奇跡のハーモニーが実現! 『GALAXY DREAM』 海宝直人・上原理生・小林遼介インタビュー

インタビュー
2016.7.16
小林遼介・上原理生・海宝直人

小林遼介・上原理生・海宝直人


ミュージカル界で活躍する若き貴公子たちが、それぞれの声でコンチェルトを奏でる夢の企画、VOCE CONCERTO『GALAXY DREAM』が、7月18日・19日、赤坂BLITZで華やかに開催される。

「このステージは奇跡…虹のアンサンブルが彩る──銀の夢」という魅惑の副題を持ったステージで、繰り広げられるのは、ミュージカルナンバー、ポップスを駆使したオシャレな夢空間。そんな舞台で、声のアンサンブルを披露する上原理生、海宝直人、小林遼介が、公演への抱負を語ってくれた演劇ぶっく8月号の記事を、別バージョンの写真とともにご紹介する。

小林遼介・上原理生・海宝直人

小林遼介・上原理生・海宝直人

個性的なメンバーが楽器となって奏でる「声の協奏曲」

──今回の公演のコンセプトについて教えてください。

上原 英語で「VOICE CONCERT」ではなくイタリア語で「VOCE CONCERTO」としたところと、「CONCERT=協奏曲」であることがポイントです。この個性的なメンバーがそれぞれ楽器となって、「声の協奏曲」を奏でようというステージです。

──いわゆるミュージカルのガラコンサートとは異なるのですね?

海宝 そうです。ドラマ性も持った1つの作品になります。
小林 それぞれがソロ曲を持ち寄ったコンサートというのは、会場の大小に関わらずたくさんあって、大きく言えばそれは個人の力が試される場ですが、今回のステージにはストーリーがあるので、我々がいつもミュージカル作品で役を深めていくように、団結して到達点を目指せるものになると感じています。
上原 歌を武器にやってきた人間としては、「歌」のステージに呼んで頂けたことが嬉しいですし、自分はクラシック系ですが、そうではない歌を武器にしている方達ともハーモニーが奏でられるのは、純粋に楽しみですね。
海宝 1部はポップス、2部はミュージカルを中心に構成されるということで、僕はミュージカルを中心にやってきましたが、また違う面を観て頂ける機会にもなりますし、全く個性の異なる4人で奏でるコンチェルトから、どういう音色が生まれるのかを皆様に楽しんで頂けると思います。

小林遼介・上原理生・海宝直人

小林遼介・上原理生・海宝直人

見て、聞いて、楽しめるステージに!

──そんな新しいステージを共に作るお互いの魅力をどう感じていますか?

小林 理生君は作品に向かう姿勢がすごくストイックな人で、ウォーミングアップからクールダウンまで決して手を抜かない、その姿を見ていると自分も頑張らなくては! と、いつも思わせてくれる存在です。海宝君は最近ますます活動の幅を広げていて、観ていても刺激になりますし、とても柔軟性があって、様々な色が出せる人です。一緒に仕事をしていても、ちょっとつかみどころのない面があって(笑)、そのミステリアスさも魅力です。
上原 小林さんとは『ミス・サイゴン』でご一緒させて頂いてから親交が続いていて、『ALTAR BOYZ』ではすごくロックな歌をハスキーボイスで歌われていたのが、本当にカッコよかった。僕には出せない色なので、今回一緒に歌わせて頂いて、どんなハーモニーが生まれるのか、未知数なだけにすごく楽しみです。海宝君は『レ・ミゼラブル』で一緒になって、まず大変な二枚目だし、更に甘い声の中に芯の強さがあって、マリウスの、たまたまコゼットと恋に落ちはしたけれど、元々は革命を志している青年だというバックボーンに、歌 1つで説得力を与えていたことに感心しました。キャスティングの組み合わせの関係で、マリウスとアンジョルラスとして同じ舞台に立てた回数がとても少なかったのを残念に思っていたので、今回の共演が嬉しいです。
海宝 遼介さんはミュージカルをやっている人になかなかない声質で、ポップスも自在に歌いこなす繊細な表現力を持った声が本当に素敵だなと思います。現場ではムードメーカーで、盛り上げてくださるので、ありがたい存在です。理生さんは、マイクいらないんじゃないかと思うほど(笑)。パワフルな方ですから、同じ舞台上に立つ立場としては負けないようにやらなければと思うと同時に、お2人の歌が聞けるということもすごく楽しみにしています。
小林 東山(義久)さんはダンサーでもあるので、僕たち3人で歌う場面で踊ってもらうというのも、面白そうですよね。
海宝 色々な可能性や、組み合わせが広がりそうですね。
上原 2.5次元の世界で大活躍されている児玉明子さんが構成・演出を担ってくださるので、視覚的にも面白い、見て、聞いて、存分に楽しめるステージになると思います。僕たちも心から楽しみにしているので、皆さんも是非楽しみに赤坂BLITZにいらしてください!

小林遼介・上原理生・海宝直人

小林遼介・上原理生・海宝直人

うえはらりお○埼玉県出身。東京藝術大学声楽科卒業。11年『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役を射止めミュージカルデビュー。以降、『ロミオとジュリエット』ティボルト役、『ミス・サイゴン』ジョン役、『1789-バスティーユの恋人たち-』ダントン役ほか、話題作に多数出演。毎年クラシックのリサイタルを開催するなど、声楽家としての顔も持ち、その存在感、歌唱力、表現力を高く評価されている。今後は8月日生劇場『三銃士』、10月より『ミス・サイゴン』への出演が控えている。
 
かいほうなおと○千葉県出身。劇団四季オーディションに合格し『美女と野獣』のチップ役でデビュー。99年『ライオンキング』で初代ヤングシンパ役を3年に渡って務めた。数々の舞台またロック・ヴォーカリストとしても活躍中。近年の主な舞台に『レ・ミゼラブル』のマリウス役、劇団四季『アラジン』のアラジン役、『ライオンキング』では、ヤングシンバ経験者初となる主人公シンバを務め、話題を呼んだ。7月『ジャージーボーイズ』出演。
 
こばやしりょうすけ○東京都出身。幼少時よりカリフォルニアに暮らし、得意の英語を駆使した高い歌唱力に定評がある。『回転木馬』『ダンス オブ ヴァンパイア』『ミス・サイゴン』『ALTAR BOYZ』CLASSICAL NEO FANTAZY SHOW『THE SHINSENGUMI』など、多くのミュージカル作品で活躍する一方、近年はミュージシャンとしてのアーティスト活動も積極的に展開している。
 

【取材・文/橘涼香 撮影/大倉英揮】


〈公演情報〉


VOCE CONCERTO『GALAXY DREAM』
■構成・演出◇児玉明子
■音楽◇la malinconica
■出演◇東山義久、上原理生、海宝直人、小林遼介
●7/18~19◎赤坂BLITZ
〈料金〉¥7,800(全席指定・税込) 立ち見¥6,000(税込)※要・別途ドリンク代¥500
〈お問い合わせ〉赤坂BLITZインフォメーションダイヤル 03-5793-8878(平日13:00~18:00)
〈 BLITZ HP〉http://www.tbs.co.jp/blitz/schedule_a/schedule201607.html#s20160718
演劇キック - 観劇予報
シェア / 保存先を選択