5月22日の夜はバレエ・ファン必見番組を立て続けに放送「バレエの饗宴」&「海賊」
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「NHK バレエの饗宴 2016」ちらし
5月22日(日)夜はバレエ・ファン必見番組が2本、NHKのEテレとBSプレミアムで放送される。
ひとつめは、Eテレ午後9時からの「クラシック音楽館」。去る2016年4月10日にNHKホールで開催された「NHK バレエの饗宴 2016」を放送する。同公演は、日本を代表するバレエ団やトップダンサーが集う一夜限りの“夢の舞台”。小品から大作、クラシックからコンテンポラリーまで様々なバレエを楽しむことができる祭典だ。今回は“世界で輝く日本人ダンサー”として、英国の名門バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパル平田桃子、そして3月にウィーン国立歌劇場バレエ団の第一ソリストに昇格し話題を呼んだ橋本清香と、その夫でもある同バレエ団ソリストの木本全優が登場。また、同じくウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督であるマニュエル・ルグリが、日本全国から集まった15歳から19歳のダンサーをオーディションで選抜、特別レッスンにより磨き上げた成果も、このステージで披露された。
続いてふたつめは、NHK BSプレミアム、22日(日)深夜24時(5月23日午前0時)からの「プレミアムシアター」で、ウィーン国立歌劇場バレエ団の公演「海賊」を放送する。こちらも、バレエ界のスーパースター、マニュエル・ルグリが振付けた。演奏は、ワレリー・オブジャニコフ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。放送されるのは、今年(2016年)3月31日と4月2日にウィーン国立歌劇場で上演されたステージで、コンラッド(海賊の首領)をロバート・ガブドゥーリン、メドーラ(ギリシャの娘)をマリア・ヤコヴレワが演じる。ちなみに別の日にはヒロインのメドーラ役を橋本清香が踊ったステージもあった。ともあれ、スピード感にあふれキレ味のするどいテクニックがオンパレードの舞台に酔い痴れたい。トレーラー動画を参照のこと。
なお、同日「プレミアムシアター」の後半では「サンクトペテルブルク白夜祭2008」が放送される。こちらは、ワレリー・ゲルギエフ指揮によるマリインスキー劇場管弦楽団の演奏で、ストラヴィンスキーのバレエ「火の鳥」「春の祭典」「結婚」の初演復刻という、やはり見逃せないプログラムとなっている。
振付:アシュトン 音楽:オーベール 美術:チャペル
出演:島添亮子、アントニーノ・ステラ ほか
原案:シェイクスピア 振付:日原永美子 音楽:シュニトケ
出演:齊藤 拓、永橋あゆみ、三木雄馬、佐々木和葉、檜山和久 ほか
振付:マランダン 音楽:モーツァルト
(マニュエル・ルグリ選抜の若手ダンサーたち)
振付:ブルノンヴィル 音楽:ヘルステッド ほか
振付:チューダー 音楽:ショーソン
出演:渡辺恭子、吉瀬智弘、山本隆之、佐藤万里絵 ほか
振付:ライト、イワーノフ 音楽:チャイコフスキー
バイオリン:渡辺玲子、近藤薫
指 揮:園田隆一郎
(2016年4月10日 NHKホール)
<演 目>
バレエ「海賊」(全3幕)
原振付:マリウス・プティパ ほか
振付:マニュエル・ルグリ
音楽:アドルフ・アダン ほか
台本:マニュエル・ルグリ、ジャン・フランソワ・ヴァゼル
コンラッド(海賊の首領):ロバート・ガブドゥーリン
メドーラ(ギリシャの娘):マリア・ヤコヴレワ
ギュリナーラ(メドーラの友人):リュドミラ・コノヴァロワ
ランケデム(バザールの主、奴隷商人):キリル・クラーエフ
ビルバント(コンラッドの友人):ダヴィデ・ダート
ズルメア(ビルバントの恋人):アリーチェ・フィレンツェ
セイード・パシャ(トルコの総督):ミハイル・ソスノフスキー
ウィーン国立バレエ団
ウィーン国立歌劇場バレエ学校
<指 揮>ワレリー・オブジャニコフ
<照 明>マリオン・ヒューレット
ワレリー・ゲルギエフ指揮
バレエ「火の鳥」「春の祭典」「結婚」
<演 目>
「火の鳥」
<音 楽>イーゴリ・ストラヴィンスキー
<台本/振付>ミハイル・フォーキン
<改訂振付>
イザベル・フォーキン
アンドリス・リエパ
<美 術>
アレクサンドル・ゴロヴィン
レオン・バクスト
ミハイル・フォーキン
<音楽・台本>
イーゴリ・ストラヴィンスキー
ニコライ・レーリヒ
<美 術>ニコライ・レーリヒ
<原振付>ワツラフ・ニジンスキー
<振付復元>ミリセント・ホドソン
<音楽・台本>イーゴリ・ストラヴィンスキー
<美 術>ナターリャ・ゴンチャロワ
<振 付>ブロニスラワ・ニジンスカ
マリインスキー劇場バレエ団
管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
指 揮:ワレリー・ゲルギエフ