最大規模まで拡張するという。まずバンド隊は現役ミュージシャンで編成、ここに劇団鹿殺しの管楽器隊を合流させてオリジナル楽曲の数々を演奏する。
また、今回は客演陣の豪華さにも注目だ。「曇天に笑う」「カレーライフ」と主演舞台が続く注目の若手俳優・玉城裕規、舞台「弱虫ペダル」の鳴子章吉役で10代〜20代から熱い支持を得る若手実力派・鳥越裕貴、そして「花組芝居」本公演で主演をつとめる同劇団の若手筆頭・谷山知宏(花組芝居)といった、今もっとも旬な俳優たちが参戦する。が、それだけではない。そこに、なんとシンガーソングライター・堂島孝平が、「俳優」として特別に参加することとなった。
堂島孝平は、卓越したメロディ・センスと“キラキラしたヴォーカル”で歌手として人気を博すと共に、KinKi Kidsをはじめ、数多くのアーティストへの楽曲提供やプロデュースをも手がける実力派ミュージシャンだ。そんな彼が舞台に初挑戦することになった。これまで、Cocco、石崎ひゅーい、といったミュージシャンを「俳優」として舞台に乗せることに成功してきた「劇団鹿殺し」だけに、堂島孝平からの信頼度も高いということだろう。堂島の新たな可能性に期待値マックスだ。
東京は7月16日(土)~24日(日)にサンシャイン劇場、大阪は7月28日(木)〜31日(日)にナレッジシアターで上演される。作は丸尾丸一郎、演出は菜月チョビ、音楽は入交星士×オレノグラフィティが、それぞれ務める。
<コメント>
― 菜月チョビ
― 丸尾丸一郎
劇団鹿殺し15周年記念・怒パンク時代劇「名なしの侍」
<プロフィール>
大阪府出身。劇団鹿殺し座き作家。俳優。日本劇作家協会 会員。2010年に書き下ろした戯曲「スーパースター」が第55回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされ、劇作家としての地位をゆるぎないものに。また、PARCO presents「カフカの『変身』」(主演:森山未來)、映画「モテキ」(監督:大根仁/主演:森山未来)、舞台「リンダリンダ」(作・演出:鴻上尚史/主演:松岡充)等に出演、俳優としても注目される一方で、2013年よりNHKラジオドラマ〜劇ラヂの作・演出を3年連続つとめるなど、作家、演出家としての活動の幅をさらに広げている。2014年1月、作・演出をつとめたOFFICE SHIKA×Cocco「ジルゼの事情」(主演:Cocco)は大きな話題を呼び、僅か8か月という異例のスピードで再演が決定。同年9月にサンシャイン劇場&新神戸オリエンタル劇場で上演され、8,000人を動員する。また、2015年 映画「ピースオブケイク」(監督:田口トモロヲ/主演:多部未華子、綾野剛)の劇中劇 構成・演出をつとめ、さらにその劇中劇「ツチノコの嫁入り」のリアル舞台化(主演:山本裕典)の作・演出をつとめる。同年12月には残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」(演出:河原雅彦)の脚本をつとめ「ライチ☆光クラブ」の新たな世界観を構築し好評を博した。現在最も注目を集める劇作家のひとりである。
2010年 戯曲「スーパースター」が第55回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート
2010年 PARCO presents「カフカの『変身』」(主演 森山未來)出演
2011年 映画「モテキ」(監督 大根仁/主演 森山未來)出演
2014年 OFFICE SHIKA×Cocco「ジルゼの事情」(主演 Cocco)作・演出・出演
2014年 OFFICE SHIKA PRODUCE「山犬」(出演 鳥肌実、森下くるみほか)作・演出・出演
2014年 OFFICE SHIKA×Cocco「ジルゼの事情」(主演 Cocco) 作・演出・出演
2015年 OFFICE SHIKA×映画『ピースオブケイク』「ツチノコの嫁入り」作・演出・出演
2015年 残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」(演出 河原雅彦、主演 中村倫也)脚本提供
2016年 砂岡事務所プロデュース「絵本合法衢」(脚本 加納幸和)演出
■菜月チョビ(演出・出演)
2008年 新感線プロデュースいのうえ歌舞伎☆號「IZO」歌唱参加
2008年 「燻し銀河」(作・演出 松村武)出演
2008年 G2プロデュース「A Midsummer Night's Dream~THEじゃなくてAなのが素敵~」出演
2010年 劇団鹿殺し「スーパースター」演出(第55回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート)
2012年 ENBUゼミ演劇コース担当
2015年 舞台「曇天に笑う」(主演 玉城裕規)演出
2015年 劇団鹿殺しロックオペラ「彼女の起源」(主演 石崎ひゅーい)演出・主演
2016年 舞台「曇天に笑う(再演)」(主催 日本テレビ。ローソン
■演出/菜月チョビ
■音楽/入交星士×オレノグラフィティ
■出演
菜月チョビ/丸尾丸一郎/オレノグラフィティ/橘 輝
鷺沼恵美子/浅野康之/近藤茶/峰ゆとり/有田杏子
メガマスミ/木村さそり(以上、劇団鹿殺し)
東京公演
2016年7月16日(土)~24日(日) サンシャイン劇場
大阪公演
2016年7月28日(木)〜31日(日) ナレッジシアター
前売/S席6,300円 A席5,300円(税込、全席指定)
学生券3,900円(中高大学生対象、一般発売以降取り扱い)
※東京公演は1FがS席、2FがA席
※大阪公演は前売はS席のみの取り扱い
4月23日(土)12時~5月1日(日)23時59分