セクシーでダンサブルなSHOWと男たちの葛藤を描く、舞台『Club SLAZY』新作公演が決定! 加藤良輔×井澤勇貴インタビュー

レポート
舞台
2016.10.11
(左から)Deep役:加藤良輔、End役:井澤勇貴

(左から)Deep役:加藤良輔、End役:井澤勇貴

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実力派の若手俳優が集い、ミュージカルとは一味ちがった“エンターテイメントショー”を繰り広げる、舞台『Club SLAZY』。その人気シリーズの最終章が、2016年12月に上演されることが決定した。女性であれば、思わず目移りしてしまうほどのイケメンがそろうキャスト陣の中から、2013年の初演から出演を重ねている、Deep役の加藤良輔、End役の井澤勇貴に舞台への意気込みをうかがった。じつは、今回の取材で約半年ぶりに顔を合わせたという2人。しかしながら、年上の加藤に年下である井澤が容赦なくツッコミを入れるなど信頼関係の深さは一目瞭然で、笑い声に包まれた和やかなムードで、インタビューはスタートした。

――まず、おふたりが演じられている役柄についておしえてください。

加藤:僕が演じているDeepという役は、その名の通りディープな役柄で、回を重ねるごとに過去が掘り下げられています。劇中の台詞でもあるんですが、浅く見えてじつは深い、という感じですね。SLAZYのLAZYは「怠け者」という意味の英語なんですが、Deepは本当に怠け者で、面倒くさいことには関わらない。やる気がなくてダラダラしているんです。他のみんなとはちょっとちがう雰囲気を持っています。

井澤:ステージにDeepが出てくると、場が緩和される感じがありますよね。ショーでも、Deepの出番になるとお客さんが和むというか。

加藤:Deepはポップなんですよね。ポッパーですね!

井澤:それダンサーじゃん、もう(笑)。僕が演じるEndですが、初演時は、Endではなくて漢字で「遠藤」だったんですよ。冒頭で、そんな遠藤くんのところに“Club SLAZY”への招待状が届くんです。迷いながらも“Club SLAZY”へ足を運んで、いろいろな刺激を受けて、最終的にファイブスターのEndになる、という由来があります。SLAZYには個性の強いキャラクターが多いのですが、Endは「ザ・普通」というか、唯一人間界から来たみたいなキャラクターです。

会うのが久しぶりという2人

会うのが久しぶりという2人

――役柄とご自身のあいだに共通点などはありますか?

井澤:Endは、ボケとツッコミでいうとツッコミで、自分からふざけたりはしないんです。僕も普段よく「ツッコミ気質だね」と言われるので、唯一そこが少しだけ似ているくらいですかね。僕は、「愛は幻」とか思ってないですから(笑)。

加藤:共通点じゃないんですけど、僕はまったくお酒が飲めないんです。Deepはすごくお酒が好きなんですけどね。でも、面倒なことに顔をつっこみたくないっていうところは、ちょっと似ているかもしれない。

井澤:面倒ごとが起きたら、サーっといなくなりそうだよね。

加藤:あ、バレてる。

(左から)End役:井澤勇貴、Deep役:加藤良輔

(左から)End役:井澤勇貴、Deep役:加藤良輔

――『Club SLAZY』は2013年が初演ですが、いままでの歴史やご自身を振り返ってみてどうでしょう。

加藤:成長は常にしていますね、きっと。

井澤:かっこいいな、そのコメント。

加藤:今の絶対使ってください!(笑)

井澤:(笑)。僕は、3年前の初演時に20歳だったんです。その後、ほかの仕事と重なって出られない公演もあったのですが、そうやって別の現場でもいろいろ経験を積んだことでの成長もあると思います。単純に年月も経っていますけど、役に対してのとらえ方や見せ方、あとは仲間に対しての信頼感もふくらんできていますね。初演から回を重ねていくごとに、キャラクター自身が自分のなかに落ちてると思うんですよ。だから、一人の演者としても、キャラクターとしても、必ず成長はしているので、次の公演も楽しみです。

初演を振り返って……。

初演を振り返って……。

――稽古場はどのような雰囲気ですか。

加藤:和気あいあいとしていますね。しばらく時間があいても、集まるとそれまでの関係性や場の雰囲気が自然ともどってくるし。

井澤:キャストが本当に素敵な人ばかりなんですよ。僕はメンバーみんなのことが大好きですし、稽古場もすごく盛り上がります。じつは良輔くんと会うのもめっちゃ久々なんですけど、こうやって半年ぶりに会ってもほんとそのままっていう感じで。

加藤:頼れる人が多いし、年上年下関係なく仲いいよね。

――それでは、12月の新作公演の見どころを教えてください。

加藤:このメンバーがそろってたら間違いないでしょうね。

井澤:この名前の並び、超おもしろいもん! 最高じゃん! B、C、D、Eのメンバー四人がそろうのは、初演以来なんですよ。SLAZYの素晴らしいところは、公演に出られないキャストがいても、ストーリーに活かしてくれることなんです。その役が存在する前提で話が進んでいって、出演はできなくてもナレーションで使ってもらったりだとか。そこは、演出家の三浦 香さんがすごく世界観を大切にしてくれているなって思います。

加藤:僕らが思いついてやったアドリブを三浦さんが拾って、次の回でそれに意味を与えられることも結構多いんです。僕らが「とりあえずやってみようか」って出したものを採用してもらって、それが予期せぬ伏線につながることもありますね。

井澤:Bloom とDeepのしりとりに出てくる「コアラ」のエピソードとかもそう。

公演のチラシを見ながら振り返る二人

公演のチラシを見ながら振り返る二人

――最後に、ファンの皆さんへ向けて、一言メッセージをお願いします。

井澤:初演からのメンバーが集まっているほか、僕自身も久々に帰ってくる『Club SLAZY』なので、Endというキャラクターの芯を目いっぱい固めて、お客様に届けたいと思います。ステージで心底楽しんで演じている姿を、皆さんに感じ取っていただけたら本当に光栄です。

加藤:生の舞台で観るSLAZYは、DVDとはまた違うものなので、ぜひ会場に見にきてもらいたいです。ショーもお芝居も、おふざけも全力でやって、とにかく僕たちの全力をその場で見ていただければと思います。それで伝説になれたら嬉しいです。

井澤:これですごく評判よかったら、映画化とか……ねえ?

加藤:映画化! まあわからないけどね。でも、シリーズがこれだけ続いているのはすごいし、それはやっぱり自分たちにとっても自信になると思います。SLAZYに関わるすべての人たちに感謝をこめて、最後にみんなでひとつになって終われたらいいですね。……映画で(笑)。

井澤:「Club SLAZYザ・ムービー、カミングスーン!」とかね(笑)。

加藤:ひとまず、12月の公演では一緒に楽しみましょう。ステージ上の僕らを隅々まで見ていただければ幸いです。

『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』

『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』


 
取材・文=まにょ 
公演情報
『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~

日程:2016年12月7日(水)~13日(火)
会場:品川プリンスホテル クラブex

脚本:三浦 香/伊勢直弘
演出:三浦 香
楽曲制作:Asu(BMI Inc.)
振付:當間里美
<出演>
太田基裕、米原幸佑、加藤良輔、井澤勇貴、法月康平/藤田 玲/倉貫匡弘(TRASHMASTERS)ほか

好評につき、追加公演と大阪でのライブが決定!
詳細は公式HPにて順次発表:http://www.clie.asia/CSL-Fin/
 
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