紫吹淳「びしょびしょでステージ立った」榛名由梨とともに宝塚時代の秘話を披露 『ベルサイユのばら』衣装・パネル展トークショー
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J:COM × タカラヅカ・スカイ・ステージ Present 衣装・パネル展&トークショー
2016年7月14日(木)、『J:COM × タカラヅカ・スカイ・ステージ Present 宝塚歌劇「ベルサイユのばら」衣装・パネル展』スペシャルトークショーが行われた、元宝塚歌劇団トップスターの榛名由梨と紫吹淳が登壇した。
本展およびトークショーは、7月17日(日)にJ:COMが宝塚歌劇の貸切公演を行うことを記念して実施されたもの。展覧会では、『ベルサイユのばら』で用いられた公演衣装や歴代公演の名場面パネルなどが展示されている。
7月14日に行われたスペシャルトークショーには、開始前から大勢のファンが詰めかけ、榛名由梨、紫吹淳が登場すると大歓声があがった。
宝塚歌劇史上最大のヒット作『ベルサイユのばら』の初演(1974年)でオスカル役を演じた、元宝塚歌劇団月組・花組トップスターの榛名は「初めてご覧になった方もオスカルやアンドレといったキャラクターのファンになってしまうような、宝塚らしい、魅力的な作品ですね」と発言。対する元月組トップスターの紫吹は、「やっぱり『ベルサイユのばら』といったらオスカル!オスカルを演じてみたかったです」と述べた。するとすかさず榛名は「演技指導したかったわ!」と返し、会場を沸かせた。
榛名由梨
さらに、今だから話せる宝塚歌劇時代のとっておきの裏話として、榛名は「当時は、かつらが重くて大変でした。演じている間に、自分の熱気でオスカルのカールがとれてしまいストレートになってしまったこともありました」と当時を思い起こして語った。また紫吹は「私の時代も金髪に染めてくれる美容室がなかなかなく、東京での公演のとき、わざわざ宝塚の美容室に戻って染めてもらったことも」、「人と同じことが嫌で、髪の毛をびしょびしょに濡らしてステージに立ったこともあります」と発言し、観客の笑いを誘う場面も。ほかではなかなか聞くことのできない貴重なお話に、会場は大いに盛り上がった。
紫吹淳
『J:COM × タカラヅカ・スカイ・ステージ Present 宝塚歌劇「ベルサイユのばら」衣装・パネル展』は、7月15日(金)まで、東京スカイツリータウン内『J:COM Wonder Studio』にて開催。
開催期間:2016年7月10日(日)から7月15日(金) / 計6日間
公演衣装/歴代公演の名場面パネル/歴代ポスター(複製)/作品解説パネル など
フォトスポット 「背負い羽根」、「シャンシャン」を身に着け、記念撮影可