きのこ帝国が宮沢りえ主演の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に初の主題歌書き下ろし
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きのこ帝国
きのこ帝国が、2016年10月29日(土)公開の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の主題歌を担当することが決定した。きのこ帝国が映画主題歌を担当するのは、今回が初となる。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は、2012年に発表された前作『チチを撮りに』が国内外で高い評価を受けた新鋭・中野量太監督の待望の新作。オリジナル脚本での商業映画デビューとなる今作で、〝死にゆく母と、遺された家族が紡ぎだす愛“という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストにより驚きと感動の詰まった物語に昇華させている。
余命宣告を受けながらも明るく前向きに生き、周囲の人たちを大きな愛で包む〝お母ちゃん“役を演じるのは、『紙の月』で日本アカデミー賞主演女優賞ほか、各映画賞を総なめにした宮沢りえ。気が優しすぎて学校生活に馴染めない娘役には、若手実力派女優として活躍の場を広げている杉咲花。そして、頼りないが憎めない〝お父ちゃん“役にオダギリジョー、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年役に松坂桃李ほか、中野量太監督の脚本に惚れ込んだ豪華キャストが物語を彩る。
きのこ帝国がこの映画のために書き下ろした主題歌のタイトルは、「愛のゆくえ」。きのこ帝国のファンを公言していた中野量太監督からの熱烈なオファーを受けて、実現した。「愛のゆくえ」は映画の最も重要な場面で流れる音楽とあって、中野監督ときのこ帝国のメンバーとで、何度も何度も密にミーティングを重ね、この映画のためだけに書き下ろされた新曲となる。主題歌決定にあたり、中野量太監督ときのこ帝国・佐藤千亜妃からコメントが寄せられている。
話し合いを重ね、秒単位までこだわって作り上げた「愛のゆくえ」が流れるラストシーンは、僕の想像を越えました。何度観ても毎回“ゾクッ”としてしまいます(笑)
『湯を沸かすほどの熱い愛』の主題歌は、「愛のゆくえ」以外ありえません。
きのこ帝国と出会えて良かった!」
監督:中野量太
「"愛"って一体全体なんなんだろう、と、何度も自問自答しながら、摩り切れそうな記憶のなかから拾いあげた自分にとっての"愛"を「愛のゆくえ」という曲に込めました。
『湯を沸かすほどの熱い愛』。家族って、どうしてこんなにも不完全で愛しいんだろう。」
きのこ帝国:佐藤千亜妃
なお、きのこ帝国は今後、8月27日(土)に東京・日比谷野外大音楽堂でワンマンライヴを行うことが決定しており、
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会