塩田千春の個展『鍵のかかった部屋』、ヴェネチア国際展の展示を再構成
2016.9.3
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『掌の鍵』 『第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展』日本館(2015年) photo by Sunhi Mang
塩田千春の個展『鍵のかかった部屋』が、9月14日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で開催される。
1972年に大阪で生まれ、現在ドイツ・ベルリンに在住している現代美術家・塩田千春。展示空間に糸を張り巡らせるインスタレーションや、ドレス、ベッド、靴、旅行鞄といった日常生活で使用した物を用いた大規模作品を制作している。2015年には『第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展』の日本館代表作家として『掌の鍵』を展示し、各国から来場した鑑賞者、批評家、メディアなどから高い評価を得た。
今回の展覧会では『掌の鍵』を再構成し、新作を発表。『ヴェネチア・ビエンナーレ』で使用した大量の赤い糸や、世界各地から提供された、人が使用した鍵に加え、新たに5つの古い扉を用いて『鍵のかかった部屋』と題した作品を制作・展示する。
また会期中には、KAAT神奈川芸術劇場・芸術監督の白井晃と神奈川芸術文化財団・芸術総監督の一柳慧がプロデュースするダンスと音楽の公演を展示空間内で上演。酒井幸菜、平原慎太郎がそれぞれ振付・出演するパフォーマンスや、mama!milkによるライブ、一柳が選出したミュージシャンによる公演が行なわれる。関連プログラムの
イベント情報
塩田千春
『鍵のかかった部屋』
2016年9月14日(水)~10月10日(月・祝)
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
時間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)
料金:一般900円 学生・65歳以上500円
※高校生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料