『VIVA LA ROCK 2016』オフィシャル・クイックレポート 04 Limited Sazabys

レポート
音楽
2016.5.29
04 Limited Sazabys

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『VIVA LA ROCK 2016』2016.5.29 さいたまスーパーアリーナ
VIVA! STAGE 04 Limited Sazabys

2日目のVIVA! STAGE、幕開けを飾るのは04 Limited Sazabys!彼らは昨年も3日目のVIVA! STAGEのトップバッターを務めていたが(しかも、2日目のCAVE STAGEに続いて、異例の2日連続出演だった)、今年は4月に地元の愛知で主催フェス「YON FES 2016」を成功させ、若手のトップランナーとしての地位を確立させた後だけに、場内の期待値が昨年にも増して半端ない。

04 Limited Sazabys

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Bowling For Soupの“1985”に合わせてメンバーが手拍子をしながら入場すると、「一年ぶりに帰ってきました。あの頃の気持ちを思い出して」と“Remember”で勢いよくライヴがスタート。GENが「かかってこいや!」とオーディエンスを煽って“monolith”へつなげると、“fiction”では両サイドのギターがお立ち台に上って盛り上げ、RYU-TAによるコール&レスポンスから“Chicken race”の跳ねたリズムに合わせて会場中が踊り出す。ライブ運びの上手さは流石の一言だ。

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改めて「ただいま」とオーディエンスに呼びかけると、「このステージは天井が高くて好きです。自然光もいいよね」「あとこの周りにいる人たち(宙に浮かぶ風船の巨大な人形)もね。今年はカモフラ柄だし、この人はコナンの犯人みたいだし、この人なんてステージダイブしてる」とVIVA! STAGEへの愛情を語り、「会いたくてしょうがない気持ちを歌にしました」という“Letter”から中盤戦に突入。“medley”、“nem…”と畳み掛け、「名古屋から流星群を持ってきました。VIVA LA ROCKに星が降って、降って、積もりますように!」と言って始まった“midnight cruising”では、地上から空へと無数の手が掲げられた。

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「このフェスは雰囲気が好きです。鹿野さんの私情が見えるのも好き」「自分たちもフェスをやり始めて、この規模、このクオリティでやる大変さがわかるし、尊敬してます」と再度感謝の言葉を語ると、「来年はもっとカッコよくなって帰ってきます。まだまだ俺たちこんなもんじゃない。もっと高みを目指します」と言って、新曲の“climb”を投下。さらにアグレッシヴに、攻めの一手を披露し、ラストは「VIVA LA ROCK!の未来に光が射しますように!」と“swim”。フロアの前方では大量のリフトが出来上がり、最大級のモッシュを巻き起こしてステージを終えた。
 

撮影=古渓一道 レポート・文=金子厚武

セットリスト
『VIVA LA ROCK 2016』2016.5.29 さいたまスーパーアリーナ
VIVA! STAGE 04 Limited Sazabys

 
1. Remember
2. monolith
3. fiction
4. Chicken race
5. Letter
6. medley
7. nem…
8. midnight cruising
9. climb
10. swim
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