桐山漣が映画『曇天に笑う』に出演決定 「狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました」

2016.8.25
ニュース
アニメ/ゲーム
イベント/レジャー

桐山漣演じる金城白子

画像を全て表示(2件)

2017年公開の映画『曇天に笑う』に桐山漣が出演していることがわかった。

『曇天に笑う』は、累計発行部数120万部を突破した唐々煙原作の同名漫画の映画化作品。明治11年を舞台に、脱獄不可能な監獄・獄門処に重犯罪者を護送する、通称“橋渡し”を行う曇三兄弟の活躍を描く時代劇アクションだ。メガホンを『踊る大捜査線』シリーズやアニメ『サイコパス』などで知られる本広克行監督がとり、アニメ版とおなじく高橋悠也氏が脚本を担当する。

これまで、物語の中心となる曇天三兄弟の長男・天火を福士蒼汰が、次男・空丸を中山優馬が、三男・宙太郎を若山耀人が演じることが発表されていた。また、古川雄輝が岩倉具視直属部隊・犲(やまいぬ)のチー ムリーダー・安倍蒼世(あべのそうせい)役でキャスティングされている。
 

桐山漣演じる金城白子

 

今回出演が発表された桐山が演じるのは、風魔忍者の末裔・金城白子。大怪我をおって行き倒れていたところを天火に助けられ、曇天三兄弟と生活をともにするキャラクターだ。やさしく面倒見がよい性格で、天火の親友であり、空丸や宙太郎にとっては、もう一人の兄のような存在。明治新政府を潰し、再び一族を繁栄させようとたくらみながらも、風魔一族から追われた過去をもつ影のある役どころだ。

発表にあたり、桐山からのコメントも発表されている。


桐山漣 コメント

――原作・脚本を読まれた時のご感想は? 

原作から読ませていただいたのですが、すぐに世界に引き込まれました。 登場人物ひとりひとりの生き様が余すことなく描かれていて、素敵な物語に携われることに鳥肌が立ちまたした。 脚本は話としては映画の骨組みとしてはシンプルでとても分かりやすかったです。300年に一度、古くからの言い伝えが現実になりつつある中で何が正義なのか、誰の目線でも観れる作品であるなと思いました。

――クランクアップされたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか?

役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地がよかったです。 クランクアップしたばかりですが、もうすでに曇天の撮影現場が恋しくもあります。 

――手応えはいかがでしょうか? 

まだ完成していないので、何ともコメントはできませんが、 集中してこの役に身を捧げることができ、没頭できました。 白子の心の動きの様がどう観ている人に伝わるか楽しみでなりません。 

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか? 

キャスト陣が男性のみにもかかわらず、男臭くなく笑いの耐えない現場でした。特に三男のキラトが可愛くてだんだんと役を越えて本当の弟のような感覚にもなりました。 

――「金城白子」という役への意気込みは?

演じて、難しかった点は ある時は曇家の母のようであり、ある時は鋭く風魔らしい狂気的な面もあり、いろんな顔を持つ人。謎が多い役であると思いました。本当のところはどうなんだろう、台詞ひとつひとつを紐解いてくのが難しくもあり楽しくもありました。 作品が決まってから誰よりも白子のことを考えて来たので、ご期待いただければと思います。 

――アクションへの気概はいかがでしょうか?

本作をやるにあたり食事制限やトレーニング、アクションに必要なものを準備してきました。白子のどこか狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました。

 

風魔一族の長・風魔小太郎など、今後発表される配役にも注目だ。

映画『曇天に笑う』は2017年、全国公開。
 

作品情報
映画 『曇天に笑う』

原 作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監 督:本広克行
脚 本:高橋悠也
出 演:福士蒼汰、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣 ほか

配 給: 松竹
制作スケジュール: 2016年6月21日クランクイン、8月中旬クランクアップ(予定)
2017年 全国公開
公式サイト:donten-movie.jp
  • イープラス
  • 桐山漣
  • 桐山漣が映画『曇天に笑う』に出演決定 「狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました」