クロマニョン人の芸術世界を体感『世界遺産 ラスコー展』 世界初公開の資料も展示

2016.6.15
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特別展『世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~』

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特別展『世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~』が11月1日(火)より、国立科学博物館にて開催される。

ラスコー洞窟の壁画は、1979年に世界遺産にも登録された文化遺産。クロマニョン人たちが描いた数ある壁画の中でも色彩の豊かさや、技法、そして600頭とも言われる描かれた動物たちが格別に素晴らしいと言われている作品だ。その魅力を人々に知ってもらうべく、フランス政府公認のもと制作された展覧会『LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION』が世界各国を巡回している。この巡回展に日本独自のコンテンツを加えたのが、この特別展『世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~』である。

本展では、クロマニョン人によって描かれたラスコー洞窟の壁画を紹介。1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、普段研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験することができる展示となっている。さらに、世界初公開となるラスコー洞窟で見つかった画材や道具類などを通じて、クロマニョン人の芸術世界をうかがい知ることができる展示も予定されている。

太古の時代に描かれた壁画を通じて、人類と芸術の関係性や、絵を描くことを通じて人類が獲得したものについて思いをはせることができる展示となるだろう。気になるかたはぜひ足を運んでみては。

 

 

イベント情報
特別展『世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~』

会 場 国立科学博物館 〒110-8718 東京都台東区上野公園7‒20
会 期 2016年11月1日(火)~2017年2月19日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで) ※入館は各閉館時刻の30分前まで。
休 館 日 毎週月曜日、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火) ※ただし、12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)は開館。

公式サイト http://lascaux2016.jp/