「革命アイドル暴走ちゃん」イギリス・バービカンセンターでの公演が決定!

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2016.5.13
「革命アイドル暴走ちゃん」

「革命アイドル暴走ちゃん」


海外からも注目が寄せられる、二階堂瞳子率いる「革命アイドル暴走ちゃん」が、2016年6月に3度目となるヨーロッパ・ツアーを行なう。イギリスの名門施設バービカンセンターでの上演も決定した。

「革命アイドル暴走ちゃん」

「革命アイドル暴走ちゃん」

日本のサブカルチャーやアニメソング、アイドルソングが轟音で鳴り響く場内。一見混沌としていながら、恐ろしいほど統制された30人超のキャスト達がサイリウムや多種多様な小道具を手に、所狭しと場内を駆け巡り、肉体の限界に挑まんとするほど激しく踊り、演じ続ける…。時には水やワカメ、さらには豆腐までが飛び交う衝撃の空間の中で、観客はびしょ濡れ(そして食べ物まみれ)になりながら恍惚とした表情でパフォーマンスを見届ける……。 

「革命アイドル暴走ちゃん」

「革命アイドル暴走ちゃん」

「革命アイドル暴走ちゃん」は、客席と舞台が混沌の渦に巻き込まれながら一体化する衝撃のパフォーマンスを繰り広げる劇団だ。2013年4月の旗揚げ後、同年8月からはスイス、オランダ、ドイツなどから招聘を受けてヨーロッパツアーを開始。2016年現在に至るまで、海外ツアーを3度成功させ、国内でも精力的に公演を行っている。海外公演での注目度は高く、公演の度に現地のメディアに多く取り上げられている。ドイツ公演では国営放送TVで特集が組まれ、またフェスのメインプログラムで参加したオーストラリア公演では現地の新聞・シドニーモーニングヘラルドに「日本の若者文化の音と怒りで、観客を爆発させる」という劇評が掲載されて評判を呼んだ。

二階堂瞳子

二階堂瞳子

衝撃のパフォーマンス集団「革命アイドル暴走ちゃん」を主宰するのは、二階堂瞳子。桜美林大学在学中から、演出家・振付家・役者として活動。在学中に地下アイドルとして活動した経験を活かしてオタク文化をアートに転化させる試みを始めた。独特のセンスは高く評価されており、2013年にはニューヨーク近代美術館MoMAにも取り上げられた。国内では、村上隆主宰『GEISAI#20』で審査員を務めるほか、CM 「Google Android」 、TBS「アメージパング!」やBSフジ「カンニング竹山の遊びじゃねえんだよ!!」に出演するなど注目を浴びている。

2016年6月に三度目となるヨーロッパ・ツアーが決定。6月9日のドイツ・ハノーバーでの公演を皮切りに、6月22日から7月2日までイギリスはロンドンのバービカン・センターでの上演も決定しました。バービカン・センターはロンドン交響楽団やBBC交響楽団の本拠地としても知られ、イギリスを代表するヨーロッパ最大級の複合文化施設。施設内には、近年ではベネディクト・カンバーバッチが「ハムレット」を上演したバービカン・シアターも入居している。日本からは、近年では故・蜷川幸雄が公演を行った。日本人演出家としても快挙と呼べる今回のツアーは要注目だ。

「革命アイドル暴走ちゃん」ロンドン公演 FESTIVAL LIFTによる紹介動画


<ヨーロッパ・ツアー公演概要>

★1ヵ国目★ 会場:ドイツ・ハノーバー FESTIVAL Theaterformen  劇場:Am Theater
期間:2016年6月9日~10日全3ステージ
★2ヵ国目★ 会場:ポーランド・ ポズナン     FESTIVAL Malta festival Poznan    
期間:2016年6月16日~18日全4ステージ
★3ヵ国目★ 会場:イギリス・ロンドン  FESTIVAL LIFT   劇場:barbican Theater The pit
期間:2016年6月22日~7月2日全20ステージ
https://www.liftfestival.com/tag/lift-2016/
   
<「革命アイドル暴走ちゃん」活動記録>

2013年
8月  TACT Festival 『アイドル、アニソンで踊ってみた!!!!!』オープニングアクト
小学生以上の参加者達と上演 会場:大阪市立阿倍野区民センター(大阪・阿倍野)
ヨーロッパツアー2013「Ms.BerserkerATTTTTACKS!!Elektro☆Shock☆Luv☆Luv☆Luv☆Shout!!!!!」
スイス・チューリッヒ   テアターシュペクターケル
オランダ・グローニンゲン ノーダーゾンパフォーミングアーツフェスティバル グローニンゲン
ドイツ・ハンブルク    インターナショナルサマーフェスティバル

 
2014年
2月 TPAM in Yokohama 2014 Showcase Program「騒音と闇」 会場:相鉄本多劇場(横浜)
5月 GEISAI♯20クロージングアクト「THE NOISE!!!!!」 会場:東京流通センター
8月 ドイツツアー2014「Noise and Darkness」
ドイツ・ハンブルク インターナショナルサマーフェスティバル
ドイツ・ベルリン  タンツ イム オーガスト
9月 革命アイドル暴走ちゃん東京初公演「騒音と闇 ドイツ凱旋ver.」 会場:こまばアゴラ劇場(駒場東大前)
 
2015年
1月  革命アイドル暴走ちゃん新春特別公演「うぇるかむ☆2015~革命の夜明け~」 会場:絵空箱(江戸川橋)
革命アイドル暴走ちゃん 2015年大新年会「暴走night」 会場:あをば荘(押上)
2月  TPAM参加企画「横浜ゲリラ ゲリラ・ジャパン at 横濱」 会場:KAATロビー、横浜美術館前 (横浜)
3月 TBS「アメージパング!」二階堂瞳子レギュラー出演開始
5月  ヨーロッパツアー2015「Dawn of the Revolution」
ドイツ・ミュンヘン Muffatwerk
オーストリア・クレムス ドナウフェスティバル
6月 CM 「Google Android」 出演
8月  WEB番組 「吉田尚記 dスタジオ supported by docomo #9」 出演
9月  革命アイドル暴走ちゃん アジアツアー2015「Rebirth」(オーストラリア・アデレード OzAsia Festival 招聘公演 メインプログラム)
10月  二階堂瞳子生誕記念祭!!トークショー NAKED LOFT (新宿)
あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ 革命アイドル暴走ちゃん アジアツアー2015「Rebirth オーストラリア凱旋ver.」あうるすぽっと(東池袋)

 
2016年
1月 革命アイドル暴走ちゃんアジアツアー【Rebirth】密着ドキュメンタリー上映会 会場:NAKED LOFT (新宿)
2月 電撃ネットワークのギュウゾウ主宰 ギュウ農フェス Rord to 栃木!!~爆音キックオフ ギュウ農怒りの鉄拳~
『2.11(ニーテンイチイチ)革命アイドル頂上決戦』 会場:新木場1stRING (新木場)
3月  高校生ワークショップ 東京都立日野台高等学校
『3・20(サンテンニーゼロ)シブゲキ暴走ミッドナイト★』 会場:シブゲキロビー(渋谷)
暴走ちゃんバーサーカープロジェクト case.1 シブゲキ実験週間参加作品
5月(予定) ENBUゼミ二階堂瞳子WS、東京都城東地区高校生演劇WS

 
<二階堂瞳子 略歴>

北海道札幌市出身、1986 年 10 月 16 日生 演出家・振付家・俳優。桜美林大学総合文化学群演劇専攻卒業。
自身が学生時代に地下アイドルとして活動した経験からヲタク文化をアートに転化させる試みを始め、アイドルソングや、アニメ、ヲタクなどの現代日本を代表するサブカルチャーを取り入れた独自のメソッドを築きあげ、東京芸術劇場プロデュース作品やフェスティバル/トーキョー11公募プログラムなどへの参加でその注目度は高まり、2013年夏に自身の作品がヨーロッパ3ヶ国(スイス、オランダ、ドイツ)から招聘され、海外進出を遂げる。「驚きのないものに人は感動しない!」という信念の元、二階堂の創作する作品(通称「おはぎライブ」)は、2016年の日本東京から出てきた超自然現象的パフォーマンスであり、現代に生きる若者の身体からカオティックかつ狂騒的なエネルギーで発散され、舞台上で強烈な一体感を生み出す。生き急ぐサブカルチャー文化を起点とした“まとまりのないぐちゃぐちゃなもの”そのものを“芸術”として昇華し、一見無秩序なカオスに見えるが、その作品は独自のメソッドによる規律とルールによって支配され、同時多発的で躁病的、そして氾濫する情報を観客に提示する。
2013 年 ニューヨークの近代美術館 MoMA でフィーチャーされる。雑誌・美術手帖に特集が組まれる。全国高等学校演劇大会、演劇祭で審査員を務める。(2016 年現在含む)
2014 年 村上隆主宰『GEISAI♯20』で審査員を務める。映画『あの娘、早くババアになればいいのに』振付。
2015 年 オーストリアの donaufestival にて OTTO RETTER INSTITUTE より the Otto Retter Theatre of Cruelty Award 2015 を受賞。TBS『アメージパング!』に出演開始。
2016 年 BS フジ『カンニング竹山の遊びじゃねえんだよ!!』に審査員として出演。高校生を対象にしたWS開始。

 
二階堂瞳子国際交流基金インタビュー
http://www.performingarts.jp/J/art_interview/1504/1.html
 
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