東出昌大、窪田正孝、小松菜奈の裏の顔?が明かされる 映画『ヒーローマニア-生活-』公開記念トークショー

レポート
イベント/レジャー
2016.4.10
左から、 増田真一郎宣伝プロデューサー、豊島圭介監督

左から、 増田真一郎宣伝プロデューサー、豊島圭介監督

画像を全て表示(4件)

5月7日公開の映画『ヒーローマニア –生活-』の公開を記念したトークショーに豊島圭介監督、増田真一郎宣伝プロデューサーが登壇。キャストや撮影秘話を明かした。

『ヒーローマニア-生活-』は、福満しげゆき原作の漫画「生活【完全版】」を、『花宵道中』などの豊島圭介監督が実写映画化した作品。東出昌大演じるヘタレのフリーター・中津がひょんなことから街の悪を裁く自警団‟吊るし魔”を結成し、巨大な騒動の中心となっていくアクションドラマだ。中津の相棒で高い身体能力を持つニートで下着泥棒・土志田役を窪田正孝が、チームの頭脳・女子高生カオリ役を小松菜奈が、二人の仲間になる最年長の“若者殴り魔”日下を片岡鶴太郎が演じている。

司会の呼び込みを受けた豊島監督は「キャストが登壇しないなかでもこんなにたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、増田宣伝プロデューサーも「朝早くから来ていただいた方もいらっしゃると伺っています。お休みの中ありがとうございます」と挨拶。豊島監督は「天候にも泣かされ過酷な撮影だったけど、とても雰囲気の良い現場だった」と地元・静岡県浜松市での撮影を振りかえった。また、映画化に5年を要した念願の企画だったこと、奇跡的なタイミングで揃ったキャストでの映画化だったことも明かしている。
 

左から 豊島圭介監督、増田真一郎宣伝プロデューサー

左から 豊島圭介監督、増田真一郎宣伝プロデューサー


さらに、豊島監督は出演者の印象も語っている。東出については「スター性のある天然。鴨居に頭をぶつけるシーンを撮りたかった。今までのような凛々しい役ではないと伝えたら本人から“ヘタレ”というキーワードが出てきて、走り方などもこだわってくれた」とその素顔について語った。

また、窪田については「ミスターストイックでアクションも素晴らしいのでアクロバティックな見せ場が多いです」と絶賛。さらに「下着泥棒役なりのアドリブも考えてやってくれました」と現場でのやりとりを明かしている。

小松については「峰不二子みたいなコロコロ態度を変える役をやってもらおうかと思ったら、本人は人を笑わせるのが大好きということで、美少女が下品なことをするという自分の撮りやいことをやってもらいました。ダサカワイイジャージ姿からスタイリッシュなヒーローの姿も必見。肉を食べるシーンも見逃せません」と、奇抜な役どころを語っている。
 

劇中での小松菜奈演じる寺沢カオリ (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

劇中での小松菜奈演じる寺沢カオリ (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


また、豊島監督は『トレインスポッティング』などの構成に影響を受けたことを明かし、音楽や衣装など細部にまでわたるこだわりを披露。増田宣伝プロデューサーは「アクションと笑いが立っている映画なので、とにかく映像を見てもらいたい」「キャラクター特別映像を制作したり、Web限定の予告編なども準備しています。『キック・アス』などの洋画に近いものがあるので、カラフルさとスタイリッシュさを意識した展開をしています」とコメントしている。


映画『ヒーローマニア-生活-』は5月7日(土)全国ロードショー

イベント情報

『ヒーローマニア-生活-』
 

映画『ヒーローマニア-生活-』 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

映画『ヒーローマニア-生活-』 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


出演:東出昌大 窪田正孝 小松菜奈 山崎静代(南海キャンディーズ) 船越英一郎 片岡鶴太郎
企画・制作幹事:日活 制作:ジャンゴフィルム
原作:福満しげゆき 「生活【完全版】」(モーニングKCDX/講談社刊)
監督:豊島圭介『ソフトボーイ』『花宵道中』『マジすか学園』
脚本:継田淳『ヌイグルマーZ』『マザー』
音楽:グランドファンク 中島哲也作品、堤幸彦作品、『ホットロード』『海街diary』
主題歌:NICO Touches the Walls(Ki/oon Music)
配給:東映・日活共同配給(東映:営業 日活:宣伝)
製作:「ヒーローマニア–生活-」製作委員会

公式サイト:http://heromania.jp
(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

シェア / 保存先を選択