霧矢大夢の名言「女って大変やなぁ」を寺脇康文がバラすと真飛聖も大笑い!ミュージカル『マイ・フェア・レディ』初日前会見

レポート
舞台
2016.7.9
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」


ロンドンの下町の花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズのレッスンで、麗しい貴婦人に大変身するシンデレラ・ストーリー…ミュージカル「マイ・フェア・レディ」が3年ぶりに復活、7月10日(日)から東京芸術劇場プレイハウスにて上演される。
初日前日となる9日(土)、囲み会見が催され、霧矢大夢真飛聖(Wキャスト)、寺脇康文、田山涼成、松尾貴史、高橋惠子が出席した。

イライザと言えばやはりこのドレス姿ですよね!(左から)真飛聖、霧矢大夢

イライザと言えばやはりこのドレス姿ですよね!(左から)真飛聖、霧矢大夢

 2013年版に引き続きイライザ役を演じる霧矢は、「再びイライザ役を演じさせていただけるのは幸せ。演出のG2さんが新たに、丁寧にお稽古を重ねてくださった。今稽古をしていてもまだまだいろいろな発見や気づきがあり、奥の深い作品だなと感じている」と語ると、真飛は「(霧矢と)一緒です…」とシンプルに回答。続けて「2回目とはいえ3年前のことなのでほぼ忘れてしまっていた。新たにモノづくりをスタートしたという感覚です」とコメントした。

霧矢大夢

霧矢大夢

真飛聖

真飛聖

イライザにレディの教育を施すヒギンズ教授の寺脇は「今回、人間ドラマとしてより深く“掘り下がって”おります。人間の心情が掘り下がり、我々は盛り上がり…言語学者としては韻を踏んでみました」と笑いを誘い、さらに「前回のリ・ボーン版をさらに生まれ変わらせたので今回はリ・リ・ボーン版ということで」と新しい言葉を開発、会見の合間に「リ・リ・ボーン♪」とフランス語風につぶやいて笑わせていた。

寺脇康文

寺脇康文

一方、前回が初ミュージカル出演だった田山は、当時本当に余裕がなかったと語る。「(前回は)袖で皆さんが演じるのを観ているほうが楽しくて。でも今は稽古をやっているとたーのしーくて!!」一段と大きな声で喜びを爆発させるとキャスト陣がたまらず笑い出す。なお、前回公演時の会見で「お酒が入らないと歌えない」といっていた田山に、今年は?と振られると「これが楽しくて!何もいりません。この空気さえあれば!」ところが即座に松尾が「さっき、冷蔵庫のビールを飲もうとしてたでしょ?」とツッコムと「あれ、ジュースだと思ったんですよーあぶなかった!!」と苦笑いの田山だった。

松尾貴史、田山涼成

松尾貴史、田山涼成

そんな松尾は「本作は、大人のおとぎ話のようで景気のいい話でもあります。景気がなかなかよくならないですが、気分を高揚させて、笑いながら、音楽を楽しみながら、美しいものを観ながら、盛り上がっていただきたい」とPR。

ヒギンズ教授の母親役・高橋は「初めてミュージカルに参加させていただきます。歌も踊りもしないのでご安心ください」とひと笑い。「ミュージカルってこんなに楽しかったんだ。この年でミュージカルに出演させていただけたことを心から感謝しております」と喜んでいた。

高橋惠子

高橋惠子

ちなみに稽古中の裏話として、寺脇が二人のイライザについて「発音矯正のため、ビー玉を6個口の中に入れる場面があるが、霧やん(霧矢)は、両方のほっぺにビー玉をためるのでリスっぽくなるけど、まとぶー(真飛)は口の前のほうにためようとするので二人の顔が全然違う」とバラし、さらに霧矢について「前回の名言は(宝塚退団直後の女役だったので)『女のポーズ、わからん!』、今回は『女って大変やなぁ』です」と暴露。これには笑いが止まらないイライザたちだった。

真飛さんがビー玉を口に入れるとこんな顔になるそうです by寺脇康文

真飛さんがビー玉を口に入れるとこんな顔になるそうです by寺脇康文

公演情報
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」

■日時・会場:
【東京公演】2016年7月10日(日)~8月7日(日)東京芸術劇場プレイハウス
【名古屋公演】2016年8月13日(土)~8月14日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
【大阪公演】2016年8月20日(土)~8月22日(月)梅田芸術劇場 メインホール

■脚本・作詞:アラン・ジェイ・ラーナー
■音楽:フレデリック・ロウ
■翻訳・訳詞・演出:G2
■出演:霧矢大夢/真飛 聖(Wキャスト)、寺脇康文、田山涼成、松尾貴史、寿ひずる、水田航生、麻生かほ里、高橋惠子 ほか
■東宝ミュージカル公式サイト:http://www.tohostage.com/myfairlady/​

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