京都の国際写真祭『KYOTOGRAPHIE』、普段は非公開の寺院や町家で作品展示
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クリスチャン・サルデ『ベニクラゲモドキOceania armata』 ©Christian Sardet / Plankton Chronicles Project
『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2016』が、4月23日から京都市内の各会場で開催される。
普段は非公開の町家や寺院などの歴史的建造物や近現代建築を会場に選び、国内外の作家の写真作品やコレクションを展示する『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』。4回目となる今回は「Circle of Life いのちの環」をテーマに、15会場で14の展覧会を行なう。
会期中は、サラ・ムーンがフランス国立自然史博物館所蔵の植物標本や動物の剥製をモチーフに制作した作品群を日本初公開するほか、プランクトンを顕微鏡カメラで撮影するクリスチャン・サルデによる作品を、坂本龍一の音楽と共に高谷史郎のインスタレーションによって展示する『PLANKTON 漂流する生命の起源』を紹介。さらに、『Vogue』『Vanity Fair』などの雑誌を通じて100年以上にわたってファッション写真を発表してきたコンデナスト社のアーカイブから、エドワード・スタイケン、ジョン・ローリングス、ウィリアム・クライン、ヘルムート・ニュートンらの作品が一堂に展示される。
また今回は、屋外イベント『Sustaina-village by KYOTOGRAPHIE』が初開催。テーマの「Circle of Life いのちの環」にちなみ、サステイナブルな社会のあり方を提案するようなマルシェやワークショップが開かれるほか、夜は巨大スクリーンを使った上映会やライブが行なわれる。展覧会の詳細や会場についてはオフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2016』
2016年4月23日(土)~5月22日(日)
会場:京都府 虎屋京都ギャラリー、ギャラリー素形、招喜庵、堀川御池ギャラリー、立命館大学国際平和ミュージアム、誉田屋源兵衛 黒蔵、無名舎、長江家住宅、京都市美術館別館、ロームシアター京都、SferaExhibition、ASPHODEL、建仁寺 両足院、村上重ビル
参加作家:
サラ・ムーン
クリスチャン・サルデ
高谷史郎
坂本龍一
アルノ・ラファエル・ミンキネン
クリス・ジョーダン+ヨーガン・レール
古賀絵里子
マグナム・フォト
福島菊次郎
銭海峰
アントニー・ケーンズ
ティエリー・ブエット
アーウィン・オラフ
K-NARF
ほか