貞子がバンザイ!ホラー界の女王の座を獲得。敗者・伽椰子は屈辱のゴミ拾い

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2016.6.18

日本が誇る2大ホラーヒロインが対決する映画『貞子vs伽椰子』の初日舞台挨拶が6月18日に新宿バルト9で開催され、山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、白石晃士監督が登壇。対決の結果を予想する一般投票の勝者として貞子が登場し、会場から万雷の拍手を浴びた。

本作は、『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が共演を果たした驚愕のホラー。この日のステージでは、公式サイトを中心に開催されていた、貞子と伽椰子のどちらが勝つかを予想する「総選恐」キャンペーンの結果発表が行われた。

結果、貞子は66478票。伽椰子は65797票を獲得。初日舞台挨拶には勝者のみが参加できることになっており、安藤が優しくエスコートしながら貞子をステージに迎え入れた。貞子はゆっくりと両手をあげてバンザイを披露。貴重な貞子のバンザイに、会場も大盛り上がりだった。

一方、敗者である伽椰子には、罰ゲームとして都内でのゴミ拾いが課され、会場にはその模様が映し出された。渋谷の街を伽椰子がトングを持って徘徊。ゴミ袋を持った俊雄が後をついて回り、しっかりとゴミを回収。屈辱のゴミ拾いに一生懸命、従事していた。

今回、ホラー映画初主演を果たした山本は「こんなにシュールな舞台挨拶は初めて。貞子さんも来てくれて、伽椰子さんにもできればお会いしたかった」とニッコリ。「私自身、ホラー映画が好きで、初めてホラー映画を映画館で観たのが中学時代。そのときに、こんなに面白いんだと感動した。『貞子vs伽椰子』も、みなさんの心に何かを残せればうれしい」と思いを打ち明けた。

貞子のエスコートをした安藤も「ホラーは本当に大好きで、ジョージ・A・ロメロやダリオ・アルジェントなどずっとホラーを見て育ってきた」とホラー好きを告白。「自分が初めてホラー映画に出られてうれしかった」と喜びを噛みしめていた。

歴史的対決を撮り上げた白石監督は「積み重ねがあったからこそのキャラクター。最初のインパクトがめちゃくちゃすごいからこそ、私がおこぼれに預かって今この作品を撮ることができた」とこれまでのシリーズに心からの敬意を表していた。【取材・文/成田おり枝】
 

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