ジェフ・ベック 6年振りとなるオリジナル・スタジオ・アルバムが完成
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Jeff Beck『ラウド・ヘイラー (LOUD HAILER)』
全世界No.1ギタリスト、ジェフ・ベックの6年振りとなる、オリジナル・スタジオ・アルバムが完成した。また、本作が2016年7月15日(金)に全世界同時発売されることが決定した。
『ラウド・ヘイラー』と題されたこの最新作では、新たに女性ヴォーカリストを迎えた新境地を開拓している。全編に展開するジェフ・ベックの比類なきギター・ワークと、全ては愛の力(パワー・オブ・ラヴ)から導きだされる、という強力な声明をコンセプトとするリアルな歌詞が合体した作品となっている。7月15日(金)にはCD、LPそして、デジタル・ダウンロード作品が発売となる。
「ラウド・ヘイラー」とは、大声で呼びかけるという意味。メガホン、とも言い換える事の出来るタイトルで、シャイにならずに表現をする、という内容を表すネーミングとなっている。2度にわたってロックの殿堂入りを果たしている、ジェフ・ベックは「今、世界で起こっている、不快な事を目にした時に声明を発表したいと思ったんだ。そして集会で使うメガホンが、大声で伝えたい自分の考えを表現するのに、フィットすると思ったのさ」と語っている。
11曲のアルバムを完成させるのに、ジェフ・ベックはロンドンからシンガーのロージー・ボーンズとギタリストのカーメン・ヴァンデンバーグという2人の女性アーティストをメンバーに引き入れた。カーメン・ヴァンデンバーグとは、たまたまクイーンのドラマー、ロジャー・テイラーの昨年開催されたバースデイ・パーティで出会って、それが最終的にこの3人に発展するきっかけになっている。
ジェフ・ベックは、「彼女のライヴに招待されて、ぶっ飛んだんだよ。それから1月に集まって自分の頭の中にある考えを、暖炉のそばに座って彼女たちに説明したんだ。いっしょになって曲が一気にできあがったんだ。3日で5曲ぐらいかな。」と回想する。
アルバム発売後には、伝説のブルース・マン、バディ・ガイとのUSツアーをスタートさせるジェフ・ベック。今回のアルバムでどのような楽曲が展開されているのか、注目が集まる。
2.“Live In The Dark” 「リヴ・イン・ザ・ダーク」
3.“Pull It”「プル・イット」
4.“Thugs Club”「サグ・クラブ」
5.“Scared For The Children”「スケアード・フォー・ザ・チルドレン」
6.“Right Now”「ライト・ナウ」
7.“Shame”「シェイム」
8.“Edna” 「エドナ」
9.“The Ballad Of The Jersey Wives”「ジャージーの妻たちのバラード」
10.“O.I.L.”「O.I.L.」
11.“Shrine”「シュライン」