ビバラのフェス飯をひと足早く食べちゃった　Vol.1　～Soup CURRY ポニピリカ～

編集としてライターとして、筆者は様々な音楽フェスに足を運ぶ機会がある。いまや日本中に場所も雰囲気も様々なフェスがたくさん存在しているが、基本的には一日中音楽漬けになれるという贅沢は何物にも代えがたい。……とはいえ。長丁場ゆえにお腹は空くもの。そこで登場するのが「フェス飯」だ。フェスにとってフェス飯は無くてはならないものなのである。SPICEでは今回、『VIVA LA ROCK 2016』でフェス飯を出店するお店の中から、「ロックな街といえば下北沢」だろうという中学生並みの独断と偏見で選んだ2店舗をご紹介。本稿では、Soup CURRY ポニピリカをご紹介する。

私どものメディアの名前……そう、SPICE。スパイスと言えば……カレーだ。様々なスパイスの溶け込んだ奥深いスープカレーのお店・ポニピリカが、お店の味に限りなく近づけたフェス使用のスープカレーで出店する。筆者は「チキンと野菜のスープカレー」を食べてみた。まず目に飛び込んでくるのはスープにドンと突き立ったチキンレッグ！ カラッと素揚げになっており、仮にそのまま食べても美味である。

チキンと野菜のスープカレー

見た目こそ豪快なカレーであるが、スープのお味はとても繊細。トマトをベースとしたスープは口の中で色々なスパイスがさりげなく香る。……ちなみに筆者は音楽ライターのためスパイスの具体的な種類まで言及することはできない。
なお、フェスでは辛さを控えた状態で提供し、別添のスパイスを投入することで好みの辛さにできるとのこと。辛党の方もそうでない方も安心である。ビバラでは他にも「サックサクフィッシュフライのスープカレー」、「豚しゃぶとキャベツのスープカレー」も販売するそうだ。

サックサクフィッシュフライのスープカレー

豚しゃぶとキャベツのスープカレー

サイドメニューも充実している。筆者は「旨カラスパイシーチキン&ハニーチキン」と「チーズチーズフライドポテト」を食べてみたのだが、さすがはカレー屋さん。フライドチキンに付いた辛みや甘みの中にちゃんと香辛料の味がする。タンドリーチキンとか好きな方には特にオススメだ。しかもお肉は超ジューシーで、思わずビールが欲しくなる。ポテトの方はチーズのシーズニングが万遍なく絡み、かなり濃厚。塩気も丁度よく小腹がすいたときにピッタリであるとともに、やっぱりビールが欲しくなる。……と、ビールビールと連呼してしまったが、ビバラ当日にはドリンクも提供しており、フレッシュミントをラム酒で漬け込んだ自家製モヒートや、生姜をウイスキーに漬け込んで割ったフレッシュジンジャーハイボール、カルダモン、クローブ、レモン、ライムをラムで漬け込み、炭酸で割ったフレッシュスパイスラムコークなど、ここでしか飲めないドリンクも店頭に並ぶ。これらはカクテルコンテストで2位になるなどの実績を誇る実力者、下北沢 DUKE CAPOのバーテンダー・廣田 孔明氏が作ってくれる。

旨カラスパイシーチキン&ハニーチキン

チーズチーズフライドポテト

ちなみにお店でのみ提供のメニューではスープカレーのベースを選べ、それに合わせてイチからスパイスを調合してくれる。人気はエビスープで、他にもエゾシカのスープカレーなど余所ではなかなか味わえないメニューもあり。ぜひ店舗の方にも足を運んでみてはいかが？

撮影・レポート・文＝風間大洋

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Soup CURRY ポニピリカ

東京都世田谷区北沢2-8-8 2F
http://ponipirica.in