クリストとジャンヌ=クロード展、3千本超の傘を使用した作品を回顧
2016.9.4
ニュース
アート
-
ポスト -
シェア - 送る
『アンブレラ 日本とアメリカ合衆国のジョイント・プロジェクト』1990年 2枚組のドローイング ©Christo, 1990 Photo: Wolfgang Volz
展覧会『クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91』が、10月1日から茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。
1960年代初頭から「クリストとジャンヌ=クロード」名義で芸術活動を行なっているクリストと妻のジャンヌ=クロード。1964年にアメリカに移住し、以降ニューヨークを拠点に屋外空間で「一時的なアート作品」を発表している。
同展では、1991年にアメリカ・カリフォルニアの丘陵地帯に黄色の傘1760本を、茨城の水田地帯には黄色の傘1340本を同時に配置した『アンブレラ』を振り返る。クリストによるドローイングやコラージュ作品、写真、実際に使用された直径約8.7メートルの傘といった資材、スケールモデルなどを展示する。
会期中にはクリストを招いた講演会を開催。詳細は水戸芸術館現代美術ギャラリーのオフィシャルサイトで確認しよう。
イベント情報
『クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91』
2016年10月1日(土)~12月4日(日)
会場:茨城県 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
時間:9:30~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(10月10日は開館、翌日休館)
料金:一般800円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料