『第3回 新千歳空港国際アニメーション映画祭2016』が北海道新千歳空港で今年も開催 ヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』爆音上映も決定
世界初の空港内映画祭として2014年に開幕した『新千歳空港国際アニメーション映画祭』が、2016年11月3日から6日まで、北海道新千歳空港で開催することが発表された。 特別プログラムでは「アニメーションの音を聴くvol.1~『風立ちぬ』上映会&トークショー~」と、「AC部+group_inou ミュージック・アニメーション・ライブ」が開催される。
『新千歳空港国際アニメーション映画祭』は、空港内にイベントホール、宿泊施設、温浴施設など、映画祭を開催するための全ての設備が整っていることから、新千歳空港ターミナルビルで全てが完結するという、世界でも類を見ない「空港映画祭」として注目されている。第3回目の開催となる今年も、短編アニメーションコンペティションをはじめ、ゲストを招いての招待作品上映など、多彩なプログラムを予定している。
今回の招待上映作品として、2013年に上映され、あえてこの時代にモノラルでの録音を行い、音響面でもきわめて面白い試みを行った作品、『風立ちぬ』を、スタジオのクオリティに音響調整を行った劇場で上映。音響監督である笠松広司氏とスタジオジブリの古城環氏を招き、音作りへのこだわりを語るトークをあわせて行う。
また、音楽ユニットgroup_inouが話題沸騰中の映像ユニットAC部のVJでライブを行う『AC部+group_inou ミュージック・アニメーション・ライブ』も開催される。
恒例となっている爆音上映では日本でも人気の高いヤン・シュヴァンクマイエルの名作『アリス』のほか、『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』の「爆音応援上映」の開催が決定。コスプレOK、声援OK、アフレコOKの上映スタイル「応援上映」が、爆音上映と合体、応援上映で有名な『キンプリ』は勿論、シュヴァンクマイエルの『アリス』の爆音上映は非常に珍しい試みだ。
海外最新の作品では、2015年のアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門グランプリを獲得した『April and the Extraordinary World』(2015年/ベルギー、カナダ、フランス)と『WindowHorses』(2016年/カナダ)の上映が決定。両作品とも、日本プレミア上映となる。
その他イベント詳細は公式ホームページ
www.airport-anifes.jp/
を参照のこと。
開 催 日 程:2016年11月3日(木・祝)~11月6日(日)
会 場:新千歳空港ターミナルビル(ソラシネマちとせ、センタープラザ他)
選 考:ノミネート作品発表-2016年8月下旬(予定)
本 審 査:会期中
授 賞 式:2016年11月6日(日)
■実行委員会
名誉委員長 古川 タク アニメーション作家(日本アニメーション協会会長)
委 員 長 小出 正志 東京造形大学 教授(日本アニメーション学会会長)
副 委 員 長 国本 学 北海道空港(株) 代表取締役社長
委 員 伊藤 隆介 北海道教育大学 教授
委 員 野村 辰寿 多摩美術大学 教授
委 員 布山 タルト 東京藝術大学大学院 教授
委 員 伊藤 博之 クリプトン・フューチャー・メディア(株) 代表取締役社長
委 員 加藤 雅規 (株)北海道新聞社 常務取締役
フェスティバル・ディレクター 土居 伸彰 (アニメーション研究・評論・キュレーター)
チーフ・ディレクター 小野 朋子(イベントプランナー)
■国際審査員
ジェーン・ピリング(イギリス) アニメーション専門家・歴史家
クリス・サリバン(アメリカ) アニメーション作家
チェン・シー(中国) アニメーション作家
水尻自子(日本) アニメーション作家
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